くらし情報『動画で見るソフトバンクの災害対策「気球基地局」 - LTE対応や海上運用も可能に』

2014年12月15日 15:35

動画で見るソフトバンクの災害対策「気球基地局」 - LTE対応や海上運用も可能に

という取り組みはNTTドコモやKDDIも行っている。しかしながら、ソフトバンクが公開した取り組み例の比較写真を見ていても、明らかに1つだけ趣きが異なる。

今回実証実験が行われた南三陸町は、東日本大震災で津波による深刻な被害を受けた地域。こういった環境では、KDDIの海上基地局やソフトバンクの気球基地局が迅速なエリア対策を行いやすい。

KDDIの海上基地局は、海上保安庁と連携して、船舶上から沿岸部に向けて電波を放射。東日本大震災で沿岸部のエリア確保が難しかったことを受けての実験で、すでに複数の環境で実証実験を行っている。

これに対してソフトバンクモバイル 研究本部で本部長を務める藤井 輝也氏は、海上基地局よりも気球基地局の方が安定したエリア構築ができると胸を張る。

「気球基地局のメリットは、海上の状態に関係なく、上空まで高くアンテナを上げられることにある。
船舶上から放射するよりも高く、広く、安定的にエリア展開が可能となる。今回、沿岸部対策として海上(船上)における気球係留が必要と考え、実証実験にいたった」(藤井氏)

報道陣に公開した実証実験は今回が2度目。前回は3G(W-CDMA)

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