【ドラマニア】結末は如何に…!? 気になる夏ドラマをまるっと総括「勝手にベスト3」
と瓜二つの出で立ちなのか」ということ。その謎の秘密が、全話に渡って少しずつ明らかになっていくのが、シーズン2の醍醐味だろう。放送開始当初からSNS上では“双子説”が優勢だったが、実際はその双子という設定に、さらなる切ない理由が秘められていて…。
二役をつとめる二宮さんをはじめ、内野聖陽さんや竹内涼真さんら前作から続投するキャスト勢の折々の感情表現に、テレビの前でつい泣かされてしまった方も多いのではないだろうか。最後までに息をつかせない大どんでん返しの数々――総じて、とても満足度の高い一作だったと思う。
第2位
人間の本質に迫った政治サスペンス
「笑うマトリョーシカ」
この夏、金曜10時枠に登場した「笑うマトリョーシカ」は、作家・早見和真さんが執筆した政治サスペンス小説を実写化した作品だ。父の不審死をきっかけに、若き政治家・清家(櫻井翔)と有能な秘書・鈴木(玉山鉄二)の奇妙な関係に疑念を持ち始めた新聞記者・道上(水川あさみ)の視点で物語は進んでいく。ひとりの政治家が栄光の階段を駆け上がっていく裏で、次々と起こる不審死…その真相とは?
まるで大きなマトリョーシカをひとつずつ開いていくように、次々と明らかになる衝撃の事実。