シネマカフェ的海外ドラマvol.183 GG賞、壇上の素敵モーメントをふり返り!
で天才物理学者のシェルドンを好演しているジム・パーソンズですが、彼の受賞を発表したのは共演者のケイリー・クオコ。ドラマ内ではシェルドンの隣人にして、彼から馬鹿にされてばかりの美人ウェイトレス、ペニーを演じているケイリーが、自ら開けた封筒に書かれている受賞者名に言葉を失う光景はまさに素敵モーメント。壇上に上がってきたジムとの長い抱擁も会場を感動に包みました。
また、素敵モーメントならぬ小粋モーメントの筆頭に挙げられるのは、映画部門の脚本賞発表時。この日は、辛辣ジョークをこよなく愛するコメディ俳優にして司会のリッキー・ジャーヴェイスがありとあらゆるスターをメッタ刺しにしていましたが、そんな彼に対し、最もスマートな切り返しを見せたのが脚本賞プレゼンターのスティーヴ・カレルとティナ・フェイでした。スティーヴは降板を表明している「The Office」で主演男優賞、ティナは「30 ROCK/サーティー・ロック」で主演女優賞にノミネート。毎年、授賞式で笑い所を提供してくれる彼らだけに、いつまでもゴールデン・グローブ賞に関わる存在であってほしいです。ちなみに、「30 ROCK/サーティー・ロック」と言えば、ドラマ内で超ポジティブなテレビ局案内係ケネスを演じているジャック・マクブレイヤーも授賞式に参加していたのですが、時折映し出される彼の笑顔の素敵なこと、素敵なこと…。