伊藤健太郎、新映画で『源氏物語』の世界にトリップ! 黒木瞳が監督務める
またドラマ『いいね! 光源氏くん』でもOL役を好演した伊藤沙莉が、絵巻物の世界で雷と出会い妻となる倫子に扮する。弘徽殿女御の父である右大臣役でラサール石井、雷の母・伊藤明子役で戸田菜穂、弘徽殿女御の夫・桐壺帝役で伊勢谷友介、弘徽殿女御に仕える家臣役で山村紅葉と笹野高史が出演。さらに弘徽殿女御の息子として田中偉登、雷の弟・水役として細田佳央太、光源氏役として沖門和玖が抜擢された。
本作のメガホンをとるのは、女優であり、『嫌な女』(16)で監督デビュー、原作をこよなく愛し実写化を熱望した黒木瞳。脚本は、『ちょっと今から仕事辞めてくる』(17)などの作品を手掛けた多和田久美が担当する。撮影は2019年2月2日から3月7日の間に行われた。
○伊藤健太郎 コメント
この映画は取柄もない、自分に自信がない現代の男の子がそれまで行ったことのない世界で成長していく物語です。
タイムスリップするお話は初めてではないのですが、映画で時代劇は初めてになります。
人が成長する部分にフォーカスした話が個人的に好きで、変わっていく様を演じるのもすごく好き。だから今回このお話をいただいたときはとても嬉しかったですし、監督も黒木瞳さんということでどんな面白い作品になるのだろうとワクワクしながら、自分なりに成長感をどう出そうかと考えながら撮影に臨みました。