短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第3回) - デスクトップで使えるWindowsストアアプリ
たとえばデスクトップ中央にあるウィンドウを左上に移動させる場合、[Win]+[←]キーでデスクトップ左側にスナップできるのはWindows 8.1と一緒。新しいのは[Win]+[↑]キーを押すと、デスクトップ4分の1にリサイズする点だ。たとえばデスクトップ解像度のY軸が800ピクセルの場合、380ピクセル(タイトルバーやウィンドウフレームを含む)のウィンドウが縦に2枚並ぶ。
一見すると地味なことこの上ない。だが、Windows 8.1ユーザーであれば、ウィンドウリサイズをキーボードで実行する利便性は十分理解できるはずだ。ただし、この画面分割をWindowsストアアプリに適用するのは難しい。もしくはディスプレイをランドスケープモードで使っている場合に限られそうだ。
そもそもWindowsストアアプリをウィンドウ化し、最小サイズにしても502×662ピクセル。
タスクバーの領域を計算するとデスクトップ解像度のY軸は1,364ピクセル以上必要となるからだ。いずれにせよウィンドウリサイズに関する機能は、Windows 10テクニカルプレビューでわずかながらに進化したと言える。
●ウィンドウ化は先祖返りか否か
○ウィンドウ化は先祖返りか否か
前述のとおりWindows 10テクニカルプレビューは、Windowsストアアプリをデスクトップアプリと並べてウィンドウ化できる。