短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第3回) - デスクトップで使えるWindowsストアアプリ
開発者向けの情報は割愛するが、既にVisual Studio 2013 Update 2の時点で画面サイズの取得を行うことが可能になり、さまざまな画面サイズに対応している。この利点を大きく活かしたのが、Windowsストアアプリのウィンドウ化だ。下図は1280×800ピクセルの解像度でWindowsストアアプリのサイズを変更したものだが、テキストの折り返しや画像のリサイズが行われている。
本来であればデスクトップPC/Windowsタブレット/Windows Phoneで見比べるのが一番分かりやすいのだが、筆者もWindows Phoneは所有していないため、ウィンドウのサイズ変更で紹介した。このようにソフトウェア開発者側には若干の負担が発生するが、エンドユーザー側から見ればWindowsストアアプリをリサイズすることで、広大なデスクトップを活かせるのがWindows 10の特徴と言えるだろう。
○キーボードによるウィンドウリサイズも強化
ウィンドウのリサイズと言えば、スナップ機能も見逃せない。Windows 8でも[Win]+矢印キーによるリサイズ機能は用意していたが、Windows 10テクニカルプレビューの場合、デスクトップに並ぶウィンドウを4分割する機能が新たに用意された。