シネマカフェ的海外ドラマvol.178 2010年も胸キュン&ハラハラ!〜ドラマ総集編〜
犯罪捜査ドラマの雄々しいヒーローたちにお腹いっぱいになってしまった人には、ぜひともパトリック・ジェーンをお試しいただきたいところ。来年も引き続き、演じるサイモン・ベイカー共々大プッシュでいきたいと思います。
次に、犯罪捜査ドラマが<胸キュン賞>なら、<ハラハラ賞>は何なんだ?という中、<ハラハラ賞>は人間ドラマの「マッドメン」に!「マッドメン」はシーズン2が今年1月から、シーズン3が10月からリリースされました。とりわけオススメしたいのはシーズン3で、シーズンを重ねて魅力を増す「マッドメン」の中でも最高シーズン。敏腕広告マンのドン・ドレイパーと彼の美しい妻ベティ、さらには広告業界に生きる仲間たちのドラマが佳境を迎え、「えええー!?」な展開でシーズンの幕を閉じました。エミー賞受賞の栄光がピカピカと輝く一方、「エミー賞の常連だなんて、ちょっとお堅いドラマなのでは?」と敬遠される恐れもある「マッドメン」ですが、こんなにもハラハラできるスリル満点愉快痛快ドラマを私は知りません。「24TWENTY FOUR」的なハラハラとは種類が異なるものの、登場人物それぞれの心の動きが本当〜に細かな表情や仕草で示唆されていくものですから、彼らの心の動きについていくのに必死!それがときには感情の爆発となって修羅場を迎えることもあり、どんな犯罪捜査ドラマよりもスリリングなのです。