リマスター版が再評価、ニュー・クィア・シネマの旗手グレッグ・アラキの2作品公開
(Indiewire誌)と絶賛された。
『ドゥーム・ジェネレーション』は1995年にサンダンス映画祭にてプレミア上映され、当時の“常識”を超えた性表現に、観客にも衝撃をもたらした。そこから約30年の時を経て2023年にサンダンス映画祭を主催するサンダンス協会が選出するフィルムアーカイブコレクションに『ドゥーム・ジェネレーション』『ノーウェア』が選出され、協会の支援も受けデジタルリマスターされた。
このコレクションには『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)、『リアリティ・バイツ』(1994)、『セックスと嘘とビデオテープ』(1989)など、これまでサンダンスが生んできた名作が並ぶ。
グレッグ・アラキ監督作品は、これまでサンダンス映画祭をはじめ、カンヌ、ベルリン、ヴェネチア、トロントなど、名だたる映画祭で上映され、『カブーン!』(2010)では同年のカンヌ国際映画祭クィア・パルムを受賞するなど高く評価を受けている。
近年では、TVシリーズ「ナウ・アポカリプス ~夢か現実か!? ユリシーズと世界の終わり」にて監督・脚本・製作を努めるほか、Netflixシリーズ「13の理由」などのエピソードを監督。