俳優の長谷川京子が、16日深夜放送のフジテレビ系雑談バラエティー番組『トーキョーツキイチMTG』(深1:55)に出演する。同番組は、毎日を頑張る女性たちの「ちょっと誰かに話したい不安や疑問、悩み」を、毎月の“語り案件”として、ありのままに語りつくす“超リアル・女子の雑談バラエティー番組”。女性ならではの“案件”を同士で語り合うことで、女ともだちと会しているかのような“安心感”を生み出せる番組を作りたい、という思いのもと、この番組が誕生した。普段テレビで正面から扱わないようなテーマにもしっかりと向き合う。番組のMCは、二児の母でありながら女優としても一人の女性としても美しく輝き続ける長谷川。自身も等身大の女性として、率直な思いや悩みを包み隠さずに語る。さらにゲストとしてタレントのファーストサマーウイカ、元CAでお笑い芸人のCRAZY COCOも参加し、トークを盛り上げる。今回のテーマは「話題の膣トレ…やってる?」。膣トレ(膣圧トレーニング)とは、膣や子宮の筋肉を鍛えるトレーニングで、産後のゆるみや尿漏れ改善の他、便秘解消や美容・ダイエット効果も期待できるとされている。また、膣トレグッズが一般医療機器として認められるなど注目を集めている。長谷川は「(膣トレを)いろいろやってみたことがあるんです」と明かし、試してみた内容を紹介。ウイカは「ずっと気になっていました」と膣トレに興味津々の様子。CRAZY COCOも交えて尿漏れなど、女性特有の現象について赤裸々に語り始める。長谷川は「こんな部位のことを、こんなにテレビで言ったことない」と手で口を押えながら笑みをこぼす。番組では“膣ねぇ”の愛称で知られる膣プランナーの山口明美氏の指導で、椅子に座ったまま実践できる膣トレのエクササイズを紹介。また、ウイカはソファの形をした骨盤底筋を刺激するマシン「エムペルヴィ」を試してみることに。腰を掛けてみるとウイカは「ドリルみたいなものが表面に現れてくる感じ」と告げ、電磁波のレベルを上げると「痛い!」「お尻がつりそう!」と悲鳴をあげるが、果たしてその効果は一体。CRAZY COCOは「膣トレって名前は聞いていたのですが“夜の方”だと感じていたんですよ。だけど今日聞いたら美容にもいいし、血流などをよくすることで健康に導かれることがめっちゃ意外」と驚きを隠せない様子。長谷川は「楽しかったですね。こんなにみんなでワイワイ(笑)」と声を弾ませた。さらに、ウイカとCRAZY COCOは、膣トレの基本となる“呼吸&締める”感覚を習得するための膣トレエクササイズを実践。番組公式YouTubeチャンネル『トーキョーツキイチMTGサイドスクリーン』では、膣トレと膣ケアについてさらに詳しい解説を実施し、CRAZY COCOは「保健体育の授業に入れてほしい」と感心した。膣の中に入れて鍛えるためのインナーボールなど膣トレグッズも紹介する。
2024年03月15日日本テレビ開局70年スペシャルドラマ「テレビ報道記者 ~ニュースをつないだ女たち~」より主演を務める芳根京子と江口のりこよりコメントが到着した。本作は、日本テレビの報道記者ら80人を徹底取材、“あのニュースの裏側”で奮闘した記者たちを描くヒューマンドラマ。日本テレビの報道局を舞台に、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、女子大学生殺人放火事件と時効撤廃、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、時代を象徴するような大ニュースと、それらのニュースを伝えてきたテレビ報道記者たちの各世代ならではの悩み、迷い、葛藤を描くことで、あらためて昭和・平成・令和をふり返る。慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の記者、和泉令役を演じる芳根さんは「見ていてハッとする瞬間があったり、物事の点がどんどん集まっていく感じが面白いと思いました」と本作の見どころについてコメント。「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者、真野二葉役を演じる江口さんは「実際に報道局で働く記者のみなさんに取材させていただき、事件のことも教えていただき、みなさんの協力があって出来たドラマだと思います」と取材した記者たちに感謝を述べた。また新たに公開された場面写真では、4人の記者たちが様々な局面で苦労しながらも報道に邁進する様子が切り取られている。■芳根京子 コメント先にドラマを見させていただきましたが、冒頭のシーンから世界観にとても引き込まれました。昭和、平成、令和の各時代が描かれますが、シーンがリンクしていたり、見ていてハッとする瞬間があったり、物事の点がどんどん集まっていく感じが面白いと思いました。私が演じた和泉は、悩むシーンの撮影も多かったのですが、ドラマを見て先輩たちもみんな同じように悩んでいたんだというのがわかってホッとしました。各世代で共感できるドラマになっていると思います。■江口のりこ コメント和泉、真野、平尾、曽根、それぞれの時代の4人のテレビ報道記者の生きざまや悩みが描かれていますが、私は他の3人のシーンがとても楽しみです。今回、実際に報道局で働く記者のみなさんに取材させていただき、事件のことも教えていただき、みなさんの協力があって出来たドラマだと思います。リアルを超えることはなくても、リアルなテレビ報道の現場を描くことを追求した作品なので、是非、楽しんでいただきたいです。開局70年SPドラマ「テレビ報道記者~ニュースをつないだ女たち~」は3月5日(火)20時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年03月05日俳優の芳根京子と江口のりこがW主演を務める、日本テレビ開局70年スペシャルドラマ『テレビ報道記者 ~ニュースをつないだ女たち』(後8:00~後10:54)がきょう5日に放送される。それに先がけて、芳根と江口のコメントが到着した。今作は、同局の報道記者ら80人に徹底取材を行い、実話をもとにテレビ史に残るニュースの裏側をドラマ化。報道局を舞台に、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、女子大学生殺人放火事件と時効撤廃、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、時代を象徴するような大ニュースと、それらのニュースを伝えてきたテレビ報道記者たちの各世代ならではの悩み、迷い、葛藤を描く。昭和・平成・令和を振り返るヒューマンドラマとなっている。芳根は、コロナ禍直前の2019年に同局入社、慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の記者・和泉令を演じる。江口は、2003年に同局入社、都内の殺人事件などを取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者・真野二葉を演じる。ひと足さきにドラマを見た芳根は「冒頭のシーンから世界観にとても引き込まれました。昭和、平成、令和の各時代が描かれますが、シーンがリンクしていたり、見ていてハッとする瞬間があったり、物事の点がどんどん集まっていく感じが面白いと思いました」とコメント。「私が演じた和泉は、悩むシーンの撮影も多かったのですが、ドラマを見て先輩たちもみんな同じように悩んでいたんだというのがわかってホッとしました。各世代で共感できるドラマになっていると思います」と伝えた。江口は「和泉、真野、平尾(成美/木村佳乃)、曽根(昭子/仲間由紀恵)、それぞれの時代の4人のテレビ報道記者の生きざまや悩みが描かれていますが、私はほかの3人のシーンがとても楽しみです」と語り、「実際に報道局で働く記者のみなさんに取材させていただき、事件のことも教えていただき、みなさんの協力があってできたドラマだと思います。リアルを超えることはなくても、リアルなテレビ報道の現場を描くことを追求した作品なので、ぜひ、楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。
2024年03月05日赤楚衛二主演、錦戸亮共演「Re:リベンジ-欲望の果てに-」に芳根京子が出演することが分かった。本作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、様々な事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。この度出演が決定した芳根さんが演じるのは、赤楚さん演じる主人公の天堂海斗の恋人であり、巨大病院「天堂記念病院」の看護師・朝比奈陽月役。芳根さんがフジテレビの連続ドラマに出演するのは、2019年7月に放送された「TWO WEEKS」(カンテレ・フジテレビ系)以来、約5年ぶり。そして、赤楚さんとは2015年7月に放送された「表参道高校合唱部!」(TBS系)以来、実に9年ぶりの再共演。なお、錦戸さんとはドラマ初共演となる。陽月は、恋人・天堂海斗との交際期間が2年たち、そろそろ将来を見据えたいと思っていた。海斗に「私との将来を真剣に考えてくれてるなら、海斗のお父さんにも会わせてほしい」と思いを伝えるが…。そんな矢先、海斗の父親はある事件に巻き込まれる。また、両親亡き後、心臓病を患う妹の面倒を1人で見ていた陽月は、妹の病気の進行も気がかりで、落ち着かない日々を過ごす。そんな時、新しく赴任してきた心臓血管外科の医師・大友郁弥(錦戸亮)が数々の実績を残してきた優秀な医師と聞き、妹のことで郁弥を時折、頼るようになり…。「妹を守りたい」という強い心を持つ陽月は、様々な逆境に襲われることになるが、彼女なりの闘い方で巨大病院と立ち向かう。そして、巨大病院の権力闘争に巻き込まれていく海斗と、ある目的があって病院にやってきた郁弥。この2人の男性と登場人物たちの入り乱れた「欲望」に、陽月の心も物語が進むごとに大きく揺さぶられていくことになる。本作で初めて看護師役を務める芳根さんは、「2013年4月期の木曜劇場がデビュー作でした。ちょうど11年たって、今度はヒロインという立場でこの枠に戻って来られたことをうれしく思うと同時に、初心を忘れずにいなきゃ、と思わせてもらえる日々です」と心境を明かす。また、「陽月は海斗との関係、大友先生との出会い、妹の病気、とさまざまな試練、そして運命が待ち構えています。今、自分にとって1番大切なものはなんだろう、と自分と向き合うきっかけにもなっています。陽月にとって宝物である妹に思いをはせながら、誰よりも陽月を愛し、受け止め、陽月からあふれる感情を丁寧にすくい上げていきたいと思います」と役への思いも語った。そして、赤楚さんとの再共演について芳根さんは、「赤楚さんとは9年前にご一緒していたのに、当時の私は初めての連ドラの主演で毎日溺れそうになるほど必死だったので(笑)、あまりお話したことがありませんでした。なので9年たって“あの頃こうでしたね”なんてお話ができて、うれしく思います」と喜びをあらわにした。また、ドラマ初共演となる錦戸さんについては、「錦戸さんとはバラエティーでお会いして以来なので、今お芝居でご一緒させて頂けるのが、とてもうれしいです。お二人(赤楚さんと錦戸さん)とは、それぞれ同じシーンが多いので、それぞれとの空気の違いを感じて頂けるよう頑張ります」と錦戸さんとの共演に胸を膨らませながらも、意気込みを語った。芳根京子 コメントQ.本作の出演オファーを受けた時の感想は?「2013年4月期の木曜劇場がデビュー作でした。ちょうど11年たって、今度はヒロインという立場でこの枠に戻って来られたことをうれしく思うと同時に、初心を忘れずにいなきゃ、と思わせてもらえる日々です。フジテレビの作品は5年ぶりということで、気を引き締めて精いっぱい努めさせて頂きます」Q.台本を読まれて…感想・印象はいかがですか?「(台本を)読めば読むほど“そうか、そうなるか、そうきたか…”となっています。日々覚悟を決めながら現場に向かっています。陽月は海斗との関係、大友先生との出会い、妹の病気、とさまざまな試練、そして運命が待ち構えています。今、自分にとって1番大切なものはなんだろう、と自分と向き合うきっかけにもなっています」Q.ご自身の役(朝比奈陽月)について「陽月という名前は、陽の光のような明るさと、月のような影をあわせもつ女性です。そして海斗と郁弥という太陽と月のような2人の男性に挟まれる、という意味があると聞き“ハッ”としました。陽月にとって宝物である妹に思いをはせながら、誰よりも陽月を愛し、受け止め、陽月からあふれる感情を丁寧にすくい上げていきたいと思います」Q.赤楚さんや錦戸さんとの共演について「赤楚さんとは9年前にご一緒していたのに、当時の私は初めての連ドラの主演で毎日溺れそうになるほど必死だったので(笑)、あまりお話したことがありませんでした。なので9年たって“あの頃こうでしたね”なんてお話ができて、うれしく思います。錦戸さんとはバラエティーでお会いして以来なので、今お芝居でご一緒させて頂けるのが、とてもうれしいです。お二人(赤楚と錦戸)とは、それぞれ同じシーンが多いので、それぞれとの空気の違いを感じて頂けるよう頑張ります」Q.放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージ「人間誰でも大なり小なりの“欲望”を持っていると思います。それぞれの登場人物がどんな選択をするのか、どんな人生になるのか。展開も早いので、是非1話から見て頂けたら、うれしいです!」木曜劇場「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は4月11日より毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送(※初回15分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月04日俳優の赤楚衛二が主演する、4月11日スタートのフジテレビ系木曜劇場『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(毎週木曜後10:00~10:54※初回15分拡大)に、主人公・天堂海斗(赤楚)の恋人であり、巨大病院「天堂記念病院」の看護師役で芳根京子が出演することが4日、決定した。芳根が同局の連続ドラマに出演するのは、2019年7月に放送された『TWO WEEKS』(カンテレ・フジテレビ系)以来、約5年ぶり。赤楚とは9年ぶりの再共演を果たす。なお、錦戸亮とはドラマ初共演となる。本作は、巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンス。主人公・天堂海斗(赤楚)は、父親の事件をきっかけに巨大病院に牙をむく。芳根が演じるのは、日本屈指の巨大病院「天堂記念病院」の小児科で働く看護師・朝比奈陽月(あさひな・ひづき)。陽月は、恋人・天堂海斗との交際期間が2年たち、そろそろ将来を見据えたいと思っていた。海斗に「私との将来を真剣に考えてくれてるなら、海斗のお父さんにも会わせてほしい」と思いを伝えるが。そんな矢先、海斗の父親はある事件に巻き込まれる。また、両親亡き後、心臓病を患う妹の面倒を1人で見ていた陽月は、妹の病気の進行も気がかりで、落ち着かない日々を過ごす。そんな時、新しく赴任してきた心臓血管外科の医師・大友郁弥(錦戸)が数々の実績を残してきた優秀な医師と聞き、妹のことで郁弥を時折、頼るようになる。「妹を守りたい」という強い心を持つ陽月は、さまざまな逆境に襲われることになるが、彼女なりの闘い方で巨大病院と立ち向かう。そして、巨大病院の権力闘争に巻き込まれていく海斗と、ある目的があって病院にやってきた郁弥。この2人の男性と登場人物たちの入り乱れた「欲望」に、陽月の心も物語が進むごとに大きく揺さぶられていくことになる。芳根は2013年に放送されたフジテレビ系ドラマ、木曜劇場『ラスト▼シンデレラ』(▼=ハート)で俳優デビュー。第一線で活躍する芳根が、11年の時を経て同枠にヒロインとして帰ってくる。また、本作で初めて看護師役を務める。今回の出演について芳根は「2013年4月期の木曜劇場がデビュー作でした。ちょうど11年たって、今度はヒロインという立場でこの枠に戻って来られたことをうれしく思うと同時に、初心を忘れずにいなきゃ、と思わせてもらえる日々です」と心境を明かす。また、「陽月は海斗との関係、大友先生との出会い、妹の病気、とさまざまな試練、そして運命が待ち構えています。今、自分にとって1番大切なものはなんだろう、と自分と向き合うきっかけにもなっています。陽月にとって宝物である妹に思いをはせながら、誰よりも陽月を愛し、受け止め、陽月からあふれる感情を丁寧にすくい上げていきたいと思います」と役への思いも語った。■芳根京子コメント――本作の出演オファーを受けた時の感想は?「2013年4月期の木曜劇場がデビュー作でした。ちょうど11年たって、今度はヒロインという立場でこの枠に戻って来られたことをうれしく思うと同時に、初心を忘れずにいなきゃ、と思わせてもらえる日々です。フジテレビの作品は5年ぶりということで、気を引き締めて精いっぱい努めさせて頂きます」――台本を読んだ感想・印象は?「(台本を)読めば読むほど“そうか、そうなるか、そうきたか…”となっています。日々覚悟を決めながら現場に向かっています。陽月は海斗との関係、大友先生との出会い、妹の病気、とさまざまな試練、そして運命が待ち構えています。今、自分にとって1番大切なものはなんだろう、と自分と向き合うきっかけにもなっています」――自身の役(朝比奈陽月)について。「陽月という名前は、陽の光のような明るさと、月のような影をあわせもつ女性です。そして海斗と郁弥という太陽と月のような2人の男性に挟まれる、という意味があると聞き“ハッ”としました。陽月にとって宝物である妹に思いをはせながら、誰よりも陽月を愛し、受け止め、陽月からあふれる感情を丁寧にすくい上げていきたいと思います」――赤楚、錦戸との共演について。「赤楚さんとは9年前にご一緒していたのに、当時の私は初めての連ドラの主演で毎日溺れそうになるほど必死だったので(笑)、あまりお話したことがありませんでした。なので9年たって“あの頃こうでしたね”なんてお話ができて、うれしく思います。錦戸さんとはバラエティーでお会いして以来なので、今お芝居でご一緒させて頂けるのが、とてもうれしいです。お二人(赤楚と錦戸)とは、それぞれ同じシーンが多いので、それぞれとの空気の違いを感じて頂けるよう頑張ります」――視聴者へメッセージ。「人間誰でも大なり小なりの“欲望”を持っていると思います。それぞれの登場人物がどんな選択をするのか、どんな人生になるのか。展開も早いので、是非1話から見て頂けたら、うれしいです!」
2024年03月04日「普段インタビューをしていただくときは対面形式が多いので、横並びに座るのがなんだか新鮮。あと、仮面をつけたライターさんからお話をうかがうのも初めてなので、すごく楽しみです(笑)」と、芳根京子は満面の笑みで語ると、ちょこんと着席する。「わぁ、こういうセットになっているんですね!」と左右を振り返りつつ、大きな瞳をきょろきょろとさせながら現場を眺める自然体な姿が、場の空気が和ませる。そんなほっこりとした空気のなか、この日も顔出しNG覆面姿の敏腕ライターがゲストの出演番組やプライベートについて直撃する『ライターズ!(日本テレビ系/毎週日曜深1:25)』(第21回)がスタートした。■先輩俳優に囲まれ「みんなで作り上げるのがお芝居の醍醐味」実感芳根京子は【日本テレビ開局70年スペシャルドラマ『テレビ報道記者 ~ニュースをつないだ女たち~』】(3月5日(火)後8:00〜)に出演する。同番組は、日本テレビの報道記者ら80人に徹底取材を行い、実話をもとにテレビ史に残るニュースの裏側をドラマ化。日本テレビの報道局を舞台に、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、女子大学生殺人放火事件と時効撤廃、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、時代を象徴するような大ニュースと、それらのニュースを裏側で伝えてきたテレビ報道記者たちの各世代ならではの悩み、迷い、葛藤を描くことで、あらためて昭和・平成・令和を振り返るヒューマンドラマだ。「ドラマのようなドキュメンタリーのような、とても不思議な作品」というのが、出演オファーが届いた際、芳根が抱いた第一印象だった。「実際に起きた事件や関係者の証言がベースになっているので、すごく新鮮でした。あと純粋に、日本テレビ開局70周年の記念ドラマに主演で参加させていただけることが嬉しかったですし、キャストの方も大先輩ばかりで、とても豪華だったので光栄なことだなと思いました」芳根が演じた和泉令は、コロナ禍直前の2019年に日本テレビに入社、慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の新人記者。キャラクターはどう作り込んでいったのだろうか。「和泉のモデルになった方が報道部の中に3人いらっしゃったので、台本を読んだあとにお話をさせていただいたのですが、そのときに点と点が繋がった感じといいますか、妙に得心しました。台本の中での令はわりと物事をずばずば言う印象で、どうお芝居するか悩んでいたのですが、実際にお会いした皆さんはまさに和泉を体現されていて『あー、そういうことか!』と。それ以降は役作りがしやすくなりました」芳根も前述した通り、華やかなキャスティングも本作の魅力のひとつ。これについて水を向けると「そうなんです!もうみなさん本当に素晴らしくて」と、目をぎゅっとつむりながら言葉に力を込める。「(木村)佳乃さんも仲間(由紀恵)さんも以前、お母さん役でご一緒させてもらったことがあって、お二人と共演できるのがすごく嬉しくて。今回のドラマのポスターを見たときに、お二人と一緒に写っている自分を見て、あまりの嬉しさに震えました。ケータイの待ち受け画面にしたいくらい(笑)。残念ながら、仲間さんとは一緒のシーンはありませんでしたが、ポスターで一緒に写っていますし、何より共演できただけでも大満足です。今回は江口(のりこ)さんと佳乃さんとのシーンが多かったのですが、お二人とも色んな人とたくさんコミュニケーションをとって、一個ずつ積み重ねるように撮影をされていて。そんな様子を見ていたら、みんなで作り上げるのがお芝居の醍醐味であるということを改めて感じました」芳根はさらに「あと、そうそう!」と、楽しそうに言うと、現場でのエピソードを語ってくれた。「江口(のりこ)さんとのシーンで、私は勢いよく食事をしながらたくさん喋る場面があったのですが、そこが難しくて悩んでいたんです。そうしたら江口さんが『大丈夫よ。こっちがちゃんと受けるから、全然気にせずにやって』とおっしゃってくださって。おかげで、食べることも喋ることも遠慮せずにやることができました。あの言葉は本当にすごく心強かったです」■好きな弁当は“1品もの” 『次に何を食べようかな』熟考で驚きエピソードも現在27歳。先輩との仕事がいかに楽しいかはわかった。ただ最近は年下の俳優と接する機会も増えてきているそうだが、普段、後輩にはどう接しているのだろうか。「私が先輩からしてもらって嬉しかったことは極力するようにはしていますし、少なからず『自分が引っ張らなくちゃ』という気持ちは芽生えます。あと現場の経験で得るものはあるので、そこに関してはフォローできる部分はなるべくフォローしてあげたいと思います。ただその反面、何でもかんでもやってあげるのもまた違うとも思うので悩ましいときもありますが…。ただ、そうやって年下の方のことを考えたり、話しあうことで自分も俳優として刺激になっているように感じます」本作に触れたことで、ニュースに対する見方も変わったという。「私にとってテレビのニュースや報道番組は、昔から目にしている身近なものでしたし、いまもそうです。大まかな流れとしては、正確な情報をキャッチしてテレビで放映するというシンプルなものですが、その裏側には多くの人の思いや葛藤がぶつかりあい精査、編集されるなど、いくつものフィルターを通し初めて正しい情報として世に伝わる。同じニュース・トピックスでも、角度や視点が変わることで全く別の様相を呈す。そんな大事な作業を毎日続けているという当り前の事実に驚かされました。本作に関わったことで、ニュースや報道番組に対する見方が変わり、それまで単に『いつ、どこで、何がおきた』という事実を知ってさまざまな感情が生まれるだけでしたが、最近はこの映像を切り取ったカメラマンさんはどんな気持ちで撮ったのか、記者さんはどんな思いで取材したのだろうと、ニュースに対する見方に奥行きが生まれたように感じます」今作を通じて視聴者に伝えたいことは、リアリティのある物語と女性の立場のうつろい。「今回は報道でしたが、一つの職業の裏側を知れることもドラマや映画の魅力だと思います。実話をもとにした作品ですので、ストーリーにすごくリアリティがありますし、昭和・平成・令和に起きた大きなニュースを振り返えるヒューマンドラマなので、当時のことを思いつつ、没入感に浸ることができると思います。その中で、働く女性の強さや美しさはもちろん、時代ごとによる女性の立場の変遷などを感じていただけたら嬉しいです」ちなみに芳根は、現場のお弁当やケータリング(食事を配膳、提供するサービス)が大好きな俳優として知られている。好きな”現場メシ”について訊くと「え〜っ(笑)!たくさんありすぎます!」と言い、熟考したあげく決めきれず、なぜか話題は彼女の好きなお弁当の種類の話に。身振り手振りを駆使し、大きな瞳をきょろきょろとさせながら熱弁する。「ほぼ全てのお弁当やケータリングが大好きですが、強いて言えば、おかずの種類が豊富な幕の内弁当よりもカレーや牛丼など一品物が好きなんです。というのも撮影の合間は時間が限られているのでおかずを選びながら食べると時間がかかってしまい、『次に何を食べようかな』って考えながら食べていると、気づいたら休憩時間が終わっているんです。以前、大阪から帰京する際、おかずの多い彩り豊かな駅弁を買って車内で食べていたのですが、まだほぼ残っているのに、気づいたらもう新横浜で(笑)!あれには我ながらびっくりしました」(取材・文/キャプテン・オオサワ)※取材の模様は、3日放送の『ライターズ!』(日本テレビ 日曜深夜1:25)でもご覧いただけます。
2024年03月03日俳優の芳根京子と江口のりこがW主演を務める、日本テレビ開局70年スペシャルドラマ『テレビ報道記者 ~ニュースをつないだ女たち』(5日後8:00~後10:54)に先がけて、エピソード0・ドラマ見所徹底解説が3日に放送される(※関東ローカル後3:00)。今作は、同局の報道記者ら80人に徹底取材を行い、実話をもとにテレビ史に残るニュースの裏側をドラマ化。報道局を舞台に、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、女子大学生殺人放火事件と時効撤廃、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、時代を象徴するような大ニュースと、それらのニュースを伝えてきたテレビ報道記者たちの各世代ならではの悩み、迷い、葛藤を描く。昭和・平成・令和を振り返るヒューマンドラマとなっている。芳根は、コロナ禍直前の2019年に同局入社、慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の記者・和泉令を演じる。江口は、2003年に同局入社、都内の殺人事件などを取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者・真野二葉を演じる。江口が、自身の役のモデルのひとりになった森田陽子記者と対談する特別動画が日テレドラマ公式YouTubeにて公開。森田記者は、1996年に起きた未解決事件「上智大生殺人放火事件」の被害者遺族に出会い、殺人事件の時効廃止に取り組む姿を長年取材。今回、事件の被害者である小林順子さんの父親・賢二さんと協議し「未解決事件を風化させたくない」という思いから承諾をもらい、ドラマ内でも小林順子さんの写真や映像、実名を使用し撮影した。江口が、森田記者の「未解決事件の時効廃止」取材への想いやテレビ報道の裏側をインタビューしている。さらに、女性初の警視庁キャップ(警視庁記者クラブのリーダー)・平尾成美を演じた木村佳乃のSPインタビューも公開中。報道記者を演じる木村の役作りのこだわりや、報道局監修として撮影にも立ち会った、木村演じる平尾のモデルの一人、下川美奈現社会部長との撮影現場の様子も公開されている。
2024年03月03日『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(公開中)の公開記念舞台挨拶が2日に都内で行われ、石丸幹二、芳根京子、かが屋(加賀翔・賀屋壮也)、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫、今井一暁監督が登場した。同作は『映画ドラえもん』シリーズの第43作目で、藤子・F・不二雄生誕90周年となる記念すべき年の公開となる。“音楽”という身近なものをテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんたちが壮大な物語を繰り広げる。ドラえもんとのび太たちが素敵な仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ、新たなハーモニーを生む大冒険となる。○■『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』舞台挨拶にゲスト声優たち登場同作にゲスト声優として参加した石丸。「僕も実は学生の頃から音楽の勉強をずっとしてきた人間なんですけども、改めて音楽って人の心をつなぐんだなと実感しまして」としみじみ。「『題名のない音楽会』という番組で司会者をしているんですが、来週の土曜日に『地球交響楽』の特集をします。芳根京子ちゃんもフルートを吹きました」と紹介した。芳根は「まさか自分が出させていただけることになる日が来るなんて、本当に夢のようで。スケジュールに入ってるのを見た時にびっくりしちゃって。『どういうこと?』と思ったんですけども、あの本当に収録に参加させていただきまして、本当に幸せでした」と喜ぶ。「素晴らしい美しい音色を聴かせていらっしゃいます」と太鼓判を押した。また「これから究めたいものは?」という質問には、石丸が「芳根京子さんのフルートの音が素晴らしくて、僕も吹いてみたいなと思いました。京子さんの音に触発されましたので、夢ですけど、フルートを吹く!」と回答。ドラえもんは「石丸さん、サックスも吹けてお歌も歌えて、次フルートに挑戦!?」と驚く。芳根は「小学校の頃から吹奏楽をやっていました。ペットボトルを当ててふ〜っとやると音が出るのと、同じ原理なんですよ。瓶でもペットボトルでも筒状のものを口にあてて吹く練習をしてました。あれが出れば音は出ます!」とアドバイスをしていた。
2024年03月02日『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(公開中)の公開記念舞台挨拶が2日に都内で行われ、石丸幹二、芳根京子、かが屋(加賀翔・賀屋壮也)、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫、今井一暁監督が登場した。同作は『映画ドラえもん』シリーズの第43作目で、藤子・F・不二雄生誕90周年となる記念すべき年の公開となる。“音楽”という身近なものをテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんたちが壮大な物語を繰り広げる。ドラえもんとのび太たちが素敵な仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ、新たなハーモニーを生む大冒険となる。○■『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』ゲスト声優参加のかが屋が登壇今作にゲスト声優として参加したかが屋。加賀は「映画のアフレコはもちろんなんですけど、こういう試写会とかに出させてもらうのも初めて。すごい緊張してたんですけれども、レギュラーメンバーたち、特にやっぱりスネ夫とジャイアンがめっちゃ強くて経験豊富なので、もうすごいなと思うし、頼もしいですね」と感謝する。賀屋は「試写会を経てジャイアンとデュオを結成することが決まったので、よろしくお願いします」というが、スネ夫は「やめた方がいいよ」と指摘。ドラえもんも「おめでたい日なんですから、デュオのことはまた後日」と流していた。また、司会のテレビ朝日 並木万里菜アナウンサーが「今日はせっかくゲスト声優の方にご登場いただいたので……」と言い始めると、スネ夫はいち早く「ハイハイハイ!」と挙手し、「どうせ質問でしょ」と展開をわかっている様子。実際に「ドラえもんたちから質問を……」と振られ、ジャイアンが指名されると「打ち合わせ通りか!」とふてくされ、「そういうこと言うな!」とツッコミが入る。作品にちなみ「世界からなくなったら困るものは?」という質問には、賀屋が「ハンバーガーかな」と答え、ジャイアンが「わかる〜! ハンバーガーなくなったら悲しいな!」と同意。司会から「ナイスコンビネーションですね」と褒められると、ジャイアンが「まるでパティとバンズみたいでしょ?」と返し、賀屋は「全部ジャイアンが救ってくれた! さすがだぜ」と感心した。フォトセッションの準備中には並木アナにも話を振り、「名MCすぎるって!」と言われていたスネ夫。話が盛り上がっていたところで「さあそろそろ準備が整ったようで……」と促し、ジャイアンから「お前が仕切るな!」とツッコまれていた。
2024年03月02日ドラえもんのぬいぐるみを手にとびっきりの笑顔を見せてくれた、俳優・芳根京子。「ドラえもんの映画についてインタビューを受けていること自体、不思議でたまらないです。小さかった頃の自分に言いたいですね、『将来、会えるよ、ドラえもんたちに』って」。3月1日より公開される『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』で、物語の鍵を握っている歌姫ミーナの声を担当した。「幼い頃、予防接種に行く時は、ドラえもんのイラストが描かれている洋服がユニフォームでした(笑)。注射が凄く苦手だったので、ドラえもんからパワーをもらっていました」という少女は、やがて俳優になって、ドラえもん声優の仲間入りを果たした。1980年から43作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。原作者の藤子・F・不二雄さんの生誕90周年となる記念すべき年に公開される今作は、『映画ドラえもん』シリーズで初めて“音楽”をテーマにした作品。日常に当たり前のように存在する“音楽”。しかし、もしも地球から“音楽”が消えてしまったら…?ドラえもんたちが奏でる交響楽(シンフォニー)で地球を救う大冒険が始まる。物語は、学校の音楽会を控え、のび太がリコーダーに苦戦することから始まる。のび太に限らず、演奏や歌唱がうまくできなくて、音楽の授業や音楽そのものに苦手意識を抱いてしまう子もいる。「私も3歳の頃からピアノに触れていなかったらどうなっていたかわからないですが、家族みんな音楽が好きで、音楽に縁がある人生で良かったと改めて思いました」学生時代は吹奏楽部でフルートを担当。一方で、16歳の時にドラマ『ラスト・シンデレラ』(2013年)で俳優デビューし、初出演で初主演を務めた映画は『物置のピアノ』(14年)でピアノを演奏する場面があった。ドラマ初主演作は『表参道高校合唱部!』(15年)で、合唱が大好きな主人公を演じた。『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』では歌を披露する役で起用された。「『物置のピアノ』も『表参道高校合唱部!』もオーディションだったんです。『ピアノを弾いてみてください』『歌ってみてください』と言われた時に、それまで自分がやってきたことを発揮することができたのが良かったのではないか、と。音楽をやっていなかったら、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』のお話もなかったかもしれません」。中学卒業後の進路として、プロの演奏家を目指すことも考えたという。「プロの世界は厳しい競争の世界。人と争うことがとにかく苦手なので、プロを目指すのはあきらめたんです。なのに、音楽と関わる仕事ができている。こんな幸せなことはないと思っています」。『映画ドラえもん』に登場するひみつ道具にまつわる質問もお約束。「ピアノとフルートのほかにもう1つ楽器ができるようになりたいと思っているんです。トランペットやホルンなどの金管楽器をやってみたいなぁって。ひみつ道具『音楽家ライセンス』を使って楽器を選んでもらうのもいいですね。楽器が演奏者に寄り添ってくれるところも魅力的です」。ひみつ道具「あらかじめ日記」(未来の日時の日記を書き入れると、絶対その内容のとおりになる日記帳)については、本作の取材やイベントで何度も聞かれており、そのたびに答えを考えているという。「今日の日記を書くなら、『冷蔵庫の中のもので夕飯を作って、冷蔵庫の中がきれいになった』。このひみつ道具は使えば、絶対、うまくいくし、きっとおいしいご飯が食べられると思うんですよね。そういう身近な使い方がいいのかな、と思っています。『世界が平和になる』みたいな大きな夢を書きたいと答えたこともあったのですが、影響が及ぶ範囲が大きくなりすぎると取り返しのつかないことにもなりそうなので、まずは自分の身の回りから、今、この瞬間を大事にするためにひみつ道具を使いたいな、と思います」。『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』では、まさにのび太が「あらかじめ日記」に書いたことが、地球の危機にも発展してしまう。■大人になってますます心に響く『映画ドラえもん』のメッセージ「大人になって刺さるのは、やっぱりのび太なんですよね。普段はドジなのに、ここぞという時に意外な力を発揮する天才型。ドジところも憎めないですし、肩の力が抜ける感じが大好きです」『映画ドラえもん』を宣伝する側にいることが「不思議でたまらない」と言っていた芳根に、たっぷり宣伝していただこう。「今回に限ったことではないと思うのですが、ドラえもんとのび太たちが仲間と一緒に心を通わせて頑張るところに私はすごく共感します。学生時代の吹奏楽もそうですが、私自身がみんなで一つのことをするのが好きだからだと思います。『ドラドラ♪ シンフォニープロジェクト』(※下段)のスペシャルサポーターをされているヴァイオリニスト・葉加瀬太郎さんと一緒に取材を受けた時に、『音楽は基本、孤独なんです。練習している時は自分との闘いになる。だからみんなで音を合わせて演奏してみよう、となった時がうれしいんです。孤独を乗り越えたからこそ、心から楽しむことができる』とおっしゃっていたことが強く心に残りました。あぁ、お芝居も同じだな、と思ったんです。役について考えたり、せりふを覚えたりする時は1人で、孤独な作業ですが、現場に行くと共演者の皆さん、スタッフの皆さんがいて、『いい作品にしよう』とみんなで力を合わせて頑張る。そういうの、大好きなんです。『映画ドラえもん』には、一人ひとりが自分にできることを頑張って、一人でできないことは仲間と力を合わせて、味方は絶対にいる、といったメッセージが込められているんだな、というのが大人になってますます心に響いてくる。『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』には、私が大好きな音楽もテーマに加わっていて、音楽っていいな、と心から思える作品なので、音楽が好きな方はもっと好きになると思いますし、音楽にあまり触れてこなかった方や苦手意識がある方にも、音楽っていいな、楽器をやってみたいな、と思ってもらえるのではないか、そう思うきっかけになってくれたら、うれしいなって思います」。※「ドラドラ♪ シンフォニープロジェクト」映画公開を記念して、「みんなで響き合う音楽の楽しさ」を感じてもらい、こどもたちの「音楽に挑戦してみたい!」「楽器を弾いてみたい!」「もっとうまくなりたい!」といった気持ちを応援するプロジェクト。スペシャルサポーターの葉加瀬太郎が、日本全国から参加者を募集して結成された楽器隊(ドラドラ♪シンフォニー楽団)が演奏するオリジナル楽曲「キミのぽけっと」を書き下ろした。芳根京子もフルートで楽器隊に参加し、特別試写会でこどもたちと演奏を披露した。
2024年03月01日レスリングの元世界女王でアテネ&北京五輪銅メダリストの浜口京子(46)、元プロレスラーのアニマル浜口(76)が27日、都内で行われた『キットカットゴールド』新製品発表会に登場した。商品にちなみ、プライベートで成功させたいことを問われた京子は「恋愛で成功したい」と回答。「素敵だなと思う人に会うと、心臓がどきどきして緊張してしまう。その時は自分で『大丈夫』と思いながらリラックスさせるんですけど、今度からはキットカットを食べて勇気を出して頑張りたい」と乙女な一面を見せた。アニマルは「ガンバレ!熱い恋をしろよ!」と大きな声で激励。京子は「恥ずかしいです(笑)」と照れつつも「いつも皆さんに励ましていただいて本当にありがたいです。奥手なので勇気をもって頑張りたい」と前向きに語っていた。“部活応援キットカット”として、新たに「キットカットゴールド」が3月4日に発売され、2人はPRアンバサダーに就任した。
2024年02月27日『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(3月1日公開)のドラドラ♪シンフォニーイベントが24日に都内で行われ、葉加瀬太郎、沢田完、芳根京子、かが屋(加賀翔・賀屋壮也)、ドラえもんが登場した。同作は『映画ドラえもん』シリーズの第43作目で、藤子・F・不二雄生誕90周年となる記念すべき年の公開となる。“音楽”という身近なものをテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんたちが壮大な物語を繰り広げる。ドラえもんとのび太たちが素敵な仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ、新たなハーモニーを生む大冒険となる。イベントでは、日本全国から結成された子どもたちによる楽器隊「ドラドラ♪シンフォニー楽団」による演奏を披露。「学生の頃から吹奏楽でフルートを担当していた」という、ゲスト声優の芳根が参加し、沢田指揮のもと、まず「夢をかなえてドラえもん」を演奏した。さらにスペシャルサポーター・葉加瀬が登場し、葉加瀬指揮のもと「キミのぽけっと」を演奏。「ドラえもんだから、ドとラの音を使いたくて。そこに藤子先生の“F”から、ファ。なので、ファとドとラでFメジャーのコードで曲を書こうと」と楽曲のポイントを明かすと、会場からも驚きの声が上がっていた。演奏を聴いた加賀は「涙ぐんでしまいましたね。本番前にみんなが緊張して励まし合ってるところも聞いてるのでね」、賀屋は「それぞれの楽譜が見えるんですけど、ドラえもんのシール貼ったり手書きで文字書いたり、そういうのも見えて本当に心温まりました」としみじみ。加賀は「京子ちゃんもニコニコしててすごく頑張ったと思う」と子供達の一員のように芳根を褒め、賀屋は「思い切ったな!」とツッコミも。ドラえもんは「みんながエンジョイしてるのが伝わってきました。音楽にはものすごいパワーがあると思いました。感動しました!」とコメントし、芳根は「演奏しててワクワクが止まらなくて、皆さんに伝わってたら嬉しいなと思います」と演奏の感想を述べた。最後にはアンコールとして再度「キミのぽけっと」の演奏も行い、会場は拍手に包まれていた。
2024年02月24日俳優の芳根京子(26)が24日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(3月1日公開)の「ドラドラ♪シンフォニーイベント」に出席し、総勢52人の子どもたちと演奏を披露した。芳根は「学生時代、ずっと音楽をやって来たのですが、改めて音楽楽しいという感情が映画に詰まっています。ぜひ音楽の楽しさを感じていただければと思います」と意気込み、オーディションで選ばれた総勢52人の子どもたちから構成される「ドラドラ♪シンフォニー楽団」にフルートで参加。「夢をかなえてドラえもん」「キミのぽけっと」を披露した。「キミのぽけっと」は、葉加瀬太郎氏が作曲。「『ドラえもん』のドとラ、藤子・F・不二雄さんのF(ファ)でできる音を使おうと思って曲を書きました」と制作秘話を明かし、「藤子先生の世界はSF(すこーし不思議な世界)。だから、僕も『キミのぽけっと』というタイトルを付けたのですが、普通の日常からふっと行けるような世界観の曲です。モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』も忍ばせ、いろんな仕掛けを使った曲です。作っていく過程が楽しかった1曲です」と紹介した。演奏を聞いたかが屋・加賀翔は「お互いに励まし合っているところも見ていたので、涙ぐんじゃいました」としみじみ。ドラえもんは「ものすごくよかったし、みんながエンジョイしているのが伝わってきました。音楽にはものすごいパワーがあるのが伝わりました」と感激を伝えた。芳根は「演奏していてワクワクが止まらなくて。それが皆さんに伝わったらうれしいと思います」と笑顔を見せた。ドラえもんは「これで終わりはさびしい」と会場に協力を要請。「キミのぽけっと」をアンコール演奏した。原作者の藤子・F・不二雄さん生誕90周年記念作品でもある今作は、“音楽”という身近なものをテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんとのび太たちがすてきな仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ新たなハーモニーを生む大冒険を描く完全オリジナルストーリー。イベントには、芳根、葉加瀬のほか、作曲家の沢田完(55)、お笑いコンビ・かが屋(加賀翔・賀屋壮也)が参加した。
2024年02月24日松坂桃李主演『雪の花 ―ともに在りて―』が2025年1月24日(金)より公開されることが決定。役所広司、芳根京子が共演し、監督は『峠 最後のサムライ』『蜩ノ記』の小泉堯史が務める。吉村昭が1988年に発表した「雪の花」は、江戸時代末期を舞台に、数年ごとに大流行して多くの人命を奪う天然痘と闘った一人の町医者の実話を描く物語。天然痘の絶対確実な予防法が異国から伝わったと知った福井藩の町医者・笠原良策。京都の蘭方医・日野鼎哉に教えを請い、また私財をなげうち種痘の苗を福井に持ち込む。良策はかつてない予防法成功のために様々な困難にも諦めず、妻・千穂の支えの中で流行病と闘い続けるが…。監督を務めるのは、黒澤明監督の遺作脚本『雨あがる』(00)で監督デビューを果たし、『博士の愛した数式』(06)、『蜩ノ記』(14)、『峠 最後のサムライ』(22)といった上質な日本映画を製作し続けている小泉堯史監督。1970年黒澤プロに参加後、黒澤映画の様々な手法を学び、黒澤明監督のDNAを受け継いだ小泉監督が、一人の男の無私の精神を描き、現代を生きる日本人へのメッセージとして深い感動を届ける。主人公・笠原良策を演じるのは、映画『孤狼の血』(18)で、第42回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、映画『新聞記者』(19)で第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。数々の話題作に出演が続く松坂桃李。『真田十勇士』(16)、映画『居眠り磐音』(19)以来の時代劇に挑戦する。京都の蘭方医・日野鼎哉を演じるのは、映画『孤狼の血』(18)で第42回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、ヴィム・ヴェンダース監督の映画『PERFECT DAYS』では第76回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞し、さらに名実ともに日本を代表する俳優の一人として活躍を続ける役所広司。役所さんは、小泉監督とは『峠 最後のサムライ』以来のタッグとなり、松坂さんとは『日本のいちばん長い日』(15)、『孤狼の血』(18)、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(19)、TBS日曜劇場「VIVANT」(23)と5度目の共演。良策の妻・笠原千穂を演じるのは、2013年に女優デビューし、『累ーかさねー』(19)、『散り椿』(19)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。映画『カラオケ行こ!』(24)での好演も記憶に新しい芳根京子。松坂さんとは『居眠り磐音』以来2度目の共演となる。松坂桃李 コメント非常に身が引き締まる思いです。時代劇に参加するのは『居眠り磐音』以来。約5、6年の時間が経っていますが、小泉堯史監督のもとで演じさせてもらえるということが、僕にとっては非常に光栄でした。そして、今回、再共演となる役所広司さんはじめ、素敵なキャストの方々と共演させてもらえたのは何より心強かったです。わからないもの程怖いものはない、そんな未知の病と戦った一人の町医者が繋いだ希望。懸命に命と向き合う笠原良策の姿を『雪の花』という作品を通して観ていただきたいです。役所広司 コメント小泉監督の作品にはどんな形でも参加したいと思っていたので、声をかけていただき是非参加させてほしいとお答えしました。松坂くんとは何度かご一緒していますが、良策という役は本当に心の澄み切った青年で、松坂くんにぴったりだと思いました。今の時代があるのも、色々な人たちが命をかけて頑張った結果なのだろうなと、そんな想いをこの映画を通して感じていただきたいです。芳根京子 コメント小泉堯史組に参加するのは2度目だったのですが、千穂という素晴らしい役に呼んでいただけてとても光栄でした。と同時に、自分に務まるのかすごく不安でしたが、小泉監督から優しさと強さを大切にしてほしいと導いていただきました。今回は殺陣や太鼓、調薬など撮影前から毎日必死に役作りを準備してきましたが、時間をかけた分より丁寧に演じられたと思います。松坂桃李さん演じる良策とも素敵な時間を積み重ねることができました。こういった歴史があるから今があるということを是非感じていただきたいです。小泉堯史監督 コメント映画監督として、歴史の上で出合った実在の人物は、『明日への遺言』の陸軍中将・岡田資。『峠 最後のサムライ』の長岡藩家老・河井継之助。そして、この度の『雪の花』福井藩町医者・笠原良策。いづれも、己を無に帰し、事に当たった男達。小林秀雄さんは『無私の精神』で、次のように書いています。「実行家として成功する人は、自己を押し通す人、強く自己を主張する人と見られがちだが、実は反対に、彼には一種の無私がある。空想は孤独でも出来るが、実行は社会的なものである。有能な実行家は、いつも自己主張より物の動きの方を尊重しているものだ。現実の新しい動きが看破されれば、直ちに古い解釈や知識を捨てる用意のある人だ。物の動きに順じて自己を日に新たにするとは一種の無私である」と。江戸末期、福井に生きた町医者・笠原良策に、無私の美しい精神を感じます。努力を積み重ね、勇気を持ち、己を捨てて誠実に働く良策の姿は、永遠に価値ある歴史を生み、現在に生きる私達の心に、強く働き懸けてくれます。歴史は、決して進歩するものではありません。歴史は自然と共に、いつも同じものと戦っているのです。今や、品位を敢えて失わせようとする文化が、消費と手を結び、勝手気ままに振る舞っています。それによって破壊されるのは、道義的な美しさです。言葉や行ないの立派さは、美しさがあればこそ、時の移り変わりに、耐えることが出来ると謂います。良策との出合いは、歴史を鑑とし、少しでも良きものになれるかもしれないと、私達に希望や勇気を示し、道を清々しく照らしてくれるのでは、と思っています。『雪の花 ―ともに在りて―』は2025年1月24日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:雪の花―ともに在りて― 2025年1月24日より全国にて公開©2025映画「雪の花」製作委員会
2024年02月22日俳優の松坂桃李が、映画『雪の花 ―ともに在りて―』 (2025年1月24日公開)の主演を務めることが22日、明らかになった。 芳根京子、役所広司が共演する。同作は吉村昭氏による小説『雪の花』(新潮文庫刊)の実写化作。江戸時代末期を舞台に、数年ごとに大流行して多くの人命を奪う天然痘と闘った1人の町医者の実話を描く。今作を手がける小泉堯史監督は、黒澤明監督に師事し黒澤監督の遺作脚本『雨あがる』(00年)で監督デビュー。『博士の愛した数式』(06年)、『蜩ノ記』(14年)、『峠 最後のサムライ』(22年)といった上質な日本映画を製作し続けている。主演の松坂は主人公・笠原良策を演じ、映画『真田十勇士』(16)、映画『居眠り磐音』(19)以来の時代劇に挑戦。役所は京都の蘭方医・日野鼎哉(ひのていさい)を演じ、松坂とは映画『日本のいちばん長い日』(15年)、『孤狼の血』(18年)、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(19年)、TBS日曜劇場『VIVANT』(23年)と5度目の共演に。芳根は良策の妻・笠原千穂を演じ、松坂とは『居眠り磐音』以来2度目の共演となる。○■松坂桃李 コメント非常に身が引き締まる思いです。時代劇に参加するのは『居眠り磐音』以来。約5、6年の時間が経っていますが、小泉堯史監督のもとで 演じさせてもらえるということが、僕にとっては非常に光栄でした。そして、今回、再共演となる役所広司さんはじめ、素敵なキャストの方々と共演させてもらえたのは何より心強かったです。わからないもの程怖いものはない、そんな未知の病と戦った一人の町医者が繋いだ希望。懸命に命と向き合う笠原良策の姿を『雪の花』という作品を通して観ていただきたいです。○■役所広司 コメント小泉監督の作品にはどんな形でも参加したいと思っていたので、声をかけていただき是非参加させてほしいとお答えしました。松坂くんとは何度かご一緒していますが、良策という役は本当に心の澄み切った青年で、松坂くんにぴったりだと思いました。今の時代があるのも、色々な人たちが命をかけて頑張った結果なのだろうなと、そんな想いをこの映画を通して感じていただきたいです。○■芳根京子 コメント小泉堯史組に参加するのは2度目だったのですが、千穂という素晴らしい役に呼んでいただけてとても光栄でした。と同時に、自分に務まるのかすごく不安でしたが、小泉監督から優しさと強さを大切にしてほしいと導いていただきました。今回は殺陣や太鼓、調薬など撮影前から毎日必死に役作りを準備してきましたが、時間をかけた分より丁寧に演じられたと思います。松坂桃李さん演じる良策とも素敵な時間を積み重ねることができました。こういった歴史があるから今があるということを是非感じていただきたいです。○■小泉堯史監督 コメント映画監督として、歴史の上で出合った実在の人物は、『明日への遺言』の陸軍中将・岡田資。『峠 最後のサムライ』の長岡藩家老・河井継之助。そして、この度の『雪の花』福井藩町医者・笠原良策。いづれも、己を無に帰し、事に当たった男達。小林秀雄さんは『無私の精神』で、次のように書いています。「実行家として成功する人は、自己を押し通す人、強く自己を主張する人と見られがちだが、実は反対に、彼には一種の無私がある。空想は孤独でも出来るが、実行は社会的なものである。有能な実行家は、いつも自己主張より物の動きの方を尊重しているものだ。現実の新しい動きが看破されれば、直ちに古い解釈や知識を捨てる用意のある人だ。物の動きに順じて自己を日に新たにするとは一種の無私である」と。江戸末期、福井に生きた町医者・笠原良策に、無私の美しい精神を感じます。努力を積み重ね、勇気を持ち、己を捨てて誠実に働く良策の姿は、永遠に価値ある歴史を生み、現在に生きる私達の心に、強く働き懸けてくれます。歴史は、決して進歩するものではありません。歴史は自然と共に、いつも同じものと戦っているのです。今や、品位を敢えて失わせようとする文化が、消費と手を結び、勝手気ままに振る舞っています。それによって破壊されるのは、道義的な美しさです。言葉や行ないの立派さは、美しさがあればこそ、時の移り変わりに、耐えることが出来ると謂います。良策との出合いは、歴史を鑑とし、少しでも良きものになれるかもしれないと、私達に希望や勇気を示し、道を清々しく照らしてくれるのでは、と思っています。【編集部MEMO】『雪の花』原作は吉村昭氏が1988年に発表した小説。天然痘の絶対確実な予防法が異国から伝わったと知った福井藩の町医者・笠原良策(松坂)は、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所)に教えを請い、また私財をなげうち種痘の苗を福井に持ち込む。良策はかつてない予防法成功の為に様々な困難にも諦めず、妻・千穂(芳根)の支えの中で流行病と闘い続ける。自らの利益を顧みずに、天然痘に侵された日本を本気で救おうと立ち上がった実在の知られざる町医者・笠原良策が、生きる希望を問いかけていく。(C)2025映画「雪の花」製作委員会
2024年02月22日W主演の芳根京子と江口のりこが報道記者を演じる、開局70年スペシャルドラマ「テレビ報道記者 ~ニュースをつないだ女たち~」に、青木崇高、細田佳央太、富田望生、中村中、山崎静代(南海キャンディーズ)、坂東彌十郎の出演が決定。さらに、予告映像が初公開された。本作は、日本テレビの報道記者ら80人に徹底取材を行い、実話を基にテレビ史に残るニュースの裏側をドラマ化。日本テレビの報道局を舞台に、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、女子大学生殺人放火事件と時効撤廃、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、時代を象徴するような大ニュースと、それらのニュースを伝えてきたテレビ報道記者たちの各世代ならではの悩み、迷い、葛藤を描くことで、あらためて昭和・平成・令和をふり返るヒューマンドラマ。コロナ禍直前に日本テレビに入社し慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の記者・和泉令を演じるのは芳根さん。和泉の先輩で、社会部に配属後、都内の殺人事件などを取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者・真野二葉を江口さんが演じる。青木崇高が演じるのは、日本テレビ報道局の報道カメラマンで、真野(江口のりこ)の夫・須貝辰哉。細田佳央太が演じるのは、和泉(芳根京子)の恋人で、会社員の西原宏樹。富田望生が演じるのは、和泉が新型コロナウイルスの感染拡大の取材で出会う老人ホームの介護スタッフ・柳田皐月。中村中が演じるのは、真野(江口のりこ)の後輩でトランスジェンダーを公表して働く報道局デジタル班の記者・高梨和美。南海キャンディーズ・山崎静代が演じるのは、長年記者たちが通う焼き肉屋さんの店主・カン。そして、坂東彌十郎は、時効撤廃のために活動する元警察署長・海老名雄一を演じる。また、「テレビ報道記者」の最新予告が公開。予告映像の中には、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、実際の“あのニュースの裏側で”真実を届けるために戦った報道記者たちの葛藤が描かれている。新キャストよりコメント到着青木崇高我々が普段目にするテレビのニュース。その裏には報道に関わる方々の強い信念を感じました。そして当然、そこには一人ひとりの人生があります。悩み、苦しみ、それでも「正しく伝える」ことに徹底してこだわる。そんな方々を誇りに思うと同時に、今回のドラマに関われたことを嬉しく思います。細田佳央太本を読んだ時には、観る人によっては、宏樹は嫌われてしまうかもしれないと思ったのですが、衣装合わせの時に監督や、プロデューサーさんから「嫌な奴に見せたくない。彼なりの優しさを持って和泉と接して欲しい」と言って頂けて。その時に方針がガッチリと固まったので、皆様にしっかりと届くと嬉しいです。僕は1日だけの撮影だったのですが、お久しぶりの再会に嬉しく感じたり、あるシーンでは何度もお芝居をリテイクしてしまったりと良い意味で気持ちが沢山動いたので、あっという間でした。3年ほど前より「コロナ」に対しての距離感が大きく変わった中で、あの時に最前線で情報を届けてくださっていた記者やアナウンサーの方々の日常が皆様にとってどう見えるかがとても楽しみです。是非ご覧ください。富田望生報道記者に取材される側であるということに、とても緊張感のある撮影でした。物語る言葉や雰囲気、カメラがこちらを向いてる状況が、まさに“やけにリアル”で。マイクが心臓の音を拾うのではないかと思う程、手に汗握る時間でした。「だが、情熱はある」の狩山俊輔監督に、馴染みのあるスタッフの方々。“やけに信頼”のある空間での新しいセッションは、少し恥ずかしく、なんとも嬉しかったです。中村 中実際に起きた事件を扱うドラマという事もありオファーをいただいてから撮影終了まで常に気持ちが張り詰めていました。私が演じた高梨は、警視庁記者クラブに勤務経験のある数人の記者の方の体験を合わせた人物です。そのうちの一人で、トランスジェンダーの女性である事を公表して働く谷生俊美さんから「トランスジェンダーを演じるのは当事者であって欲しい」との希望がありました。私は、経験した事のない人物を演じる事は、その人物に触れ、理解を深める事でもあると思うので悪い事だとは思いません。ですが谷生さんは過去にトランスジェンダーを非当事者が演じる何かを観て納得出来なかった経験があるのかも知れません。放送に携わる立場から考えた選択だとも思うので、その事も念頭に置いて撮影に臨みました。働き方についても訴えているドラマなので、部下がいる方も上司がいる方もそれぞれに発見があるドラマだと思います。山崎静代(南海キャンディーズ)テレビ報道記者のドラマと聞いて、記者の役なんてやったことないし、できるかなぁと不安に思っていたら、焼肉屋のマイペースなおばちゃんの役でした笑役の中で私はいろんな時代を生き、いろんな記者さんと接することができたので、すごく得した気分で楽しい撮影でした。坂東彌十郎台本を読ませていただいて、実際にあった事件や出来事のお話で、殺人事件などの時効制度の廃止に尽力された方々の努力に感動し、ぜひ出演させていただきたいと思いました。私の出させていただいた部分は多くはありませんが、時効と長く戦ってきた方の大切な記録です。この作品に参加できて良かったと思っております。報道の方々の努力の歴史を感じ取っていただければ幸いです。開局70年SPドラマ「テレビ報道記者~ニュースをつないだ女たち~」は3月5日(火)20時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日俳優の芳根京子と江口のりこがW主演を務める、日本テレビ開局70年スペシャルドラマ『テレビ報道記者 ~ニュースをつないだ女たち』(3月5日後8:00~後10:54)の追加キャストが20日、発表され、青木崇高、細田佳央太、富田望生、中村中、南海キャンディーズ・山崎静代(※崎=たつさき)、坂東彌十郎が出演することが決定した。今作は、同局の報道記者ら80人に徹底取材を行い、実話をもとにテレビ史に残るニュースの裏側をドラマ化。報道局を舞台に、オウム真理教事件、秋葉原無差別殺傷事件、女子大学生殺人放火事件と時効撤廃、東日本大震災、新型コロナウイルスなど、時代を象徴するような大ニュースと、それらのニュースを伝えてきたテレビ報道記者たちの各世代ならではの悩み、迷い、葛藤を描く。昭和・平成・令和を振り返るヒューマンドラマとなっている。芳根は、コロナ禍直前の2019年に同局入社、慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の記者・和泉令を演じる。江口は、2003年に同局入社、都内の殺人事件などを取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者・真野二葉を演じる。青木は、同局報道局の報道カメラマンで真野の夫・須貝辰哉。細田は、和泉の恋人で、会社員の西原宏樹、富田は、和泉が新型コロナウイルスの感染拡大の取材で出会う老人ホームの介護スタッフ・柳田皐月、自身もトランスジェンダーであることを公表している中村は、真野の後輩でトランスジェンダーを公表して働く報道局デジタル班の記者・高梨和美、山崎は、長年記者たちが通う焼き肉屋の店主・カン、坂東は、時効撤廃のために活動する元警察署長・海老名雄一を演じる。【キャストコメント】■青木崇高(須貝辰哉役)我々が普段目にするテレビのニュース。その裏には報道に関わる方々の強い信念を感じました。そして当然、そこには一人ひとりの人生があります。悩み、苦しみ、それでも「正しく伝える」ことに徹底してこだわる。そんな方々を誇りに思うと同時に、今回のドラマに関われたことをうれしく思います。■細田佳央太(西原宏樹役)本を読んだ時には、見る人によっては、宏樹は嫌われてしまうかもしれないと思ったのですが、衣装合わせの時に監督や、プロデューサーさんから「嫌な奴に見せたくない。彼なりの優しさを持って和泉と接してほしい」と言っていただけて。その時に方針がガッチリと固まったので、皆さまにしっかりと届くとうれしいです。僕は1日だけの撮影だったのですが、お久しぶりの再会にうれしく感じたり、あるシーンでは何度もお芝居をリテイクしてしまったりと良い意味で気持ちがたくさん動いたので、あっという間でした。3年ほど前より「コロナ」に対しての距離感が大きく変わった中で、あの時に最前線で情報を届けてくださっていた記者やアナウンサーの方々の日常が皆さまにとってどう見えるかがとても楽しみです。ぜひご覧ください。■富田望生(柳田皐月役)報道記者に取材される側であるということに、とても緊張感のある撮影でした。物語る言葉や雰囲気、カメラがこちらを向いてる状況が、まさに“やけにリアル”で。マイクが心臓の音を拾うのではないかと思うほど、手に汗握る時間でした。『だが、情熱はある』の狩山俊輔監督に、なじみのあるスタッフの方々。“やけに信頼”のある空間での新しいセッションは、少し恥ずかしく、なんともうれしかったです。■中村中(高梨和美役)実際に起きた事件を扱うドラマということもありオファーをいただいてから撮影終了まで常に気持ちが張り詰めていました。私が演じた高梨は、警視庁記者クラブに勤務経験のある数人の記者の方の体験を合わせた人物です。そのうちの1人で、トランスジェンダーの女性であることを公表して働く谷生俊美さんから「トランスジェンダーを演じるのは当事者であってほしい」との希望がありました。私は、経験したことのない人物を演じることは、その人物に触れ、理解を深めることでもあると思うので悪いことだとは思いません。ですが、谷生さんは過去にトランスジェンダーを非当事者が演じる何かを見て納得できなかった経験があるのかも知れません。放送に携わる立場から考えた選択だとも思うので、そのことも念頭に置いて撮影に臨みました。働き方についても訴えているドラマなので、部下がいる方も上司がいる方もそれぞれに発見があるドラマだと思います。■南海キャンディーズ・山崎静代(※崎=たつさき)(カン役)テレビ報道記者のドラマと聞いて、記者の役なんてやったことないし、できるかなぁと不安に思っていたら、焼肉屋のマイペースなおばちゃんの役でした(笑)。役の中で私はいろんな時代を生き、いろんな記者さんと接することができたので、すごく得した気分で楽しい撮影でした。■坂東彌十郎(海老名雄一役)台本を読ませていただいて、実際にあった事件や出来事のお話で、殺人事件などの時効制度の廃止に尽力された方々の努力に感動し、ぜひ出演させていただきたいと思いました。私の出させていただいた部分は多くはありませんが、時効と長く戦ってきた方の大切な記録です。この作品に参加できて良かったと思っております。報道の方々の努力の歴史を感じ取っていただければ幸いです。
2024年02月20日北川景子主演、中村倫也、芳根京子ら共演の『ファーストラヴ』が2月12日(月・休)18時30分よりBSテレ東「シネマクラッシュ」にて無料テレビ初放送されることが決定した。島本理生が第159回直木賞を受賞したベストセラーサスペンスを原作とする本作。監督は『20世紀少年』、『SPEC』、『TRICK』の堤幸彦が務め、昨年放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』での一人二役が話題となった北川景子が主演し、共演には中村倫也、芳根京子、木村佳乃、窪塚洋介、板尾創路ら日本映画界を代表するキャストが集結した話題作だ。番組プロデューサー・五十嵐智之は「北川景子さん、芳根京子さんら俳優陣の迫力ある演技と、二転三転する展開にラストまで目が離せません。そしてすべての真相が明らかになったとき、感動とともに、観た人それぞれの“ファーストラヴ”の意味を考えずにはいられなくなるはず。今回もいつもより早い、夜6時30分からの放送です。是非ご覧ください!」とコメントしている。『ファーストラヴ』は2月12日(月・休)18時30分~BSテレ東にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2024年02月06日日本テレビの報道記者ら80人に徹底取材を行い、実話を基にテレビ史に残るニュースの裏側をドラマ化した「テレビ報道記者~ニュースをつないだ女たち~」が放送決定。PR動画が公開された。本作は、芳根京子と江口のりこがW主演。芳根さんが演じるのは、コロナ禍直前の2019年に日本テレビに入社、慣れない取材に悪戦苦闘しながら働く社会部の記者、和泉令役。江口さんが演じるのは、2003年に日本テレビに入社、都内の殺人事件などを取材する「警視庁記者クラブ」に配属され、結婚・出産後も悩みながら働く記者、真野二葉役。そして、和泉と真野とともに働く先輩記者、社会部デスクの平尾成美役を木村佳乃が演じる。平尾は、地下鉄サリン事件が起こった1995年に日本テレビに入社、女性初の警視庁キャップ(警視庁記者クラブのリーダー)となった報道一筋の記者。さらに、1981年に日本テレビに入社、女性で初のテレビ報道記者となり、オウム真理教代表の麻原彰晃が逮捕される瞬間を中継した記者、曽根昭子を仲間由紀恵が演じる。1995年5月16日、オウム真理教の代表、麻原彰晃が逮捕された。その日、8時間にわたってテレビ中継で現場の様子を伝えた記者は女性だった。「女を事件現場に行かせるなんて」という世間の声を跳ね返した瞬間だった。時代は昭和から平成、令和へと移り変わる。自然の脅威によって1万5900人もの人々が命を落としたときも、賑やかな街々が静まりかえるパンデミックが起こったときも、真実を伝えるために記者たちは現場へ向かった。「女には無理」と言われながら、女性記者たちが歩んできた道を踏みしめてきた。私は諦めない。先輩が諦めなかったから――。キャスト陣よりコメント到着芳根さんは本作のオファーに「この企画、凄い」と思ったそうで、「実際にあった事件とドラマがリンクし、当時のニュース映像が使われたりと、報道局の協力がないと成立しない、普通のドラマではないというのを台本からも感じとれて」とコメント。社会部記者・和泉を演じるにあたり「同世代の3人の記者の方にお話を伺い、それぞれのキャラクターの面白い部分や繊細な部分をいただいて、和泉令というキャラクターを作り上げました」という。「仕事の向き合い方や先輩たちとの距離感、恋人との付き合い方など、コロナ禍直前の2019年に入社したZ世代ならではの悩みにぶつかる姿に、共感していただけることがあるかもしれません」と期待を込めて明かした。江口さんは、「私が演じる真野のモデルの一人である方と実際にお会いさせていただいて、お会いする前までは報道記者はどういう仕事でどんな感じで働いているのかを訊こうと思っていた」と明かし、「実際にお会いするとその記者の方がとても素敵で、私自身その方にとても興味を持ちまして、どうしてテレビ報道記者を目指したのか、きっかけは何だったのかなど、お話しさせていただきました」とふり返る。「報道フロアに速報として事件が入ってきて、その事件をニュース番組で放送するまでの流れを初めて知って、こういうことをするんだという驚きと発見があり面白いと思いました。視聴者の方にもそこの部分をちゃんと伝えることが出来たら」と語った。「私が演じる曽根は、日本で初めて女性でテレビ報道記者になった方がモデルの一人になっていて、女性差別と闘いながら大ニュースの中継にも抜擢をされた女性」と、役柄を語る仲間さん。「報道記者は、事件現場で自分の集めてきた情報と考えで目の前にある事件を深掘りしていくたくましいお仕事だなと改めて思いました。危ない現場もあると思いますし、今の私から見ても女性で現場の第一線に行くという気力がどこから湧いてくるのか、どんな信念があるのかはすごく興味深かったです」と語る。そして木村さんは、出演オファーに「絶対にやらせていただきたいと思いました」とコメント。「自分なりに研究し撮影に挑みました。私が演じる平尾のモデルの一人である下川(美奈)さんのことは、昔から番組で拝見しており、実際にお会いしてお話を伺うこともできました。そこで、記者らしく見えるようなアドバイスを沢山いただき、撮影の参考にさせていただきました」と明かしている。日本テレビ開局70年スペシャルドラマ「テレビ報道記者~ニュースをつないだ女たち~」は3月5日(火)20時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年02月05日女優の芳根京子が、12日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(1月12日公開)の初日舞台挨拶に綾野剛、齋藤潤、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、チャンス大城、坂井真紀、北村一輝、山下敦弘監督とともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■芳根京子、“教え子”齋藤潤の成長ぶりにしみじみ「先月お会いしたときよりも……」劇中で狂児が歌うX JAPAN「紅」にちなみ、赤を取り入れたコーディネートで登場したキャスト・監督陣。芳根は美脚をのぞかせる黒のシースルードレスに赤のブーツを合わせた大人なスタイルで観客を魅了した。聡実(齋藤)が所属する合唱部の副顧問・森本ももを演じた芳根は、齋藤の成長ぶりに驚いたそうで「本当に背が伸びて声も低くなって! 私、結構なヒールを履いているんですけど身長を抜かされています。先月、完成披露でお会いしたときよりも大きくなった気がして、成長を感じますね」としみじみ。綾野は、齋藤とともに「ヤクザと中学生の交流を演じるにあたって、かみ合ってはいけない」という演出を受けていたそうで、不安を抱えながら撮影に臨んでいたと振り返る。完成した作品を観た綾野が、天然なもも(芳根)の姿を見て「かみ合わないってこういうことを言うんだ! と思った」と明かすと、芳根は「私は計算じゃなく、本当にかみ合わなかったんですよ……(笑)」と照れた表情。綾野からの「それが素晴らしかった。全てを愛で凌駕する」という絶賛を受け、「ありがとうございます。ラッキー!!」と笑顔を見せていた。
2024年01月12日俳優の齋藤潤が、12日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(1月12日公開)の初日舞台挨拶に綾野剛、芳根京子、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、チャンス大城、坂井真紀、北村一輝、山下敦弘監督とともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■綾野剛、新星・齋藤潤を絶賛「とてもリスペクトしています」オーディションを勝ち抜き、今作への出演を決めた齋藤は「僕自身こういう映画にこんなにチャレンジな役で大きく出させていただくことが初めてで、今日からこの作品が放たれることに、まだ気持ちが追いついてない部分が正直あります」と心境を吐露。「この作品に関わる全ての方々に感謝したいと思いますし、今こうして皆さんの前でこういった舞台に立たせていただけていることが幸せだなと感じています」と感謝を伝えていた。MCから「綾野とどのように関係性を作り上げたか」という質問が寄せられると、答えを考えている齋藤に綾野ら先輩俳優陣の注目が集まる。視線に気が付いた齋藤が照れたように笑顔を見せると、綾野らは「かわいいっすね……」とメロメロの様子だった。また、そんな齋藤と共演シーンが多かった綾野は「一緒に船に乗って、一緒に漕いできました。彼はあらゆることから目を背けず、最後まで現場に立ち向かった。とてもリスペクトしています」と、ともに撮影を乗り越えた齋藤に賛辞を贈った。さらに、齋藤は母親を演じた坂井からも「大きな映画が初めてとお聞きしていたんですけど、そんなことを感じないくらいすごくしっかりされてました。自分の芝居に納得がいかないなと思ったら、きちんと監督とお話されて、『もう一回やらせてください』とちゃんと言えて素晴らしいなと思いました」と絶賛されていた。
2024年01月12日映画『カラオケ行こ!』(1月12日公開)の初日舞台挨拶が12日に都内で行われ、綾野剛、齋藤潤、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、チャンス大城、坂井真紀、北村一輝、山下敦弘監督が登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■綾野剛、黒のスーツ姿で『カラオケ行こ!』初日舞台挨拶に登場劇中で狂児が歌うX JAPAN「紅」にちなみ、赤を取り入れたコーディネートで登場したキャスト・監督陣。綾野は胸元の赤のチーフを差し色にした黒のスーツ姿を披露した。綾野は初日を迎えた感想を「とにかく嬉しい。この映画はたおやかで優しい作品です。青春っていろんな形があると思うんですが、この作品は一周回ってある種の優しさみたいなものが包んでいて」と話す。続けて「それは何かというと、岡聡実を演じた齋藤潤くんの成長や実寸大の姿を作品の焼き付けようと集結した現場だったというのが、この作品のカラーになっている。そういったところもくみ取ってくれたら嬉しいです」とメッセージを送った。「紅」の歌唱シーンについて聞かれると、綾野は「『紅』は何の迷いもなく“情念”を込めて歌っておりました。叫んで驚かせてしまい、すみませんでした……」と観客に謝罪しつつ振り返る。劇中では他の楽曲も披露しているそうで、「他の楽曲は『紅』よりも歌えているという演出だった。狂児的には“情念”がこもらないので難しかったですね」と苦労を明かしていた。綾野の歌声を間近で聴いていた齋藤は「『紅』をリハーサルで初めて聴いたときは衝撃でした。僕もそのとき『紅』を毎日練習していたので、裏声で歌うとこんな感じになるんだとびっくりしました」と感想を語った。イベントのラストには、同作にちなみ登壇陣が「紅だぁ~~!」の掛け声とともにマイク型のクラッカーを鳴らす演出も。練習では、綾野が観客に「フォローお願いします!」と声援をお願いする場面も見られ、本番では綾野らキャスト陣がクラッカーとともに絶叫。大きな声援に包まれていた。
2024年01月12日収録開始直前に子どものお迎え要請が……女優の長谷川京子さんがMCを務めるトークバラエティ『トーキョーツキイチMTG』(フジテレビ系)。12月16日の放送回では、長谷川さんや大沢あかねさんらが仕事と育児の両立のリアルを明かしました。番組では、ママたちから募集した「ワーママあるある」を紹介。「子どもが風邪をひくと下の子や自分にもうつり、会社を休まなければならず有給が減っていく」「予期せぬタイミングで子どもの体調不良によるお迎え要請がくる」「妊娠したので上司に産休の報告をしようとしたら『退職者がいる』という話をされ、産休を報告するタイミングを逃す」といった数々のあるあるエピソードに、長谷川さんや大沢さんは共感しまくり!実際、大沢さんも番組収録の開始直前に子どものお迎え要請が来たことがあるそうで、空いているベビーシッターさんを急いで探し、なんとか収録をこなしたといいます。同じく長谷川さんも、どうしても仕事が抜けられないときはベビーシッターさんや知人に子どものお世話をお願いしていたそう。そんな実体験から大沢さんと長谷川さんは、仕事と子育ての両立のためには周りの助けが必要不可であるとしつつ、「大事なときにパパっていない」と、パパに比べてママの負担が大きいとも明かしていました。ほかにも「ワーママあるある」として、「常に寝不足」「急いでいるときに限って、『なんで今?』と感じるようなことが起こる」「忙しすぎて晩御飯の献立が同じメニューばかり」といったエピソードも。長谷川さんは、子どもの話をゆっくり聞いてあげたくても、働いていると「物理的に時間ない」。そうした状況になるのは「私が働いてるからなのかな……」と葛藤したこともあるといいます。一方、大沢さんは仕事と子育てを両立する上で、完璧に家事をこなすことを「あきらめた」そう。気合いを入れておしゃれなメニューを作っても子どもが食べないこともあるので、子どもが確実に食べるから揚げ、納豆、焼き魚などを出せばOKとし、「茶色いものが一番おいしい」と実感のこもった一言。仕事と子育ての両立のためには「適当という言葉を覚える」ことも必要だと話していました。
2023年12月23日俳優の齋藤潤が、4日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)の完成披露試写会に綾野剛、芳根京子、北村一輝、やべきょうすけ、チャンス大城、八木美樹、後聖人、山下敦弘監督とともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■齋藤潤、初めての舞台挨拶で「とてつもない緊張」オーディションを勝ち抜いて今作への出演を決めた齋藤は「初めまして。ちょっとこういう舞台に立たせていただくことが今回初めてなので、とてつもなく緊張しているんですが、こうして皆さんにこの映画を観ていただける日が来たんだなと思い、すごく不思議な気持ちで、うれしく思います」と緊張した様子で挨拶。綾野・北村らヤクザチームとの共演シーンも多かった齋藤は、印象を聞かれると「第一印象は怖かった……」と素直に告白。「スタジオでの撮影で初めて顔を合わせたんですが、みなさんメイクも衣装も着ている状態でしたので、“本当にヤクザだなぁ”と……」と話し、笑いを誘う。しかし、第一印象とは裏腹に現場は和気あいあいとした雰囲気だったそうで、「カメラが回ってない時はものすごく優しく接していただいて。ふざけて笑わせてくれて、現場を和ましてくださいました」と振り返った。すると、このコメントを聞いたやべが「大丈夫? 言わされてないね……?」と念押しで確認。齋藤は「本心です!」と笑顔で返していた。
2023年12月05日映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)の完成披露試写会が4日に都内で行われ、綾野剛、齋藤潤、芳根京子、北村一輝、やべきょうすけ、チャンス大城、八木美樹、後聖人、山下敦弘監督が登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■綾野剛、やべきょうすけの歌声で思い出し笑い「早く聴いてほしい」今作で歌に悩むヤクザ役に挑んだ綾野は「どこから話したらいいのか、というほど難関な役でした」とコメント。「齋藤潤くん演じる岡聡美の青春を魅力的に描いていくという思いを集結させた現場で、その一部になれたことが嬉しかった。とにかく『紅』を愛するところから(始めた)。歌から入る役作りというのも、また新しかった」と振り返った。劇中での歌唱シーンについても「何度か練習したんですが、『狂児は「紅」を練習していない。狂児にとっては人生の一部になっている』と監督と話して。ほぼほぼ一発で勝負していく感じでした」と明かす。さらに「(出演が)決まったときに監督らと一回歌ってみるかと、カラオケルームに行って、いろんなパターンを歌って、できる限りのことをさせてもらいました。裏声が気持ち悪いという設定ですので、全編裏声で歌っています」と役作りについても話した。また、今作で描かれているヤクザと中学生のありえない出会いにちなみ、「記憶に残っているエピソード」について聞かれると、綾野は「撮影のときに和山先生が現場にいらしたのを強烈に覚えている」と回答。「ヤクザチームが集まってカラオケをするシーンにきてくださって。和山先生の存在が現場にいいスイッチを生み出してくれた」と感謝を伝える。和山氏もヤクザチームの歌声を聞いたそうで、綾野は「とてもにこやかな表情になっていたので安心しました。やべさんの歌を皆さんにも早く聴いてほしいなぁ……(笑)」と思い出し笑いをしながら話し、観客の期待をあおっていた。
2023年12月04日2023年11月23日、俳優の長谷川京子さんがInstagramを更新。2児の母親ならではのエピソードを投稿し、反響を呼んでいます。長谷川京子の『おふくろの味』にグッとくる同年現在、14歳の長男と11歳の長女を育てている、長谷川さん。子供たちが『ママの料理で好きなもの』について話し始めた時に、2人の会話をしばらく聞いていて、感慨深く感じることがあったそうです。いくつか発表し合ううちに出て来たもので、"パンの耳のお菓子"と言うものがありました。これは子ども達が幼稚園に通っていた頃、よく作っていたもので、サンドイッチのお弁当を作る際に切ったパンの耳で作っていたもの。サンドイッチの具は大抵卵andハムチーズの2種類でしたが、それだけでは飽きるかな、とデザート代わりに、いちごジャムを塗ってクルクル巻いたパンも入れていました。そのイチゴパンも大好きだったと、昔を懐かしむ様に話す2人。ああ、これっていわゆる"お袋の味"ってやつなのかなあ、と感慨深くなる。kyoko.hasegawa.722ーより引用子供たちは、幼稚園に通っていた時に長谷川さんに作ってもらった『パンの耳のお菓子』が好きで、思い出に残っているのだとか。話を聞いた長谷川さんは「これが『おふくろの味』というものなのか」と感じたといいます。親の手料理や、故郷の食材など、幼い頃から慣れ親しんだ『思い出の味』は、大人になっても覚えているもの。自分の料理が、我が子にとっての思い出の味になっていることを知り、長谷川さんはしみじみとした気持ちになったようです。長谷川さんは、話を聞いた翌日に『パンの耳のお菓子』とサンドイッチのお弁当を作り、写真をInstagramに投稿しました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 長谷川京子(@kyoko.hasegawa.722)がシェアした投稿 多めのオリーブオイルとバターで揚げ焼きにし、きび砂糖とシナモンを少々絡めて作ったという『パンの耳のお菓子』。長谷川さんは、背徳感たっぷりで食べる手が止まらない味だとコメントしていました。投稿には、さまざまな反響が寄せられています。・私の母も昔よく『パンの耳のお菓子』を作ってくれました。思い出したら、食べたくなってきたな。・素敵な投稿。こういうのを見ると、立派なお母さんなんだなって思う。・うちはサラダ油とグラニュー糖ですが、京子さんはオリーブオイルときび砂糖を使っているんですね。今度真似してみます!・私も子供たちに作っています。京子さんと同じものを作っているなんて、驚きと嬉しさでいっぱいです。子供たちにとっての『おふくろの味』を再現して、写真に残した長谷川さん。大人になった子供たちが、長谷川さんが作った『パンの耳のお菓子』をふと思い出して「これはどうやって作るの?」と訊ねてくる日が来るかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月24日東京・白金台の八芳園では、秋のライトアップイベント「トウキョウレッドガーデン オータムフェスティバル 2023(TOKYO RED GARDEN AUTUMN FESTIVAL 2023)」を、2023年11月10日(金)から12月10日(日)までの期間で開催する。八芳園で秋のライトアップ「トウキョウレッドガーデン」毎年秋の恒例となっている「トウキョウレッドガーデン」は、江戸時代から続く八芳園の歴史ある日本庭園が赤一色に染まるライトアップイベント。秋の訪れを告げる真っ赤な世界で、紅葉が生み出す幻想的な情景が楽しめる。歴史ある日本庭園が赤一色にイベントのメイン企画となるライトアップ「ガーデンライトアップ」は、期間中の全日程で実施。約170本のもみじをはじめとする庭園の木々が赤一色に染まる景色は、自然の美と人工の光が見事に調和する、この時期ならではのものだ。週末限定のバー「ガーデンバー」また、12月に入ると週末限定となるポップアップバー「ガーデンバー」が計5日間限定でオープン。 赤色のオリジナルカクテルや赤ワイン、ロゼワインなど、グラスの中でも紅葉を楽しめるメニューの数々を、秋色を纏った幻想的な庭園をバックに楽しめる。1日限りの音楽イベント「粋-Night」さらに、2023年12月3日(日)には1日限りの音楽イベント「粋-Night」を開催。世界の音楽シーンで活躍するDJ・沖野修也による音楽の世界に浸りながら、モエ・エ・シャンドンのフリーフローや、レストラン「スラッシュカフェ」の人気フードメニューを楽しめる、一夜限りの特別なイベントとなっている。開催概要「トウキョウレッドガーデン オータムフェスティバル 2023」開催期間:2023年11月10日(金)〜12月10日(日)場所:八芳園■「ガーデンライトアップ」開催時間:⽇没〜21:00まで入場料:無料■「ガーデンバー」開催期間:2023年12月1⽇(⾦)、2⽇(⼟)、8⽇(⾦)、9⽇(⼟)、10⽇(⽇)全5⽇間時間:17:00~21:00(L.O.20:30)料金:入場無料(ドリンク別途 500円~ ※アルコール・ソフトドリンク各種)場所:八芳園 庭園内(滝前)にて■「粋-Night」開催日:2023年12月3日(日)時間:オープン 18:00、スタート 18:30~21:00(L.O. 20:30)※開催時間中は入退場が可能。料金:・入場チケット-⼊場+モエ・エ・シャンドンフリーフローチケット(前売り) 4,500円-⼊場+モエ・エ・シャンドンフリーフローチケット(当日) 5,000円-⼊場+ワンドリンク(前売り) 1,500円-⼊場+ワンドリンク(当日) 2,000円※前売りチケット・当日チケットともに、販売枚数が定員を達した場合は販売終了となる。・フードメニュー-経産牛のハンバーガープレート 2,000円-ハンバーガー単品 1,700円-ポテト単品(ハーブソルト/ケイジャン/のりしお) 500円その他軽食※フードメニューは当日会場内にて販売。場所:八芳園「白鳳館」
2023年10月26日青春スポ根ミュージカル漫画を原作とする舞台『かげきしょうじょ!!』が、2023年10月18日に開幕。同日のゲネプロ前には囲み取材を実施し、志田音々、二瓶有加、佐藤日向、佐々木李子らキャスト4名が意気込みを語った。『かげきしょうじょ!!』の原作は、斉木久美子が白泉社「MELODY」にて連載中で、2021年にはTVアニメ化も果たした青春スポ根ミュージカル漫画。女性のみで構成される“紅華歌劇団”の人材育成を目的とした紅華歌劇音楽学校を舞台に、“第100期生”である10代の少女たちが未来のスターを目指してひたむきに奮闘・葛藤する姿を描く。今回の舞台『かげきしょうじょ!!』では、天真爛漫な長身の少女・渡辺さらさ役を志田音々。周囲に関心のない“元”国民的アイドル・奈良田愛役を二瓶有加。“第100期生”の委員長・杉本紗和役を佐藤日向。紅華歌劇団家系のサラブレッド・星野薫役を新谷姫加。高い歌唱力を持ちながらも自分に自信がない内気な少女・山田彩子役を佐々木李子。姉妹揃って入学した双子の姉・沢田千夏役を髙橋果鈴。双子の妹・沢田千秋役を和泉風花。愛の指導を担当する“第99期生”の先輩・野島聖役を青山なぎさ。さらさの指導を担当する先輩・中山リサ役を石井陽菜。第99期生の委員長・竹井朋美役を深沢萌華が演じる。開演後に繰り広げられるのは、紅華歌劇音楽学校の合格発表シーンだ。狭き門を通過した100期生の少女達が登場すると、アニメ版でも使用されている楽曲「星のオーケストラ」にあわせて、それぞれの特徴を印象付ける様なダンスでオープニングを飾った。本作では、『かげきしょうじょ!!』のテーマである“ミュージカル”のエッセンスが要所に盛り込まれており、99期生の指導のもと100期生が掃除に励むシーンでは、まるでニューヨーク・オフ・ブロードウェイのロングラン公演「STOMP」を彷彿とさせるような、ホウキやバケツといった掃除道具を使ったパフォーマンスを見せる。また、予行練習期間の最終日の場面では、声優・若本規夫がアニメ版と同じく自衛官の穴井一尉役として声の出演。講師陣からメタな台詞も飛び出し、客席から笑い声が上がる。本舞台では、このシーンのほかにも、さらさの“アニメ好き”という設定を強めて、アニメパロディネタが随所に取り込まれているのも印象的だ。そして、漫画を原作とするいわゆる“2.5次元舞台”でもっとも重視されるのが「いかにキャラクターに寄せられているか」だが、その点でも抜かりはない。本作で最も“2.5次元”的なキャラクターは、“オスカル様に憧れる天真爛漫な長身少女”のさらさだが、演じる志田は共演者から「ナチュラルボーンさらさ」と評されるほど。実際の志田はさらさよりも身長が低いが、スラリと伸びた手足から受ける印象はさらさそのもの。そして大きな瞳と、その身に纏ったオーラが天真爛漫さを体現しており、学校生活で一喜一憂する彼女を見ているだけで観客を飽きさせない、目が離せない存在となっていた。愛役の二瓶は、囲み取材で「今まで人に見せてこなかった“陰の部分”を、愛ちゃんを通じて出せるようになった」と語っていたが、“能面”と揶揄されるほどの無表情に隠された感情を見事に表現。特に“負の感情”での愛とのシンクロを強く感じ、怒りや悲しみを爆発させるシーンが印象深い。委員長・紗和は、演じる佐藤自身が囲み取材で「優等生なんですが、作中で先生から指摘されることは一度もなく、一方で褒められる描写も一度もない」と語ったように、アニメ版と同じく、今回大きくスポットが当たるシーンは無い。しかし、舞台経験豊富な佐藤だからこそ醸し出る安定感が、100期生達の頼れる存在であることに説得力を持たせており、全編を通して彼女たちをリードする働きを見せていた。時折見せる“紅華オタク”な一面も非常に愛らしい。そして彩子役は、アニメ版でも同キャラクターを演じた佐々木。アニメでも、学校生活で自信を無くしてしまった彩子と小野寺先生のシーン、そして彩子が歌う「My Sunset」のシーンで涙を流したファンは多いだろう。その屈指の名場面が、今まさに佐々木の生の芝居と歌声で表現され、客席から拍手が巻き起こった。このほか、ステージのみならず客席通路も使って芝居やパフォーマンスが繰り広げられ、紅華乙女達の物語は、約2時間30分の2幕制で展開。最後には、エンディング「星の旅人」が流れてキャスト総出で華麗にパフォーマンスし、幕は下りた。舞台『かげきしょうじょ!!』は、2023年10月18日(水)~22日(日)に「こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ」にて上演。現在、チケットはS席11,000円(税込)のみ、「チケットぴあ」にて販売中。■キャストコメント渡辺さらさ役志田音々初日を迎えることができて、大変嬉しいです。私は4年ぶりとなる2回目の舞台出演で、初めての座長だったのですが、みんなに支えてもらって、本当に紅華歌劇音楽学校の少女達のようにお互い切磋琢磨して過ごした、長い長い1ヵ月間の稽古でした。この1ヵ月、原作漫画とアニメをリスペクトしつつ、自分なりの感性で、舞台ならではの“生きている人間らしさ”を突き詰めてお稽古してきました。いざ本番を迎えて、お客様の前で、稽古通りにできるだろうかという不安もありますが、そのリアルな感情も乗せてお芝居していきたいと思っています。稽古期間で培われた私達カンパニーの絆や空気感を、皆様と一緒に共有できたら嬉しいです。劇場でお待ちしております。奈良田愛役二瓶有加今日が初日ですが、稽古期間に本当に色々なことがあったんで、早かったような長かったような……という気持ちです。音々ちゃんは「みんなに助けられた」って言ってますけど、私自身は音々ちゃんの“ナチュラルボーンさらさ”な明るさにいつも救われていました。自分と愛ちゃんは最初一致するところが全然なくてすごく不安に感じていましたが、稽古を続けているうちに、今まで人に見せてこなかった“陰の部分”を、愛ちゃんを通じて出せるようになりました。今回私の新たな一面をお見せできるんじゃないかと思っています。千秋楽までカンパニーみんなで力を合わせて突っ走っていきますので、よろしくお願いします。杉本紗和役佐藤日向『かげきしょうじょ!!』が、アニメに続いて舞台化され、遂に紅華歌劇音楽学校の世界をリアルに体験できる日が来ました。紗和ちゃんは委員長を務める優等生なんですが、作中で先生から何か指摘されることは一度もなく、一方で褒められる描写も一度もなくて。首席合格だからできて当然だと思われているんでしょうけど、私もあまり褒められない人生だったので、そういう部分を共感しながら「一緒に頑張ろうね!」という気持ちです。あと、今回の髪型はウィッグではなく自分で地毛を結んでいるんですが、メイクのときにいつも「紗和も毎朝こうやって髪を結んでいるのかな」と、彼女とのリンクを感じています。舞台という形で立体的に表現された紅華の世界を、皆さんも先生や生徒になった気持ちで見てもらえたらと思います。よろしくお願いします。山田彩子役佐々木李子キャストとスタッフの全員が力を合わせて、お稽古をして、初日迎えることができました。私は彩子ちゃんと同じで歌も大好きなんですが、心を開くのが苦手で外から見守る側になってしまうところも似ていて。実際、お稽古始まってからもちょっと緊張しながらみんなの輪を眺めていたのですが、みんながすごく優しく迎えてくれたので、よりリアルに彩子ちゃんの気持ちを感じることができました。お稽古の時も、毎回すごく役に感情移入していたので、本番でも彩子ちゃんの気持ちになって大切に演じていきたいです。これで完成じゃなく、毎日毎日進化し続ける舞台『かげきしょうじょ!!』にしていきたいと思っております。<公演概要>【キャスト】渡辺さらさ:志田音々奈良田 愛:二瓶有加杉本紗和:佐藤日向星野 薫:新谷姫加山田彩子:佐々木李子沢田千夏:髙橋果鈴沢田千秋:和泉風花野島 聖:青山なぎさ中山リサ:石井陽菜竹井朋美:深沢萌華奈良田太一:芹沢尚哉橘直美:桃菜小野寺保:鷲尾昇安道 守:佐野瑞樹奈良田君子:斉藤レイ穴井一尉(声):若本規夫 【HP】 【スケジュール・劇場】2023年10月18日(水)~22日(日)こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ〒151-0053 東京都渋谷区代々木 2-12-10 こくみん共済 coop 会館 1F提携公演:こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ【チケット】*現在「S席11,000円(税込)」のみ販売中・S席14,500円(税込)*特製グッズ(非売品)付き・S席11,000円(税込)・A席8,800円(税込)*U25チケット発売決定【スタッフ】原作:斉木久美子「かげきしょうじょ!!」脚本:鈴木智晴(劇団東京都鈴木区)演出:キムラ真(ナイスコンプレックス)音楽:斉藤恒芳振付:松本稽古(C)斉木久美子・白泉社/「かげきしょうじょ!!」製作委員会(C)舞台「かげきしょうじょ!!」製作委員会2023 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月19日印象派を代表する巨匠、クロード・モネの作品だけを集めた展覧会「モネ 連作の情景」。東京・上野の森美術館と大阪・大阪中之島美術館で開催されるこの展覧会の音声ガイドで展覧会ナビゲーターを務めるのが俳優の芳根京子(解説ナレーターは声優の下野紘が担当)だ。初めての挑戦となる音声ガイドの収録後、芳根に話を聞いた。「声だけで情報を伝えるのは、すごく難しくて!でも、実際に絵を前にして音声ガイドを聞いてみたら、きっと絵の印象が大きく変わると思います。だから私自身、音声ガイドを聞きながら絵を見るのが今から楽しみです」この展覧会の特別番組のためにフランスに飛び、モネの作品はもちろんのこと、モネが作品に描いた実際の風景を目にした芳根。「モネが描いた実際の景色は、決して誰もが認める“映える”場所というわけではないんです。むしろ、普通だったら素通りしてしまいそうな、ごく日常の風景。だからこそ、モネの描いた絵を観たとき、そんななんでもない場所をここまで魅力的に切り取ることができる人なんだなと改めて感じました」「100%モネ」を謳う今回の展覧会では、日本初公開を含む60点以上を展示。同じ場所やテーマを異なる季節や天候、時間で描いた「連作」に焦点を当てる。実際に連作を目にした芳根も、その魅力を語る。「同じ場所やテーマが並ぶことで、その違いが見えてくるんです。きっと季節や天気の違いだけじゃなく、描いた日のモネの状態も反映されていると思うんですよ。そう思うと、モネの目が見た景色を体験できる感覚になる。それが贅沢だなあと思います」これまで、美大卒の母に連れられて美術館に行くことが多かったという芳根。今回、展覧会ナビゲーターを務めたことをきっかけに、モネの魅力にさらに惹かれるようになったという。「美術館にあまり行ったことがない方には、実物の絵からは教科書やWebで見るのとは全く違うものが受け取れるよってことを伝えたい。モネを少しでも知っている方には、一歩深く踏み入って、モネの人生を知ってほしいと思います。私自身、今までは美術館といえば母からのお誘いばかりでしたけど、今回は私から誘って行ってみたい。今回初めて、母が知らないモネのことを伝えることができるかも、と思うとうれしいです」取材・文:釣木文恵
2023年10月18日女優の芳根京子が出演する、ジュン・ROPE PICNICの新WEB 動画「世界は変わる。色を着れば。」編が、12日から公開される。新WEB 動画には、同ブランドのイメージキャラクターを務める芳根が、等身大のOL役で登場。毎日仕事に打ち込み、疲れから暗い気持ちになりながらも、お気に入りの服に出会ったことで日々を積極的に楽しむようになり、気分を一新して前を向く女性を演じている。また、同動画はミュージックビデオ仕立てになっており、楽曲にはいきものがかりの「好きをあつめたら」を採用。何気ない日常の中でも、好きなものに触れることで幸せな気持ちになれるという、毎日がんばっている人たちへの応援歌となっている。○■芳根京子インタビュー―――撮影の感想をお願いします。今回は2日間の撮影だったんですけど、いろんな場所に行って、ムービーとしても充実感のある、濃い1本になっているんじゃないかなと思っています。前回のムービーでもご一緒させてもらった、ワンちゃんのハーツくんと今回もご一緒させてもらって、とってもお利口な子なので、空き時間もペトってくっついててくれるんですよ。それがすごくかわいくて、また会えて嬉しかったです。――メインアイテムである12色の「クロップドカラフルニット」。芳根さんのお気に入りのカラーと、その理由を教えてください。ピンクのニットがかわいいなと思います。冬って割と暗い服が多くなりがちで、ピンクというと一見挑戦しにくく感じると思うんですけど、ビビッドなのに着やすいピンクだなと思って。私も冬、あのピンクで気持ちを明るくしたいなと思いました。――普段のお洋服でピンクを選ぶことは?ピンク、あんまり選ばないですね。色物で選ぶとブルーだったりとかグリーンだったりとか、割と寒色系を選んでしまうことが多いなと思うので。ピンクいいなと思いました。――動画では、お気に入りのニットを着ることで気分を一新する様子が描かれています。芳根さんが気分を一新したいときに行っているリフレッシュ方法はありますか?最近リフレッシュになったなと思ったのが、雑貨屋さんを1人で巡った日があって。家具を買い替えるって結構大ごとになると思うんですけど、雑貨をちょっと増やしたり変えたりすると自分の気持ちも変わるというか。身近な、手軽なものでも、お家に帰ったときにぱっと印象が変わる感じがして、雑貨を見るのっていいなと思いました。――今、特にお気に入りのアイテムは?最近……絵なのかな。あれは絵というジャンルに入るのか……壁に貼れる絵のようなものを購入して、それが今お気に入りで。お家に帰ったときにぱっと目に入るところに飾りました。(それまで)あんまり壁に飾ってなかったんですけど、華やかになるものを飾りたいなと思って購入しました。――2023年も残すところ3ヶ月弱。今年のうちにやっておきたいことはありますか?今年の頭に結構ジムに通っていて、写真集を出したのをきっかけに体を鍛えていたんですけど、後半になるにつれてどんどんジムに行かなくなって、写真集の撮影が終わったらちょっと気が抜けてきてしまったので、もう1回ここから通い直して悔いのない体型で今年を終えたいなと思っています。(ジムには)3~4年前から通ってはいるんですけど、今年の頭にがんばる時期がありました。(秋冬は)肌の露出がない分ちょっと気が抜けてしまうと思うんですけど、ここでもう一踏ん張りと思っています。――動画をご覧の皆さんにメッセージをお願いします。今回たくさんの色のニットを着させてもらいました。コーディネイトが参考になるなとか、試してみたいなとか、このニットの色着てみたいなとか、私自身もありましたので、ぜひ皆さんもお気に入りのコーディネイトやお気に入りの1着を見つけていただけたらと思います。ぜひご覧ください!○■いきものがかり・吉岡聖恵 コメント新しい服、自分が好きな服を着ていつもより前向きな気持ちになっていく。そんなワクワクするイメージで曲を制作していきました! 私自身、好きなものを身にまとうとポジティブになれるので、今回のコンセプトにとても共感しました。カラフルな洋服に身を包むと、いつもの日常が彩られていく。そんなすてきな瞬間が詰まった映像と曲を合わせて楽しんで頂けたら嬉しいです!
2023年10月12日