山田涼介、"キラキラ感"は瞬時に出し入れ! 「生きる場所は芸能界」確信
広島弁をマスターするためにどのような努力をされましたか?
努力というか、セリフのデモ音源というか、広島弁のセリフを話している音声を聴いて、ひたすら耳で覚えていました。広島弁は馴染みがないので、イントネーションはとくに難しかったので、芳根ちゃんと一緒に頑張りました。
――ちなみに、広島弁のセリフの中で、お気に入りのフレーズはありますか?
フレーズというか、女の子の話す広島弁はかわいいですよね。語尾が「じゃ」になるところが特に(笑)。
――この作品は、タイトルの通り「記憶」が重要なテーマになっています。忘れたいほど辛い記憶を消す記憶屋を追う遼一は、「どんな記憶でも忘れてほしくない」という立場ですが、山田さんご自身はどうお考えですか?
僕も遼一と同じく、忘れてはいけないと考えます。遼一のセリフにもありましたが、「誰かがまた思い出させてくれる」はずです。現実では記憶を消すことはできませんし、楽しい思い出は、別の楽しい思い出で上書きされていくこともあるけど、辛い思い出は楽しい思い出でもかき消すことはできませんし。
それなら、辛い記憶を、きちんと見つめて生きていったほうが、強くなれるんじゃないか。