くらし情報『【インタビュー】齊藤工、竹林亮監督への絶対的信頼「商業的作品にはない本質」を生み出すクリエイション』

【インタビュー】齊藤工、竹林亮監督への絶対的信頼「商業的作品にはない本質」を生み出すクリエイション

【インタビュー】齊藤工、竹林亮監督への絶対的信頼「商業的作品にはない本質」を生み出すクリエイション

――ただ、目の前で被写体が生活を送っているわけですから、インタビューパート以外の決め打ちはなかなか難しいですよね。どのような工夫をされたのでしょう。

竹林:おっしゃる通り、撮りたいものって大体撮れないんです。だから計画しても基本的にその通りにはいきません。ただ、みんなでご飯を食べたりしながら「こういう子だよね、こういう癖や面白さがあるよね」という話をしていくうちに、僕たちが撮っている相手の見方が変わってくるんです。

僕らが気になっているポイントや被写体にとってのキーワードが何となく見えてきて、かつそれをスタッフ間で共有できている状態なので、撮影部や録音部が瞬間的に動けたのではないかと思います。あとは、数百時間ぶんくらい撮っているため、様々なアングルを試すことができたということも、大きいかと思います。
【インタビュー】齊藤工、竹林亮監督への絶対的信頼「商業的作品にはない本質」を生み出すクリエイション

――それだけの素材を約2時間に収めるのは相当大変だったかと思います。被写体の方々に意見を聞きながら編集作業を進めていったそうですね。

竹林:「本人が嫌なものは絶対に出さない」が最重要ルールでした。編集作業はトータルで半年くらいかけていて、ある程度見えてきた段階で本人や職員の方に観てもらい、気になるところをヒヤリングして再編集する形で進めていきました。

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