【映画お仕事図鑑 番外編】秋の洋画宣伝担当者座談会! 社の垣根を越えて4人の宣伝担当が語り合う【後編】
松本『RRR』の「ナートゥ・ナートゥ」と同じですよね。パワーで押し切ってます。
青木インド映画とそれ以外の作品だとやはり宣伝の方向性とかテンションは変わってくるものですか? インド映画のほうがよりコアなファンが多く、お客様の顔が見えやすい部分はありますよね?
松本ありますね。そういう層を意識して宣伝をする部分はありますし、ある種のベタなくどさみたいな部分が他の洋画にはないインド映画の魅力だと思うので、そこは前面に出していく感じですよね。
青木さっきも1,000人の中でダンスという話がありましたけど、以前はハリウッドが担っていたフィジカルなスペクタクルという部分をいまはインド映画が担っているところはありますよね。
松本ハリウッドの良い部分をうまく吸収して、以前よりも洗練されて見やすくなって成長している部分があるかと個人的には思っています。
奥村進化し続けていますよね。『ムトゥ』の時代があって、その後のCGが異様に進化した『ロボット』(2010年)の時代があり、最近では『バーフバリ』、『RRR』で熱いアクションと流行る曲も入っていて…。
松本インド映画の面白さって「週刊少年ジャンプ」