2014年11月18日 12:17
【McAfee FOCUS 14】来年のセキュリティキーワードはモバイルとステルス、そして…
と言うのも、IoT(Internet of Things)でも同様の脆弱性が問題になるだろうという予測だ。SSLやOSの脆弱性を突かれれば、家電などのIoTが被害を受ける可能性がある。
「IoTでは、一般ユーザーはどんな心がけをすればいいのか?」という質問に対し、同氏は「1つはプログラマーへの教育。IoTのプログラマーがセキュリティの知識を高め、脆弱性を減らす努力をしなくてはならない。もう1つは一般ユーザーへの教育で『IoTは常にアップデートが必要』ということを知ってもらい、定期的にパッチをあてることが重要になる」と述べている。
最後に2015年にセキュリティで問題になりうる点は何か。スネル氏は4つのポイントを挙げた。
モバイルマルウェアの脅威
モバイルランサムウェア、情報と金銭窃取を目的としたNFC攻撃、BYOD普及により企業インフラを狙うモバイル攻撃が増えると予測している。
仮想通貨がランサムウェア攻撃を助長
匿名性が高く規制対象外の仮想通貨は、ランサムウェア攻撃に使われる。Cryptolockerは、ほんの手始めで、仮想通貨を出せと脅迫するランサムウェアが増えるだろう。
ステルス攻撃
サイバー犯罪者は、検知技術を回避する新しい高度な検知回避技術を利用。