くらし情報『「ピル」って何? どんな効用・副作用があるの?』

2014年11月18日 09:21

「ピル」って何? どんな効用・副作用があるの?

それによって生理痛を軽くし、月経前緊張症(PMS)を軽減するのに使われたり、子宮内膜症の予防や改善をしたりすることもあります。また、規則正しく服用することにより生理周期の改善やホルモンバランスの崩れによるニキビ、多毛症、更年期症状の改善に効果を発揮することもあります。

副作用としては、飲み始めに吐き気や頭痛、むくみ、乳房の痛みなどの症状が出ることがあります。ただこれらは大抵一時的なもので、飲み続けるうちに消失することが多いと言われています。

○ピルにも種類・タイプがある

避妊を目的に開発され、ホルモンの用量を少なくしたものが「低用量ピル」。よりホルモン量が多く、病気の治療に使われることが多いのが「中・高用量ピル」です。低用量ピルには、ホルモンの配合率によって「一相性」「二相性」「三相性」と種類があります。基本の飲み方は、3週間続けて服用し1週間は休むというもの。
低用量ピルは、避妊効果が出る限界までホルモン量を抑えてあるので、飲み忘れないことが大切です。ピルは、さまざまな効果を持った薬ですが、使いたい場合は医師に処方してもらう必要があります。体の状態や既往歴によっては服用できないこともあります。

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