リマスター版が再評価、ニュー・クィア・シネマの旗手グレッグ・アラキの2作品公開
“運命共同体”としてのジョーダン、エイミー、グザヴィエのかつてなく刺激的な逃行避行が始まるのだった。
旅を進めるにつれて、「君たちを愛してるよ」「私が愛するのはあなただけ」「愛してる!」と愛を叫び、性的な境界線が次第に曖昧になっていく三角関係…しかしラスト、「“愛してる”にはいろんな意味があるだろ?」というジョーダンの言葉で締め括られる映像となっている。
また、劇中歌には「ピチカート・ファイヴ」「ナイン・インチ・ネイルズ」「スロウダイヴ」「ジーザス&メリー・チェイン」「コクトー・ツインズ」「エイフェックス・ツイン」「ザ・ヴァーヴ」など、音楽ファンが歓喜するミュージシャンたちが名を連ねている。
また、ヒロインであるエイミーが強い視線で睨みつける写真が印象的なポスタービジュアルも新たに解禁。
シーンのバリエーションの広さを感じさせる場面写真で構成されたビジュアルは、エイミーとジョーダンが寝そべる写真の上に、ジョーダンとグザヴィエが親密に顔を近づける様子もほのめかされている。
『ノーウェア デジタルリマスター版』
クィアでカオスでロマンチック――真実の愛を求めて街を彷徨う若者たちの青春群像行
同じく今回公開された本作の予告編(60秒)