くらし情報『杉山知之学長が語る、設立20周年を迎えるデジタルハリウッドの歴史』

2014年9月29日 20:52

杉山知之学長が語る、設立20周年を迎えるデジタルハリウッドの歴史

一度は社会に出たけれども、今の仕事は自分がやりたかったこととは違うと思い至って、デジタルハリウッドの門を叩く。他の専門学校は若い人ばかりなので、社会人の多いデジタルハリウッドは学歴や年齢も関係なく入りやすかった、という理由もあるのだという。その傾向は現在も変わらず、デジタルハリウッド専門スクールの学生は、社会人がキャリアチェンジのためにデジタル技術を学ぶ場として活用されている。

2004年4月に設立した大学院大学は、デジタルハリウッド開校当時からの目標であったが、小さなベンチャー企業にはハードルが高く、なかなか手をつけることができなかった。ところが、ちょうど良いタイミングで小泉政権が構造改革特区を作り、教育機関の申請が多かったことから、デジタルハリウッドでも大学院大学を申請することにしたそうだ。ただし、研究よりも、社会の役に立つ人材育成がメインであることがなかなか理解されず、交渉に1年を費やした。国際化に向けた英語の必要性と一般教養も教えられる4年生大学の設立には、大学院大学の実績が認められ、翌年の2005年に実現した。

○今後の展開と『20周年大同窓会』

社会人向けの専門スクール、大学を卒業した人向けの大学院、高校を卒業した人向けの大学と、設立する順番が一般とは逆になってしまったが、これで一通りの世代に向けた教育機関となったデジタルハリウッド。

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