未来のマンション・コミュニティはどうなる!? - 「ミライ×マンション×ミーティング」開催
○課題は主体性を生み出す「仕掛け」をどれだけ埋め込めるか
藤村氏が「記念碑的なプロジェクト」と評価したサンシティは、自発的なコミュニティ活動が積み重なり現在に至る。まさしく「経年優化」という基本理念をそのまま体現した物件だ。最後に未来のマンションをつくるための「次なる課題」について説明がされた。
藤林氏「住人の主体性を引き出すことが1番のポイントとなります。我々は主体性が生み出される『仕掛け』をどれだけ埋め込んでいけるかが勝負となります」
岩田氏「『住まい』というハード面だけでなく、『暮らし』というソフト面も取り組む必要があります。住まいに対する愛着の積み重ねが『暮らし』につながるのです。また、どこで何が起こっているかという『コミュニティの見える化』の徹底も課題です。参加してもらうためには、まず住人の方に知ってもらわなくてはなりません」
コミュニティがしっかりできているマンションは、地震など有事の際も安心感がある。
その環境を作り上げるには、住人のコンセンサスも鍵となるとして、第1部は締めくくられた。
●孤立化する子育て、マンションが救世主に?
○マンション住まいの経験を元に、台本なしトーク!
SESSION 2は「マンションの新しい捉え方」