千原ジュニア×竹若元博、同期が語り合う若手時代と互いの魅力
そこに突出して出ている奴らがいなかった。
竹若:いなかったねえ。
――とはいえ「いつかは売れたい」という思いはあったんですよね?
ジュニア:それはもちろん、この世界にいるので。みんな思っていましたけど、みんなで夜な夜な集まって、それを語ってグラスを傾けるみたいなことは、一切なかったですね。
竹若:ふっふっふ(笑)。ないですねえ。
――それから時間が経つと、それぞれの道を歩み始めますよね?
ジュニア:(吉本印)天然素材が始まって。バッファロー吾郎がそっちに入ったときに(マイナーの)全員が焦りだすんですよ。
「いやいやお前、マイナー言うてたくせになんでメジャー行くねん!!」って。ほんで、俺らも一応、天然素材のオーディションみたいなのに呼ばれてネタやって、「不合格」って言われて。「なんでや?」って聞いたら「汚すぎる」って言われて。
竹若:へへへ(笑)
ジュニア:せいじが「バッファロー吾郎がいるやんけ!!」って、天然素材からバッファロー吾郎を引きずり降ろそうとした。竹若:はっはっはっは(笑)。自分が受からんかったから。
ジュニア:うん(笑)。
●竹若明かす天然素材時代の葛藤「何やっても…」