くらし情報『三重県にある銘菓「赤福」に似た「赤福そっくりさん」たちの実態に迫る!』

2014年1月19日 11:00

三重県にある銘菓「赤福」に似た「赤福そっくりさん」たちの実態に迫る!

は二見興玉神社の橋だという。「『御福餅』は創業270年の歴史があり、ずっと伊勢名物として愛されてきたもの。こしあんの波形は夫婦岩にそそぐ豊穣の波の形を表現しているんです」と、「赤福」とは波形の意味も違うよう。筆者も270年の長い歴史とは知らなかったが、老舗ならではのこだわりが詰まっているようだ。

それにしても、そっくりな箱のデザインばかりに注目しても仕方がない。肝心の「御福餅」の味はどうなのだろう?早速食べてみよう。開封すると、パッと見は「赤福」そっくり。しかし、よく見ると「赤福」のあんよりも、こしの粗い印象があった。
波の形がやや不ぞろいなのは、全て職人が手作りしているからという。ちなみに、箱詰めされた「赤福」は機械で作られている。

実際に食べてみると、「赤福」のあんは口当たりが滑らかなのに対して、この「御福餅」のあんには不思議なザラつきがある。でもそれが独特の素材感となり、あんころもちとしての味わい深さは、もしかしたら「赤福」以上かもしれない。しっかりとした安定感のあるおいしさである。ただの「赤福そっくりさん」と侮るなかれ。これは一食の価値アリ。「御福餅」は8個入り700円である。

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