「松尾芭蕉」について知りたいことや今話題の「松尾芭蕉」についての記事をチェック! (1/4)
お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が12日、都内で行われた『ブレインスリープタクシーメディア発表会』に出席。質のよい睡眠をプレゼントしたい相手を明かした。本イベントは、「ブレインスリープ」初のタクシー企画となる“脳まで眠る”を啓蒙する「ブレインスリープタクシー」の走行開始を記念したもの。”脳まで眠る”睡眠の実践者代表である「マスターオブブレインスリーパー」として招かれた長田と相方の松尾が、「ブレインスリープ タクシー」の車内で繰り広げられる運転手と乗客のコントを中継で披露。この日は雨だったが、鮮やかなピンク色のブレインスリープに乗って会場である赤坂サカス広場に颯爽と登場。長田はブレインスリープに使われているクッション素材を頭につけ、その上に王冠を載せたスタイル。松尾は同じくクッション素材を背中にマントのように装着。長田は「枕が合ってないと首が痛くなったり、頭が痛くなったり、そういうのがあるんですけど、もうブレインスリープを使ってから一切ない」とアピールした。トークセッションでは「質の良い睡眠をギフトしたい人」を聞かれ、長田は「向井(パンサー)はね、もうブレインスリープ使ってるので」と仲のいい向井に言及しつつ「やっぱり家族にはあげたいなと思います」と回答。松尾は「今だったら誰でしょう…やっぱりジャンポケ太田とか。ちょっといろいろあって寝てない日もあるかもしれないので」と騒動に揺れた太田を気遣うコメント。また長田が「シソンヌの長谷川とか。どんどん頭が大きくなってきて大変そうなので」と言うと、松尾が「この間も寝坊してたんですよ」と長谷川の遅刻を暴露。「待ち合わせしてたら泊まりの仕事で次の日朝一緒に行こうって言ったら、顔パンパンになってやってきたんです」と明かし、長田が「ブレインスリープピローなら長谷川の頭にも合うと思います」と笑いを誘っていた。
2025年03月12日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が12日、都内で行われた『ブレインスリープタクシーメディア発表会』に出席。松尾がタクシーで起こす”ミステリー”を明かした。本イベントは、「ブレインスリープ」初のタクシー企画となる“脳まで眠る”を啓蒙する「ブレインスリープタクシー」の走行開始を記念したもの。”脳まで眠る”睡眠の実践者代表である「マスターオブブレインスリーパー」として招かれた長田と相方の松尾が、「ブレインスリープ タクシー」の車内で繰り広げられる運転手と乗客のコントを中継で披露。この日は雨だったが、鮮やかなピンク色のブレインスリープに乗って会場である赤坂サカス広場に颯爽と登場した。タクシーにまつわるエピソードを聞かれ、長田が「ちょっとミステリーなんです」として話しだしたのは、松尾の運転手とのやりとりについて。「松尾の声がだいたいタクシーの運転手さんに届かないっていうのがあるんですよね。例えば『ちょっと運転手さん、ここら辺でなんかおいしい店とかありますか』とか『あそこ行ってください』とか、一切通らないことがあるんです。俺の声は通じるんですよ」と明かすと、松尾も「コンビの立ち位置でいつも乗るんですよ」と続けた。コンビの立ち位置はステージ上手に長田、下手に松尾となるため、乗車時には運転手の対角線上に松尾が座ることになる。「僕の方が声は聞こえやすいはずなんですよ。別に声小っちゃい声で喋ってるんじゃなくて、ちゃんと届けようと思って喋ってるのに、無視されて。7~8割あります」と1度だけの経験ではないと明かした。さらに松尾は「この間も『すみません、どこどこに行ってくださいって』行ったんですけど、真逆に向かってて。「手元の地図見てたら反対側に行くし、『すみません。これあってますか』って言ったら『すみません、反対側行ってました』って」と意図した通りに通じなかったことも告白。長田が「もうちょいはっきり喋った方がいい。もにょもにょもにょもにょしてるから」と提案すると、松尾は「いやいや、ちゃんと言ってるんです!」と力強く否定していた。
2025年03月12日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平・松尾駿)が26日、都内で行われた『はたらく人ファーストアワード2024』授賞式に登壇。自身が社長だったらという妄想トークを繰り広げた。長田は自身が社長だったらどんな会社にするかという質問に、「『ワンシックスエイト』。僕の身長です。座ってたら180センチに見えると言われるんですけど、実際に立ってみると168センチしかないので」と回答。続けて「実際は168センチなんですけれども、180ぐらいに見える、そんなでっかく見える企業にしたいっていう、そういう意味です」と語った。一緒に働きたい人について聞かれると、ジェームズ・キャメロン監督と前澤友作氏を列挙。「キャメロンは、事務。前澤さんは受付で。やっぱ顔が大事なんで。会社の箔が出ますので」と真面目な顔で語り会場に笑いが起こった。一方、松尾は「好きなものを詰め込んでいきたいと思うんで『株式会社ビール餃子バスケットボールJAMAICA』」と表記も指定し回答。一緒に働きたい人については「ジャングルポケット太田です」とし、「身近でやっぱ働きやすいですよ。一緒に住んでたこともありますし、今いろいろあって、めちゃくちゃなんでも頑張ってくれると思うので」と理由を語るが、太田の相方・おたけについては「おたけはいらないです」ときっぱり。長田が「おたけもいれてやれよ」とツッコむもスルーし、「太田だけほしいです。頑張ってくれます。本当に頑張り屋さんなんで」と太田を絶賛し熱望した。太田のポジションについては「全部やらせます。なんでもやってくれるんで。営業からもう何からもう全部ですね、やってくれると思うんで。経理から」とすべて任せたいとし、「多分できると思います。できなかったら、多分自分のツテみたいな使ってくれると思う」と期待。長田が「警備とかしかできひん」とツッコむと「ボディーガードできますから」としたが、さらに長田に「ボディーガードのみだなと思います」と念を押されていた。『はたらく人ファーストアワード2024』は、ミイダスと朝日新聞社が主催。従業員を大切にしている企業を称え、その取り組みを発信することで、より「はたらく人ファースト」なはたらき方を推進することを目的としたもの。チョコレートプラネットは、昨年に続き2年連続でプレゼンターを務める。
2025年02月26日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が26日、都内で行われた『はたらく人ファーストアワード2024』授賞式に登壇。コンビ関係の変化について語った。フリップトークで長田は、コンビを組んで20周年を迎え、お互いに大切にしていることを聞かれ「歴史」と回答。SNSで話題となったエジプトの博物館所蔵の銅像が2人に似ていることに触れ、「顔も体型もマジでそっくりで、ひょっとしたら4000年前からのお付き合いだったんじゃないかという」と運命的な出会いだとし、「それで1個お仕事もらってますんで。エジプトの展示、博覧会のイベントに呼んでもらえるっていう仕事も1個獲得してるんで、歴史は大切にしていきたい」と理由を明かした。すでにその銅像の出自も判明しているとし、「俺が大司祭で松尾が司祭っていう」と明かし、松尾が「俺がちょっと下なんですよ」とぼやくと、「そこのパワーバランスも変わってない」と返して笑いを誘った長田。「人前に立ってなんやかんやするっていう、そこの役職も結構変わってないので、この歴史は大切にしていきたい」と現在のお笑い芸人という職業につなげて語った。さらに代表質問のパートで「この20年でのはたらき方の変化」について聞かれると、松尾が「デビューした最初の頃はいろいろと2人でネタの相談だったりとかしてたんですけど、いつの間にか僕の負担と言いますか、いろんなやることがだんだんなくなってきて、ノートを捨てペンを捨て、全て長田さんがやってくれるようになりました」と告白。、長田は「勝手にやらなくなっただけのことですね」とぼやいた。続けて松尾が「イベントとか企画とかしてるんですけど、マネージャーとかいろんな他の出てくれる人とか含めて、なぜか1番最後に知るとかいうパターンも増えてきてるので、いろんな人が関わって、いろんな人がやってくれるようになって、いい環境になってきてるなと思います」とにっこり。対して長田は「携わってほしい」とし、いつの間にか長田が運転する移動の車に松尾も乗るようになったことに触れ、「運転手ノーギャラでやってますから」と再びぼやき。松尾が「もうちょっとおっきい車買ってもらっていいかな」とリクエストすると、「てめえの車でやれ!」と抗議していた。『はたらく人ファーストアワード2024』は、ミイダスと朝日新聞社が主催。従業員を大切にしている企業を称え、その取り組みを発信することで、より「はたらく人ファースト」なはたらき方を推進することを目的としたもの。チョコレートプラネットは、昨年に続き2年連続でプレゼンターを務める。
2025年02月26日Bunkamuraシアターコクーン芸術監督の松尾スズキが主任を務め、“演劇の未来を拓く若者たちの学び場”として昨春に始動したコクーン アクターズ スタジオ(CAS)。1年間のカリキュラムを終えた第1期生の発表公演が、3月、休館中のシアターコクーンを特別に復活させて登場する。作品は、松尾が書き下ろした新作ミュージカル『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』。松尾独特のシニカルな笑いの中に熱き演劇愛がほとばしる青春群像劇だ。演出を手掛けるのはCASの常任講師であり、古典をも現代の息吹あふれる劇空間へと仕立て上げる名手、杉原邦生。講師として若者たちと向き合ったふたりが、CASのこの一年、その成果となる発表公演について語り合った。熱量の高い生徒が集まった第1期を振り返って――2024年春にスタートしたコクーン アクターズ スタジオ(CAS)で、まずは次世代の俳優を育成して来られたこの一年間の手応え、実感についてお伺いしたいと思います。松尾実感は……どうですか?杉原昨年4月からレッスンをやってきて、受講生の皆の顔つきが変わってきたなとは思っています。いろんなワークやレッスンを受けるなかで、たぶんそれぞれ自分に足りないものや、ここは得意かも……といったものを見つけていって、俳優としての覚悟、自覚のようなものが芽生えて来たのかなと。松尾皆で刺激し合っている感じはすごくあるよね。僕も過去に何回か、素人の方を対象にワークショップのようなことをする機会がありましたけど、CASはダントツで集中力が高いというか。ちゃんと課題をやってくるし。杉原ああ、予習や準備ですね。松尾やっぱり現役で活躍している講師が多いから、そういう人たちの作品に触れる機会もあるわけじゃないですか。「この人が教えてくれるんだ。じゃあ、どういうことをやっているんだろう」と思って観に行ったら、「結構レベルの高いことをやっているな」とか思っているのではないかなと。あと、「ここでダメだったらお終いだ」みたいな危機感を感じるのよ(笑)。杉原ああ〜なるほど(笑)。松尾瀬戸際感ね(笑)。そこは、今まで出会って来た若い人たちと違うなと思いますね。杉原最初に選考した時は、「途中で脱落しちゃう人もいるかもね」なんて話していましたけど、今年度はいなかったですね。松尾皆、食らいついて来たね。僕も最後のレッスンをやった日は、もうこれでお終いか、物足りないなと思っちゃって、寂しくなりましたよ。――一年間のカリキュラムの中で見えてきた課題などはいかがでしょうか。松尾課題はいろいろありますけど、演技の講師陣に演出家が4人(松尾、杉原、オクイシュージ、ノゾエ征爾)もいるから……ワークショップをやたらやった(笑)。ちょっと大盤振る舞いが過ぎたのかなと。ま、一年目ですもんね。景気のいいところを見せたい。杉原ハハハ!そうですよ、一番初めですから。物足りないという感覚は僕もありました。始まった時は、結構レッスン数が多いな〜、あれもこれも出来そうだなとか思っていましたけど、意外と時間が足りなくて。もうちょっと深いところまでやれたら良かったかな、という反省もありつつ、これくらいいろいろ詰め込んだほうが良かったのかもな、という思いもあります。どちらがいいのかまだ答えはわかりませんが、それも探りながらやっている感じはありますよね。あと、他の先生のレッスンを見るのもすごく面白くて。松尾さんの最後のレッスン、日本舞踊・所作指導の藤間貴雅さんのレッスンなどに加えて、特別ワークショップもいくつか見させていただいたんですが、自分のレッスンとはちょっと違う受講生たちの顔が見られると思いませんか?松尾そうだね。杉原それも面白いんですよね。意外とこの子、こういうところが得意なんだ〜とか、意外とこっちは苦手なんだ〜といった発見がありました。松尾先生によって生徒の見方も違うね。オクイシュージ君の採点表を見せてもらったんだけど、すっげえ辛口だなって。(一同笑)そこが、先生がひとりじゃないことのいいところだよね。俺たちも多少の色眼鏡はあるわけで、その4人の色眼鏡を合わせればフルカラーで見られる。杉原ハハハ!確かに。発表公演は、演劇界への思いが詰まった青春群像ミュージカル――そして3月には、第1期生の発表公演のために松尾さんが書き下ろした『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』が、杉原さんの演出で上演されます。舞台芸術の世界を目指す若者たちを描いた、まさしく受講生の皆さんの等身大の物語。上演台本を拝読したら恐ろしいほど面白くて(笑)、もう松尾さんノリノリで書かれたのでは?松尾いや、最初はノリノリだったんですけど、途中でやっぱり出演場面とか台詞の量とか、配役のバランスが悪くなると可哀想だなと思い始めて……。劇団じゃなく、一応レッスンの一環ですから、あまり差がついてしまってはいけないなと。そのペース配分がものすごく大変でしたね。作品性を優先するべきか、公平性を優先するべきか、その戦い(笑)。全員に均等に台詞を割ろうとすると、どうしても長くなっちゃう。それはミュージカルにしちゃったせいもあるんだけど(笑)。真っ当にやろうとすると3時間になるけど、新人たちがやる3時間の公演、観たいか?という問題が。(一同笑)やっぱり2時間くらいが観に来やすいですよね。でもまあ、悩んだのはそこだけ。若者たちの話はあまり書いたことがなかったから、そのへんは楽しんで書きましたね。杉原僕は最初、ミュージカルになると聞いた時点で、えっ!?と驚いたんですけど(笑)、台本を読んで松尾さんのいろんな愛情を感じました。生徒への愛情もそうだし、これまで関わっていらっしゃったいろんな俳優さんたちへの思い、演劇やミュージカル、あと劇場とか、舞台業界全体に対する思いがめちゃくちゃ詰まっていて、すごい!と感動しました。発表公演だから全員を出さなきゃいけないとか、いろんなルールも全部ひっくるめて、この一本にギュッとまとめられたことも単純にすごいなと思いましたし、それですごく面白いんですから。これをきちんと立ち上げれば必ず面白くなる!と思えて、ワクワクしました。演出するのが楽しみになりましたね。――いわゆる業界のシビアな現実といいますか、そのへんを容赦なく描く松尾さんならではのシニカルな面白さが炸裂していると感じましたが、そこは……愛のムチでしょうか。杉原ハハハ!松尾何でしょうね。これを新人の俳優たちにやらせるという残酷さも含めて(笑)、イベントとしての面白さがあるような気もして。青春って、やっぱり最終的には苦いものという思いがあって。僕も初老という域に入って、青春のことを書けるのは幸せだなと思うと同時に、その残酷さを書いておかないと逆に若者たちに失礼かなと思うんですね。あと、「ここには阿部サダヲも、皆川猿時もいないんだ」ってことを肝に銘じて書きました。(一同笑)自分のホンを人に演出してもらうのもほとんど初めてなので、そこはすごく楽しみですね。杉原そうですよね。とても貴重な体験をさせてもらえているなと思っています。松尾さんのホンはストーリーとしてはいわゆるハッピーエンドではないですけど、必ず最後に温かい気持ちになるんですよね。今回もまさにそうで、そこがすごく魅力的だなと感じます。松尾杉原君は、密度の濃い演出をしているなといつも思っていますね。美術もやっているからなのかな、役者のレイアウトとかちゃんと考えられていて、勢いでやっていないのがわかる。木ノ下歌舞伎『勧進帳』での音や照明の使い方とか、メリハリが効いていてすごくカッコ良かったからね。今回もそういうところに期待しますね。杉原さっきも言ったように、松尾さんのホンをきちんと立ち上げれば絶対に面白くなるという確信がありつつ、せっかく演出させてもらうんだから、僕が演出したからこうなった、という部分も滲み出るようにしたいなと思っています。今回は“空っぽのシアターコクーンに若手俳優たちを放り出す”というのが大枠の基本プランで。ずっとコクーンの舞台でレッスンをしてきたので、俳優たちは、空間自体は身体に馴染んでいるはず。その強みを出せるような作品になったらいいなと思います。空っぽのコクーンで大いに暴れてもらう、みたいなイメージですね。“面白”を意識してやるスクール――今春から第2期がスタートしますが、コクーン アクターズ スタジオが気になっている人、学びたいと思っている人に向けて一言お願いします。松尾講師に現役の演出家が4人もいるスクールはなかなかないと思います。オクイ君なんてどちらかと言うと俳優モードで、かなり現役感のある先生です(笑)。そういう人たちがとても新鮮味を持って教えているので、覇気がある。私個人に関して言えば、どんどんこれから体力がなくなっていくので、今がピークぐらいです(笑)。そこに立ち会わないか?って感じですね。僕、理論がないからどうしてもフィジカルな感じじゃないと教えられないんですよ。ついいろいろ動いちゃうんだけど、限界はいつか来るよなと思いつつやっているから。まあ、そういう焦りもあってスクールをやっているんですけどね。あと、演技の基礎というのは各々やってきた場所で中身が違うと思うんですが、“面白”を意識してやろうとしているところも少ないのではないかなと。舞台って、やっぱり面白い俳優が残るじゃないですか。そこを意識的に教えようとするところは、あんまりないような気がしていて。だから面白いことをやりたい人、もっと集まってほしいなと思います。杉原松尾さんがおっしゃったように生徒だけでなく講師陣もモチベーションが高いので、とても高い水準の学びの場になっています。そこはぜひ期待してほしいですし、たくさんの新しい俳優たちと出会っていけるといいなと思いますね。また、今いる生徒たちは、ここで学んだことをどんどん広げていってほしい。出し惜しみせず(笑)、学んだことをいい形で伝染させていってくれると、舞台業界全体がさらに豊かなものになっていくのではないかなと。そこは彼らに期待しています。松尾若い時期に志を同じくする仲間を得られるのは、今後の大きな糧になるんじゃないかな。そんな気がする。本当に羨ましいですよ、僕なんてひとりぼっちだったんだから。(一同笑)仲間感があるよね。杉原うん、間違いなくありますね。――久しぶりにシアターコクーンで観劇出来ることも嬉しいです。そこで若い俳優たちがどんなエネルギッシュな舞台を立ち上げてくれるのか、楽しみにしています。松尾僕がこんなに本格的に若者たちに書き下ろすのは、後にもないかもしれません。それを今活躍中の杉原君が演出する、これはなかなかない機会だと思います。この“いい機会”というものを覗きに来てください。杉原舞台芸術界の“アンサンブル”と呼ばれる俳優たちがメインになっているお話です。生きていく中でこういうことをしてみたい、こういうふうになりたい……といった夢や希望を一度でも持つ人であれば、共感する部分がたくさんあると思いますので、ぜひ劇場に飛び込んでみてほしいですね。取材・文:上野紀子撮影:You Ishii「ぴあ」アプリでは、本公演の先着先行受付を実施します。ぜひこの機会にぴあ(アプリ)を ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=5e43a8e9-2723-4a87-bfd5-277ed876df6c&contentTypeId=2) してご確認ください。(※アプリ先着先行受付は「チケットぴあ」アプリではなく「ぴあ」アプリとなりますのでご注意下さい)<公演情報>COCOON PRODUCTION 2025Bunkamuraオフィシャルサプライヤースペシャル『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』作・音楽:松尾スズキ演出・美術:杉原邦生音楽:杉田未央出演:コクーン アクターズ スタジオ第1期生生田有我石川なつ美石田とねり伊島青羽衣大嵜逸生岡田絆奈川﨑志馬小林宏樹佐織祥伍雜喉侑大嶋村連太郎芹なずな高橋卓臣田尻祥子等々力静香富田康聖中野亜美新関峻原マリコ宮城優都村井友映森本彩日吉田ヤギ2025年3月20日(木・祝)~23日(日)会場:東京・Bunkamuraシアターコクーン公式サイト:
2025年02月13日NHK Eテレの「天才てれびくんhello,」に出演するモデルの松尾そのまが11日、自身のインスタグラムを更新。【画像】"天てれ戦士"松尾そのま、フォーク片手に「パスタ待ち〜」ポーズが可愛すぎると話題!「レピピの2025SSのオフショ〜お楽しみにあっ、小物も可愛いから大注目っ」と綴り、自身が写った写真数枚をアップした。さまざまな表情で写ったドアップショット6枚がアップされ、可愛さにファンもメロメロのようだ。 この投稿をInstagramで見る 松尾そのま(@sonopy526)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「ほんとに美少女すぎる」といったコメントが寄せられている。
2025年02月12日お笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿が20日、都内で行われた「洋服の青山」新CM発表会に、俳優の宮世琉弥と女優の齊藤なぎさとともに出席した。1月21日から全国放送される新CM『AOYAMAなら大丈夫』篇では、松尾が母親役、宮世が高校生の息子役、長田が謎の歌手役として応援ソング『大丈夫』を担当。現在、1人暮らしをしているという宮世は「お母さんと会う機会もなくなっていたので、こういうほっこりするような撮影がすごく楽しくて、途中から(松尾が)本当のお母さんに見えてきました」と話して笑わせ、CMで声は使われていないが、松尾と宮世はアドリブでセリフを言い合っていたそうで、松尾が「『こっちの色のほうがいいと思う』とか言っても、基本全部『やだよ』って言うのよ」と口をとがらせると、宮世は「設定が10代の息子だったのでちょっと冷たくしてしまいました」と打ち明けた。一方、同日から全国放送される新CM『スーツなわたし』篇に、橋本環奈とともに出演する齊藤は「私、橋本環奈さんがすごく憧れだったので、いつか会ってみたいなとずっと言い続けていたんですけど、まさか共演という形でかなうとは思っていなかったのですごくうれしかったです」と喜びを口にし、齊藤と同い年で、お互いが中学3年生のときに映画で共演経験があるという宮世は、同CMを見て「スーツが似合う大人になっていますねえ」としみじみと語った。また、長田と松尾がフレッシャーズへ「失敗に恐れずなんでも挑戦したほうがいい」とアドバイスを送ると、宮世は「僕も最近、失敗についてめちゃくちゃ考えることが多くて、自分の人生を考えたときに、この失敗ってあとで覚えているかなって。失敗を恐れずやろうという気持ちは最近めちゃくちゃ考えていたことだったので、家族だなって思いました」と語り、松尾は「そうだね。血の繋がりを感じるね」とにっこり。齊藤が「私は怒られるのがすごく苦手なので、失敗したり怒られたりしたら、すごく落ち込んで、家で1人ですごく泣くんですね。そういうときにもっともっと前を向いて、これから先のことを考えて、もっとポジティブに生きようかなと思いました」と目を輝かせると、松尾は「何かあったらお母さん(松尾)にちゃんと言ってね」と母目線で声をかけた。さらに、2025年に挑戦したいことを聞かれると、宮世は「コミュニケーションをしっかり取りたい」と答え、先輩から「相手に自分の思いをしっかり伝えて、相手がその思いにちゃんと応えてくれなかったら、それはコミュニケーションとは言わないんだよ」と言われたことに感銘を受けたようで、「疎かになっていた部分なのかなと思ったので、ちゃんと優しく相手と向き合って、しっかりと初心の気持ちを忘れずに頑張っていけたらなと思います」と言葉に力を込めた。同じ質問に、齊藤は“料理をしたい”と答え、「自炊をサボちゃっていたんです。健康的にどうなんだろうと思っていて、将来のことも考えて、料理は上手くなりたいなと思ったので、時間があったら料理教室とか、なかったら家でいっぱい料理しようかなと思っています」と意欲。長田は“大型バイクの免許を取りたい”と言い、「大型免許を持っていないのに大型バイクを買っちゃって、早く動かさないとバッテリーが切れちゃうので。ロケの帰りにふらっとバイク屋さんに寄ったら、いいバイクがあったので買っちゃったんですよね」と打ち明けると、松尾は「スニーカー感覚なんだよ、この人。車とかバイクが」と呆れ顔。同バイクの値段を聞かれた長田は「ピンキリありますけど、ネクタイ200本くらい買えるんじゃない」と答えて笑いを誘った。なお、1月21日から全国放送される新CM『安心おまTめセット』篇では、チョコプラの2人と橋本がTT兄弟のダンスをする姿が描かれているが、同CMにちなみ、イベントでは4人でTT兄弟のダンスを披露する一幕もあった。
2025年01月20日お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の松尾駿が20日、自身のインスタグラムを更新。【画像】チョコプラ松尾"クリスマスチャレンジ"ラストスパート!分刻み投稿も「これ絶対間に合わないヤツ⁉」「お姉さんお誕生日おめでとう御座います。いつまでも綺麗で元気でいてください。心こめて」と綴り、1枚の写真をアップした。本日63歳の誕生日を迎えた、松尾のモノマネでもお馴染みのタレントで美容家・IKKOとの素敵すぎるツーショットにファンもほっこりしたようだ。 この投稿をInstagramで見る 松尾駿(@matsuoshun)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「おめでとうございます!素敵姉妹❤️」といったコメントが寄せられている。
2025年01月20日2024年に上演された、こまつ座第151回公演『芭蕉通夜舟』が、2025年1月11日(土) 19時30分よりCS衛星劇場でテレビ初放送される。1983年に初演された本作は、詩人・松尾芭蕉の人生を描く井上ひさし作の舞台。全三十六景、歌仙仕立てに作られた内野聖陽のほぼひとり芝居で、今回、鵜山仁を演出に迎え12年振りに上演された舞台が収録された。なお同日には『夢の泪』『頭痛肩こり樋口一葉』もオンエアされる。こまつ座第151回公演『芭蕉通夜舟』予告動画<番組情報>こまつ座第151回公演『芭蕉通夜舟』2025年1月11日(土) 19:30~21:15 CS衛星劇場でテレビ初放送2024年10月14日~26日 東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA作:井上ひさし演出:鵜山仁出演:内野聖陽、小石川桃子、松浦慎太郎、村上佳、櫻井優凜詳細はこちら:こまつ座第143回公演『頭痛肩こり樋口一葉』2025年1月11日(土) 17:00~ CS衛星劇場で放送こまつ座第143回公演『頭痛肩こり樋口一葉』より2022年8月5日~28日 東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA作:井上ひさし演出:栗山民也出演:貫地谷しほり、増子倭文江、熊谷真実、香寿たつき、瀬戸さおり、若村麻由美詳細はこちら:こまつ座第149回公演『夢の泪』2025年1月11日(土) 21:15~ CS衛星劇場で放送こまつ座第149回公演『夢の泪』より2024年4月6日~29日 東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA作:井上ひさし演出:栗山民也出演:ラサール石井、秋山菜津子、瀬戸さおり、久保酎吉、粕谷吉洋、藤谷理子、板垣桃子、前田旺志郎、土屋佑壱、朴勝哲(ピアノ)詳細はこちら:撮影:宮川舞子
2024年12月27日お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿が10日、自身のインスタグラムを更新。【画像】宮本慎也 父として迎えた特別な日!笑顔いっぱいの愛娘の結婚披露宴「メリークリスマス25#xmas#merrychristmaschallenge100#mcc100」と綴り、1枚の写真をアップ。写真には直立不動でなんとも言い難い表情の同氏が。一体どのような気持ちなのか、気になる所だ。 この投稿をInstagramで見る 松尾駿(@matsuoshun)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「なんともいえぬ顔すぎるw」「ツリーちっさꉂ(笑)‼️」といったコメントが寄せられている。
2024年12月10日お笑い芸人の千原ジュニアが6日、自身のインスタグラムを更新した。【動画】千原ジュニア×中村達也、音楽秘話対談「本日伊賀市へ行かせて頂きました!来られた方ありがとうございました!」と綴り、松尾芭蕉の格好をした写真をアップした。千原は、6日三重県伊賀市で芭蕉翁生誕380年記念イベントのゲストとして呼ばれた。バラエティ番組でも千原の俳句が評価され、今回のイベントに抜擢されている。ファンからも「トーク楽しかったです」「また遊びに来てくださいね待ってますー!!⚓️」といったコメントが寄せられ、イベントも上手くいったことが伝わってくる投稿となった。 この投稿をInstagramで見る 千原ジュニア(@chihara_jr)がシェアした投稿 この投稿にファンから「とっても似合ってますね❤️」「ゆるキャラ?さんたちとのお写真も良きです」といったコメントが届いた。
2024年12月07日井上ひさし生誕90年 第三弾 こまつ座 第151回公演『芭蕉通夜舟』が、2024年10月14日に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで開幕。このたび舞台写真と、演出の鵜山仁、松尾芭蕉役の内野聖陽によるコメントが到着した。『芭蕉通夜舟』の初演は、しゃぼん玉座第3回公演として1983年に東京・紀伊國屋ホールで上演され、演出を木村光一が手がけ、松尾芭蕉役を小沢昭一が演じた。こまつ座でも2012年に鵜山が演出、芭蕉役を十代目坂東三津五郎で上演。その後に再演も予定していたが、三津五郎の降板により待望の再演が叶わなかったため、今回は12年ぶりの上演となる。井上ひさしが『小林一茶』に続き“俳諧師”を題材に描いた本作は、40年にわたるこの芭蕉の俳人としての人生を、ひとり語りを中心に、三十六句からなる歌仙になぞらえて全三十六景で描く。ほぼひとり芝居とはいえ、めまぐるしい舞台転換、様々な景(シーン)を支える朗唱役とも、芭蕉は絶妙な会話を重ね、その人生を彩り豊かにあぶり出す。初日に際し鵜山は、「お客様という得体の知れない大海、果てしない大平原への旅が、いよいよ今日から始まるわけですが、是非この旅路を極め尽くし、芭蕉・井上ひさしのたどり着いたバショーに、さらに肉薄したいと願っています」とコメント。内野は「最初は、ほぼひとりで回して行く独り芝居という感覚が大きかったのですが、こうして稽古をしてきてみると、本当にチームワークの賜物という感が強い作品となりました。そして、やはりお客様がご覧になって初めて、僕らの芝居に画竜点睛を付けて下さるというような感がいたします。これから、毎日お客様との交流の中で、この『芭蕉通夜舟』という作品はまた違った形で変化し、成長していくのだろうなという感慨を持ちました。本日、初日に僕らの創作活動に新しい幕を開けてくださったこと心より感謝しております!これからも、舌頭千転、この作品を最後まで育て上げて参ります!」と意気込みあふれるコメントを寄せた。本作は10月26日(土) まで同所で上演後、群馬・宮城・岩手・兵庫・丹波篠山・愛知・大阪公演が予定されている。撮影:宮川舞子鵜山仁、内野聖陽のコメント全文■演出:鵜山仁芭蕉は俳句の名人であると同時に、ハイク(旅)の達人でもありました。今回、稽古場では、内野聖陽君と四人の若者たちと一緒に、とても刺激的な旅を楽しむことができました。お客様という得体の知れない大海、果てしない大平原への旅が、いよいよ今日から始まるわけですが、是非この旅路を極め尽くし、芭蕉・井上ひさしのたどり着いたバショーに、さらに肉薄したいと願っています。■内野聖陽ようやくというか、無事に初日の幕が開きました!最初は、ほぼひとりで回して行く独り芝居という感覚が大きかったのですが、こうして稽古をしてきてみると、本当にチームワークの賜物という感が強い作品となりました。そして、やはりお客様がご覧になって初めて、僕らの芝居に画竜点睛を付けて下さるというような感がいたします。これから、毎日お客様との交流の中で、この『芭蕉通夜舟』という作品はまた違った形で変化し、成長していくのだろうなという感慨を持ちました。本日、初日に僕らの創作活動に新しい幕を開けてくださったこと心より感謝しております!これからも、舌頭千転、この作品を最後まで育て上げて参ります!ほんとうにありがとうございました!<公演情報>井上ひさし生誕90年 第三弾こまつ座 第151回公演『芭蕉通夜舟』作:井上ひさし演出:鵜山仁【出演】内野聖陽小石川桃子松浦慎太郎村上佳櫻井優凜【東京公演】日程:2024年10月14日(月・祝)~26日(土)会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA【群馬公演】日程:2024年10月29日(火)会場:高崎芸術劇場 スタジオシアター【宮城公演】日程:2024年11月2日(土)会場:名取市文化会館 大ホール【岩手公演】日程:2024年11月12日(火)会場:盛岡劇場 メインホール【兵庫公演】日程:2024年11月16日(土)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール【丹波篠山公演】日程:2024年11月17日(日)会場:田園交響ホール【愛知公演】日程:2024年11月23日(土・祝)・24日(日)会場:ウインクあいち 大ホール【大阪公演】日程:2024年11月30日(土)会場:枚方市総合文化芸術センター 関西医大 小ホールチケット情報:()こまつ座 公式サイト:
2024年10月16日お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿が23日、自身のインスタグラムを更新。【画像】チョコプラ長田「ゴールデンコンビ」で組むのは一体だれ⁉「小6の駿へtrfのDJ KOOさんがTシャツくれるよ。」と綴り、1枚の写真をアップ。写真には同氏があのDJ KOOから頂いたTシャツを着こなしポーズを決めている姿が。また「小学校高学年の時にCMでめちゃくちゃワクワクする曲流れてなんだこれ!ってなってそれがtrfで、ドラマの主題歌だった時はtrfの曲聞くためにドラマみて。最近はKOOさんと仕事一緒になった時色んな話させてもらって、H jungleはレゲエですよね?とか話してて、レゲエ好きってのを覚えててくれてて今日収録終わりに「松尾さんあとでTシャツ渡します」って言われてなんだろうと思ってたら「高円寺の古着屋で見つけたので!」って!マジ嬉しいっす!憧れの人がわざわざ買ってきてくれた!ありがとうございmasquerade!」と長文で感謝の言葉述べ、本文を締め括った。 この投稿をInstagramで見る 松尾駿(@matsuoshun)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「めちゃくちゃ、いい話ですね」「さすがDJ KOOさんだ☺️」といった多くのコメントが寄せられている。
2024年09月24日7月にTHEATER MILANO-Zaで上演された松尾スズキ作・演出によるCOCOON PRODUCTION 2024『ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-』が、10月5日(土) よりオンデマンド配信されることが決定した。『ふくすけ』は、1991年に悪人会議プロデュースとして初演され、98年には「日本総合悲劇協会」公演で再演。そして、2012年にBunkamuraシアターコクーンで再々演された松尾スズキの代表作のひとつ。薬剤被害によって障がいを持った少年“フクスケ”をめぐり、登場人物たちが必死にもがき生きる姿を毒々しくも力強く描いた壮大な人間ドラマを、今公演では、サブタイトルを“歌舞伎町黙示録”と題し、フクスケが入院する病院の警備員コオロギと盲目のその妻サカエの夫婦を軸に、台本をリニューアル。コオロギ役の阿部サダヲ、サカエ役の黒木華をはじめ、荒川良々、岸井ゆきの、皆川猿時、松本穂香、松尾スズキ、秋山菜津子など、豪華キャストが集結し、12年ぶり4度目の上演となった。配信プラットフォームは、「Bunkamura Streaming」に加え、「イープラス Streaming+」「Hulu」「U-NEXT」「WOWOWオンデマンドPPV(ペイ・パー・ビュー)」にて配信される。<配信情報>COCOON PRODUCTION 2024『ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-』作・演出:松尾スズキ出演:阿部サダヲ、黒木華、荒川良々、岸井ゆきの、皆川猿時、松本穂香、伊勢志摩、猫背椿、宍戸美和公、内田慈、町田水城、河井克夫、菅原永二、オクイシュージ、松尾スズキ、秋山菜津子、加賀谷一肇、石井千賀、石田彩夏、江原パジャマ、大野明香音、久具巨林、橘花梨、友野翔太、永石千尋、松本祐華、米良まさひろ、山森大輔ミュージシャン:山中信人(三味線)収録日:2024年7月24日収録会場:THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)収録・編集:ビスケ【チケット】視聴チケット料金:4,500円(税込)配信期間:2024年10月5日(土) 12:00~2024年11月4日(月・休) 23:59販売期間:2024年11月4日(月・休) 20:00まで※販売期間や視聴可能期間は配信プラットフォームごとに異なります。※詳細は各社ホームページをご確認ください。■配信プラットフォーム・Bunkamura Streaming・イープラス Streaming+・Hulu(レンタル/購入)・U-NEXT ※販売は配信開始と同時(レンタル1週間)・WOWOWオンデマンドPPV(ペイ・パー・ビュー)公式サイト:
2024年08月27日京都市西京区に鎮座する松尾大社(まつのおたいしゃ)は、渡来系氏族である秦(はた)氏が創建に関わった神社。平安京遷都以後は、都の守護神のひとつとして崇められると同時に、酒・醸造の神として全国の酒造会社の崇敬も集めてきた。その松尾大社の神宝を紹介する展覧会が、4月27日(土)から6月23日(日)まで、京都市の京都文化博物館で開催される。同展の見どころは、日本最古級の神像彫刻として国の重要文化財に指定されている御神像をはじめ、松尾大社の神宝の数々が初めて大規模に公開されること。初公開となる源頼朝や織田信長などの朱印状をはじめ、歴代の権力者が発した中世の古文書を一挙に公開すると同時に、同大社の歴史や酒造りについての史資料なども展観する。出品作品108件のうち、なんと約9割が初公開となる。源頼朝書状 6月17日 松尾大社蔵とりわけ注目されるのは、平安時代前期の作と考えられる三神像がそろって登場し、御神宝とともに紹介されることだろう。厳しいお顔の老年の男神像は、同社の祭神の1柱である大山咋神(おおやまくいのかみ)に、また壮年の男神像はその御子神に、そして女神像は祭神のもう1柱である市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)に、それぞれ比定されている。重要文化財《女神像》平安時代 9世紀 松尾大社蔵同展では、こうした神々の系譜や縁起を紐解き、長い歴史のなかでどのような神がどのように信仰されてきたのか、また神事がどのように営まれてきたのかなど、様々な面から松尾大社に対する人々の信仰のありかたをたどっていく。大山咋神が醸造の神でもあることから、お酒をはじめ、味噌や醤油など醸造に関わる人々から篤い信仰を受けてきた松尾大社はまた、武家からは武神として敬われ、歴代の将軍家や天下人からも篤い崇敬を受けてきたという。そうした信仰の広がりが、作品や史資料を通じて目の当たりにできるのも興味深いところだ。今回はまた、境内をデータ測量して制作した松尾大社の3D映像も初公開されるほか、小説家・浅葉なつによる注目のシリーズ小説『神様の御用人』とのコラボ企画も予定されており、色々なかたちで松尾大社の魅力にふれられる展覧会となっている。<開催概要>『松尾大社展みやこの西の守護神』会期:2024年4月27日(土)~6月23日(日)会場:京都文化博物館4・3階展示室時間:10:00~18:00、金曜は19:30まで(入場は閉室30分前まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)料金:一般1,600円、大高1,000円、中小500円公式サイト:チケット情報:()
2024年04月19日シアターコクーンの芸術監督である松尾スズキが、就任時から構想していた若手のための学び場COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』がいよいよ始動!新しい年度が始まった4月1日、オーディションを勝ち抜いた18歳から28歳の総勢24名が揃い、第1期生の開講式が行われた。地方から夢を抱いて上京してきた者、小劇場の劇団員、元市役所職員などなど、受講生のバックグラウンドはさまざま。中には三代続く家業の跡取りだった……という男性もいて、人生いろいろ、各々の思いを胸に、全員が初々しく晴れがましい表情を見せていた。これから1年間、シアターコクーンとゆかりの深い演劇人を講師とし、基礎と創作と発表を組み合わせたレッスンに励む。開講式では常任講師一人ひとりから歓迎の温かい言葉が送られ、受講生たちが真剣に聞き入る場面も見られた。講師のコメントは以下。■松尾スズキ(主任/演技基礎)僕がシアターコクーンの芸術監督に就任する条件のひとつとして、「スクールをやらせてほしい」という約束がありました。ただ初年にコロナ禍が始まり、ようやく収まってきたところで劇場自体が休館となり……結果こんなタイミングになりましたが、やっとスタートできます。一言お伝えしておきたいのは、決して劇場が休み中の穴埋め企画ではありません!何年も準備、構想していた企画に一流の講師の方が集まってくださり、1年間通して学べる機会は、とても刺激的で恵まれたことです。皆さんもったいないので、どうぞ休まないでください。■杉原邦生(演技基礎)僕は大学で演劇を始めました。そこには個性の強い演劇人の皆さんが揃っていて、一見全く統一感のない授業を受けて……当時はすごく頭がぐちゃぐちゃになったんです(笑)。でもそうした選択肢の幅が広い環境だったからこそ、自分がやりたいこと、表現したいことを見つけられた気がしています。ですから皆さんもぐちゃぐちゃになりながら、何かを見つける1年にしてください。年度末の卒業公演では演出も手掛けます。なんと松尾スズキさんの書き下ろし新作。僕自身が興奮しています。みんなで頑張りましょう。■オクイシュージ(演技基礎)僕は皆さんに、演劇で使える身体のキレを叩き込みたいと思っています。あと重要なのが、演劇における笑い。ここを正面から教える俳優養成所ってなかなかないんです。自分もかつては養成所に通っていましたが、50人程いた同期で、今も活躍しているのは平田敦子さんぐらい。そのくらい狭い門なんです。俳優は声がかからなかったら無職状態。どうぞ皆さん、たくさんの演出家、制作陣から信頼される、声がかかる俳優になってください。■ノゾエ征爾(演技基礎)僕は大学を卒業後にENBUゼミ第1期「松尾スズキクラス」を受け、松尾さんのもとで1年間学びました。その卒業公演の稽古で松尾さんがボソッと「君たちよりも俺は演劇を愛している」と仰った一言にズンときたんですね。そこから26年を経て、松尾さんが当時仰っていた「愛している」に僕は到達できているんだろうか?こうしてそばにいると、「まだ到底追いつけていないんじゃないか?」と考えたりもします。まだまだ僕も「これから次世代を担いたい」と思っていますので、一緒に頑張りましょう。■藤間貴雅(日本舞踊・所作指導)皆さんと同じ年頃、大学1年の時に下北沢ザ・スズナリで松尾さんの『ふくすけ』と出会い、それ以降大学の先輩たちの芝居が全部つまらなく感じるほどの衝撃を受けました。それから何十年も経て仕事でご一緒した際、松尾さんが「所作って大事だよね」と仰ってくださった嬉しさ!こうしてクラスに組み込んでくださったことを、古典芸能の人間として感謝しております。光を当てていただく貴重な機会をいただくわけですから、その効果を皆さんに実感いただけるアドバイスができればと思っております。■振付稼業air:man(ダンス指導)皆さんみたいに上手にお喋りできないので、一言だけ。こうして皆さんは、チャンスを掴みました。これを生かすも殺すも皆さん次第です。さまざまな講師の皆様がいらっしゃいますし、われわれ「振付稼業air:man」のメンバーもたくさんいます。レッスンのたびに講師が変わります。しかも、あらゆるジャンルの踊りを学んでもらいたいと考えています。どうぞ心して準備しておいてください。■蔵田みどり(発声・歌唱指導)料理の「さしすせそ」のように、皆さんには表現力を豊かにするための「ほかほか」という言葉を心に留めていただきたいです。「ほ=褒める(自分ができたことを褒める)」「か=書く(習ったこと、感じたことを日記のように日々記す)」「ほ=ほかす(こだわり、頑なさ、プライドを捨て、次のステップに進みやすくする)」「か=可愛がる(いい音を聞く、美味しいものを味わうなど五感を可愛がってエネルギーチャージし、直感を得やすくする)」……こうしたことを実践しながら、たくさんの楽しい経験をし、成長したと実感できる1年を過ごしましょう。なお上記の常任講師に加え、ゲスト講師として、井上芳雄(俳優論)、岩崎う大(コメディ)、鵜山仁(演技メソッド)、大根仁(映像演技)、黒田育世(身体表現)、茂山逸平(狂言)、友枝雄人(能)、ジャパンアクションエンタープライズ(殺陣、アクション)といった、演劇界の第一線で活躍する豪華な面々も迎え、各ジャンルの特別ワークショップも開催予定。その他、受講生はコクーンプロデュース公演の制作現場を見学、さらには出演するチャンスが与えられる。1年間の総決算である発表公演(有観客)は2025年3月。松尾が書き下ろす最新作を、杉原邦生が演出。松尾が若者の集団にどんな作品を書くのか、その内容にも注目だ。演劇界の未来を担う新たなスター誕生に、早くも期待が膨らんでいる。文:川添史子撮影:宮川舞子<企画概要>COCOON PRODUCTION『コクーン アクターズ スタジオ』【常任講師】松尾スズキ(主任/演技基礎)杉原邦生(演技基礎)、オクイシュージ(演技基礎)、ノゾエ征爾(演技基礎)藤間貴雅(日本舞踊・所作)、振付稼業air:man(ダンス)、蔵田みどり(発声・歌唱)【ゲスト講師】(五十音順)井上芳雄(俳優論)、岩崎う大(コメディ)、鵜山仁(演劇メソッド)、大根仁(映像演技)、黒田育世(身体表現)、茂山逸平(狂言)、友枝雄人(能)、ジャパンアクションエンタープライズ(殺陣・アクション)【第1期生 活動期間】2024年4月1日~2025年3月31日【発表公演】(タイトル・詳細未定)脚本:松尾スズキ演出:杉原邦生出演:コクーン アクターズ スタジオ第1期生日程:2025年3月中下旬(予定)場所:Bunkamuraシアターコクーン公式サイト:
2024年04月11日●さまざまな問題で大きく揺れたエンタメ業界に危機感エンターテインメントや政治・社会問題などについて自身の考えを述べ、その発言がたびたび注目を集めている音楽プロデューサー・松尾潔氏。2023年、旧ジャニーズ事務所や宝塚歌劇団の問題などで大きく揺れたエンタメ業界に危機感を抱き、クリーンな世界に変えていくために今、膿を全部出しきるべきだと考えている。「大好きな音楽の仕事を続けていくためにも、クリーンな世界にしていきたい」。松尾氏に今の思いを聞いた。昨年、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の創業者・故ジャニー喜多川氏による性加害問題について、疑惑を放置するべきではないと、いち早く声を上げた松尾氏。今年1月には、日刊ゲンダイでの連載「メロウな木曜日」、RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』での発言に加え、今の自身の思いを書き下ろした著書『おれの歌を止めるなジャニーズ問題とエンターテインメントの未来』を出版。「1冊の本にして世の中に対して提言とか問題提起ができたら」と思いを明かす。昨年はエンタメ業界のさまざまな問題が明るみに。松尾氏は「エンターテインメントの未来を考えるにあたって、2023年はのちのち大きな節目と言われるんじゃないかという実感がありました」と語る。「ジャニーズ、宝塚、歌舞伎など、エンターテインメントの老舗が抱えていた非常に根の深い問題……セクシャルハラスメントやパワーハラスメントといったハラスメントが顕在化し、表に出たときにはかなり根腐れを起こしていた。似たようなことがいろんなところで起こっているのではないかと想像するのは自然なことですよね」そして、「ジャニーズも宝塚も歌舞伎も別の話なのでそれぞれ検証しなきゃいけない」とするも、「問題の構図はどこか似ているところがある」と感じているという。「エンターテインメントは文化ですがビジネスでもある。利潤追求を優先するあまり、モラルやマナーをないがしろにしたのではないかなというのが、すべての問題に共通しているように思います。さらにもっと言うと、その根本にあるこの国の在り方……政治や経済にも目を向けて正すべきところは正していかないといけないと思います」○誰もが自由に意見を言える社会に変わらなければいけないまた、何か疑問を感じたときに誰もが意見を言える社会に変わらなければいけないと、その必要性を強調する。「おかしいと思っても口に出せない空気があるからこそ、何か問題があっても表に出なかったり、なかなか問題が解決できないのではないかなと。我々は今、そういう反省をしなければいけないと思っています」自身も、ゆるくではあるが同調圧力のようなものを感じることがあったという。「『いいエンタメとは、いいショービジネスとはこういうものである』『こういうときはこうするべき。空気を読めよ』というような同調圧力が、ギュッと締め付けるのではなくふわっとした感じで、そういった空気が蔓延している気がします」日本を代表するアーティストの楽曲を手掛けてきた松尾氏だからこそ、関わってきたアーティストへの影響も考えざるを得ない。「2015年の安保法制のときに、デモに参加したミュージシャンの方もいました。僕は日本のエンタメのど真ん中にいる人たちと仕事をしているので、例えば僕がそういったデモに参加したり、業界や社会に関して何かアクションを起こすと、その人たちに迷惑がかかるのではないかと。そういう思いをずっと抱えていました」だが、ジャニー喜多川氏の性加害問題が明るみに出て、「これは声を上げなければいけない」という思いに。「この問題の本質は人権蹂躙であり、被害を受けているのが子供、もしくは、かつて子供だった大人たち。僕は特別正義感が強いわけでもないですが、これはあり得ないと思ったんです」そして、音楽を愛しているからこそ、クリーンな業界にしていきたいという思いがある。「おかしいと思うことを放置し、視界が曇ってしまうのが嫌なので、最初は手動のワイパーかもしれませんが、一生懸命、視界をクリアにしていきたいなと。ハラスメントのない労働環境であるべきだし、人権が尊重されるべき。せっかく楽しいと思える音楽の仕事ができているので、長く続けるためにも健全化させていきたいという思いです」だが一連の発言がきっかけとなって、スマイルカンパニーとの業務委託契約が終了となり、昨年7月に公式Xで「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」と報告した松尾氏。契約終了は全くの想定外だったと振り返る。「ジャニーズ事務所とスマイルカンパニーの関係が近いとはいえ、まさかこの件で契約終了になるとは思ってなかったので本当にびっくりしました。むしろ賛同してくれると思っていて、山下達郎さん(スマイルカンパニー所属)も『よく言った』と言ってくれるかなと。おめでたいんでしょうね、僕は……」●僕の声の上げ方が間違っていたのかなと自問自答することも2023年をきっかけに声を上げやすい社会に変わっていくことに期待を寄せる松尾氏だが、そう簡単には変わらないということも痛感。「ジャニーズ問題に関して僕は、ジャーナリストという立場ではなく、エンタメ業界の内部から最初に声を上げた人になると思っていました。でも続けて発言される方があまりいなくて」と語る。続けて、「僕の声の上げ方が間違っていたのかなと自問自答するときもあります」と吐露する松尾氏。「松尾みたいに声を上げるといろんな不利益を被ると感じてしまって、僕が声を上げたばかりに逆にみんなの警戒心を高めることになってしまったのだとしたら、それは全く僕の意図するところではないので。みんなで声を上げようよと言いたいですが、なかなか……。この本を『読みましたよ』と言ってくれる方は業界の内外問わず多いのですが、『僕もSNSで発言します』とおっしゃる方は少なくとも業界内からは出てこないですね。僕のペンの力が弱いのかな」さらに、「皆さん『生活もあるし』と言いますが、本質的な意味での豊かな生活を考えたら発言したほうがいいと思うんです。僕はこの数年、特にこの1年、すごく心豊かに過ごせているので」と力説。想定外の展開にはなったものの、言うべきことを言ったことで「心の豊かさを失わずに済んでいる」と語る。「僕はもともとメロウなR&Bが好きで、柔らかなラブソングをたくさん作ってきました。その柔らかさを守るためにも、言うべきところではハードエッジなことも言わなきゃいけないんだなと感じています」目指すは、純粋に音楽が好きな人たちが、権力などによって嫌な思いをすることなく、好きな音楽を届けられる世界。そして、音楽を生み出す人自身の人権意識も十分でなければ、その音楽も台無しになってしまうと松尾氏は言う。「もちろん、聖人君子であれとまで求めるつもりはありません。ただ、せっかく弱者への眼差しを音楽などで表現しても、その人自身がそういうことを大切にしていなかったら、表現は著しく説得力を欠いてしまう。どんなに生み出しているものが素晴らしくても、その人がそうでなければ響かないというシビアさはあると思います」○「ラブソングを作り続けたい」 音楽プロデューサーのやりがいも語る音楽業界、そしてエンタメの未来を思って行動を起こした松尾氏。「この半年ぐらい『松尾さん出馬するんですか?』とよく聞かれますが、全くそんなこと考えていませんよ」と笑う。「政治や社会について話すと、すぐそういう風に思う方がいますが、皆さん政治や社会というものを神棚に置きすぎだと思います。全部地続きの発言ですよ。エンタメのことも政治のことも同じ口で言っていいじゃないですか」ちなみに、子供の頃から好奇心旺盛だったそうで、「何でも分解したい子供で、父親の腕時計をバラバラにして大目玉を食らったことも(笑)。好奇心や探求心はあるほうだと思うので、いろんなことが気になるというのが根底にあるのかもしれません」と自己分析する。今後について尋ねると「ラブソングを作り続けたい」と願う。「ポップミュージックを大きく2つに分けるならば、ラブソングかライフミュージックだと思っていて、人生の素晴らしさや人の優しさを歌ったものがライフミュージックだとすると、さまざまな恋愛について歌ったものがラブソング。ですが、恋愛はポップミュージックの尺だと2人ないしは3人ぐらいの中での人間関係を濃密に描いたものであり、優れたラブソングはそれ自体がライフミュージックにもなると思っているので、僕はラブソングという多機能性を備えた形態を好んでいるのだと思います」そして、「自分で歌うことに強い興味はなく、優れた歌唱力を持っている歌手、魅力的な声の持ち主に、僕がデッサンした絵を色付けしてもらうという作業が大好きなんです。作ったものがいろんな人の手に渡って価値が高まっていくのもうれしいですし、物語の起点に立って展開を見守ることを楽しんできました」と音楽プロデューサーのやりがいを語る。さらに、「僕には子供がいますが、父親が変な仕事をしていると思われたくないという気持ちもあるんです」と思いを告白。「子供がエンターテインメントの世界を目指したいと言ったときに、『それだけはやめておけ』とは言いたくない。素晴らしいことを仕事に選んでいるのだと、胸を張っていられる世界にしたいと思っているので、そのためにできることをやっていきたいと思います」と力を込めた。■松尾潔1968年1月4日生まれ、福岡県福岡市出身の音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。早稲田大学卒業。SPEED、MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。その後、プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、東方神起、三代目J SOUL BROTHERS、JUJU等を成功に導く。これまで提供した楽曲の累計セールス枚数は3000万枚を超す。日本レコード大賞「大賞」(EXILE「Ti Amo」)など受賞歴多数。
2024年03月31日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が13日、神奈川・KOSE新横浜スケートセンターで行われた映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(3月29日公開)の極寒レッドカーペットイベントに出席した。『ゴーストバスターズ』シリーズ最新作となる本作の舞台は、太陽が降り注ぐ真夏のニューヨーク。すべてを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト“ガラッカ”の襲来で、ニューヨークに史上最大の危機が訪れる。本作の世界観を再現するために、アイススケートリンクという異例の会場でイベントを開催。日本では初の試みとなるスケートリンク上のレッドカーペットが出現し、吹き替え声優を務めた上白石萌歌、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、本田真凜が出席した。長田はゴーストバスターズ仕様のつなぎ衣装を着用。松尾は『ゴーストバスターズ』シリーズの象徴である“ノーゴースト”マークのコスプレで登場した。松尾は2022年に行われた前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のイベントでも“ノーゴースト”マークのコスプレを披露しており、「まさかもう1回できると思わなかったです。うれしいです」と喜び、「今回は、ばってんのところが凍っています。特別仕様です」と本作バージョンになっていることをアピールした。長田は、ゴースト研究所で働くエリート研究員役を担当。松尾が演じたキャラクターは、劇場公開までシークレットということで、「何の役かはまだ言えないんです。見てからのお楽しみということで」と話していた。
2024年03月13日アイドルグループ・乃木坂46の阪口珠美、佐藤楓、松尾美佑が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)第2号のグラビアに登場している。阪口は2001年11月10日生まれ、東京都出身。佐藤は1998年3月23日生まれ、愛知県出身。松尾は2004年1月3日生まれ、千葉県出身。阪口と佐藤は乃木坂46の3期生、松尾は4期生として活躍している。グラビアでは、初の組み合わせの3人が姉妹感溢れる仲良しな空気で登場。キュートな撮り下ろしでタンクトップ+ショートパンツなど、ラフな姿も見せた。
2023年12月15日12月13日、お笑いコンビ「チョコレートプラネット」が自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿した。そこで、松尾駿(41)が大腸の病気である、大腸憩室炎になったと明かし、話題となっている。冒頭で「いや、ちょっと……。憩室炎っていう、聞いたことないやつになりまして」と切り出した松尾。「何か腹痛くってさ。下っ腹みたいなところが。で、『何だろう』と思って病院に行ったんだけど。近所の。『何かよくわかんないですね。尿管結石ではないです』みたいな。それで家帰って、まだ痛くて。ちょっと大きい病院行ってみようと思って、夜行ってみたら、憩室炎って……」と診断されるまでの経緯を明かした。憩室炎について松尾は「大腸に穴があるんだって。部屋みたいな。で、便とかが詰まったりして、細菌とかが入って、炎症を起こして『イタタタタ』っていう……」と説明。そして、痛み止めの点滴を打ったと語った。すると相方の長田庄平(43)は「40過ぎたらさ、本当に明確な病気が出てくるよね、やっぱり」とコメント。松尾は「本当に言われた。『これは40超えたら急に出てくるやつです』って。それになって。で、今何にも食えない」と嘆くと、長田は笑った。「40過ぎると明確に病気になる」と繰り返す長田に、松尾は「これを機にちゃんとしようと思っている」と宣言。しかし、長田は「って思うじゃん?でも、結局できないんだよ。俺も40を分岐で、やっぱり『ちゃんとしないとな』って思ったけど、結局堕落していっちゃうんだよ。だるいから。しんどいから」と念を押すと、松尾は「けど、俺は今回ちゃんとする」と返答。そして「お菓子とかをなるべく食べないようにする」というと、長田やスタッフから笑い声が漏れた。また松尾が「あと運動不足もあるって言われた。だから、なるべく動く」「本当に何かをちゃんとしないと」と話すと、2人は“食べすぎに注意する”という結論に至った。しかし、「美味しいものが増えるよ、年末」「無理です、この仕事している限りは」と長田が言うと、松尾は「この間、ウンチ漏らしそうになるくらい食っちゃったんだよなぁ」と明かした。動画のコメント欄では《お2人とも身体大事にして下さいね…》《お二人ともお忙しいし、身体にだけは気をつけて!》《チョコプラには元気に長生きしてもらわないと困るよ!!》との声が相次ぐことに。ファンは2人の“健康第一”を願っている。
2023年12月14日松尾スズキ初の個展、生誕60周年記念 art show「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」が開幕し、特別内覧会に宮藤官九郎、阿部サダヲ、皆川猿時、荒川良々、宮崎吐夢、平岩紙らが来場した。演劇、文筆、俳優業など、様々な分野で多くの作品を世に送り出してきた松尾スズキが、生誕60年の節目に初の個展を開催する。若いころ絵を学んでいた松尾が、そもそもの原点に立ち返り、“アート”という分野だからこそ見えてくるアクロバティックな世界、ここでしか出会えない松尾の「マンガとアートの間の揺らぎ」を堪能できる。会場内の音声ガイドは、松尾スズキと吉田羊がナビゲートする。また、個展に合わせて豪華イベントも開催。12月11日(月)・12(火) には10年前、50歳で挑戦した伝説のひとり芝居『生きちゃってどうすんだ』上映+スペシャルトークを開催。日替わりトークゲストには、宮藤官九郎、江口のりこが参加する。12月13日(水)~15日(金) の3日間は「松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜」と題して、松尾スズキと同い年の片桐はいり、ケラリーノ・サンドロヴィッチを迎えて、お互いの歴史について語り、歌も披露する。ラスト15日(金) は、司会・皆川猿時、立会人・池津祥子、伊勢志摩と共に、劇団員が選ぶ今まで松尾の身にふりかかった10大事件を振り返る。<ご挨拶>■松尾スズキコロナ禍で描いた作品の個展を開催することになりました。正直死にそうです。大人計画でイベントをやると大概死にそうになるんですが、なぜ同じ轍を踏みたがるのか……大人計画はバカなんだなと思います。(笑)みなさんどうぞ楽しんでください。<コメント>■宮藤官九郎「あきらかに」最初に見た時に気持ち悪くて、こんな絵ばっかりかと思ったら、意外とこれが一番気持ち悪かったので選びました。(個展を見て)松尾さんの作るお芝居の原型というか、今日見た絵のような演技は実際にはできないから松尾さんは絵で表現するんだろうなと。松尾さんの頭の中で思い描いているお芝居の理想型がこれだとしたら俺らは無理だなと思いました。(笑)■阿部サダヲ「矢印小僧」本格的な個展でびっくりしました!ホワイエにある『ツダマンの世界』の時の屏風の絵がけっこう好きで、松尾さんの絵っておもしろいな、と思っていたんです。お気に入りの一枚は「矢印小僧」。赤い矢印のイヤリングと「矢印良品」(笑)センスが流石です。松尾さん、ぜひ原画売って下さい!!■皆川猿時「エイジ」まさか菅原永二だと思わなくてびっくりしました。(笑)外国の俳優みたいで、単純に絵がかっこよくて、松尾さんの詩も面白かったです。松尾さんのことを知っているからか、余計に松尾さんの頭の中がわからなくなってきました。底知れない人だな、自分の中で松尾スズキっていう人は「わからない」で認識されました。■荒川良々「赤ちゃん雲」ちっちゃくてイイなと思って選びました。松尾さんの個展は好きな絵がたくさんあって、すごい才能の塊でした。■宮崎吐夢「あめのりょう」個展を通して、どの絵も素晴らしかったですが、わたしが選んだのはロンドンブーツの亮さんが雨に打たれて土砂降りになっている「あめのりょう」という作品です。自分もいつ何があるかわかりません。土砂降りの雨に降られたりするようなことがあっても、いつか晴れる日をゆめみて生きていかなければなという気持ちになりました。■平岩紙「あきらかに」もし松尾さんに出会わずにこの個展に来ていたら「わたしの好きな芸術家を見つけた!」と思うだろうなと感じました。好きな作品がたくさん出てきたのですが、最終的に私が好きな作品は「あきらかに」です。タイトルと一緒に書かれている詩もすてきですし、作品を見ながら、唇が真っ青というのが自分が小学校の時にプール入っていたときを思い出しました(笑)。<開催情報>個展「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」ビジュアル12月8日(金)〜15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)開催時間:11:00〜17:00※12月8日(金) は13:00〜20:00※12月9日(土)・10日(日) は11:00〜20:00【チケット料金】■前売入場券:1,900円音声ガイド付入場券:2,500円未就学児童:無料(日時指定予約必要)■当日入場券:2,000円■音声ガイド松尾スズキ自身がナビゲートいたします。会場料金:700円チケットはこちら:松尾スズキ50歳、伝説のひとり芝居「生きちゃってどうすんだ」上映+スペシャルトーク12月11日(月)・12日(火) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)18:30 開場 / 19:00 開演【チケット料金】価格:3,800円(全席指定)【トーク出演】松尾スズキ(両日共)司会:上田智子■トークゲスト12月11日(月):江口のりこ12月12日(火):宮藤官九郎【上映作品】「生きちゃってどうすんだ」(2012年 ザ・スズナリ)作・演出:松尾スズキ、天久聖一出演:松尾スズキ映像出演:宮藤官九郎、池津祥子、伊勢志摩、宍戸美和公、阿部サダヲ、宮崎吐夢、猫背椿、皆川猿時、村杉蝉之介、田村たがめ、荒川良々、近藤公園、平岩紙、少路勇介、新井亜樹声の出演:顔田顔彦、宮崎吐夢、星野源「松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜」12月13日(水)〜15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)18:30 開場 / 19:00 開演【チケット料金】価格:7,500円(全席指定)【12月13日(水)】『松尾✕はいり 彼女はもぎり続けた。男はそれをただ見ていた』出演:松尾スズキ、片桐はいり司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)【12月14日(木)】『松尾✕KERA 電気ロッカーは、スピーカーに足を乗せる夢を見る』出演:松尾スズキ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)【12月15日(金)】『「告白、ハンパしちゃってごめん!」劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿』出演:松尾スズキ、池津祥子、伊勢志摩 ほか司会:皆川猿時演奏:門司肇(Pf)、河村博司(G)特設HP:
2023年12月08日作家、演出家、俳優、映画監督など、数々の作品でその異才ぶりを存分に発揮してきた松尾スズキ。そんな松尾が、“画家”として初の個展『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』を開催する。かつては漫画家をめざし、イラストレーターとしての顔も持つ松尾が、還暦を迎えて本気で挑むアートの世界。その気になる内容とは? 松尾に話を訊いた。一瞬で「わっ、カオス!」と感じるような物量を「松尾スズキの芸術ぽぽぽい」ビジュアル――初の個展開催を前にした正直なお気持ちは?正直な気持ちを言うと、(会場の)スパイラルホールのあの空間を埋めるにはまだ作品数が足りず、どんどんどんどん追い込まれていっている状態です(笑)。――(取材時点で)個展初日まで2か月半ほどですが、まだ制作中ということですか?まだまだ描きますね。小さいものを含めるとすでに100点くらいにはなっていますが、やっぱりクオリティが……(苦笑)。プロの画家に比べて若干自信がないので、物量で勝負しようと思っています。もともと自分の作風は“カオス”ってものをどう表現するか、みたいなところにあると思っていて、お客さんが会場に入った瞬間、「わっ、カオス!」と感じるような物量が欲しいなと。つまり全体を通して見るものだと思っているので、一枚一枚じっくりは見て欲しくないです(笑)。――スパイラルホールと言えば、2018年に開催した『30祭(SANJUSSAI)』の会場でもあります。あれは松尾さんと大人計画の30年を振り返る企画展でした。あの時も物量で勝負しましたけど(笑)、今回は単独行動ですからね。本当に戦々恐々っていうのが正直な気持ち。でもひとりの世界でやっていることなので、比較的ストレスは少ないですし、なにより絵を描くこと自体は好きなんです。――もともと漫画家をめざされていた松尾さんですが、改めてキャンバスに絵を描き始めたのはコロナ禍がきっかけだそうですね。濃厚接触者になってしまい、部屋からも出られないような日々が続いたんです。その時に、「自分のリビングはなんて殺風景なんだ」と思って。絵のひとつも飾りたいけれど、その絵を選びに行くことも出来ない。じゃあ自分で描こうと、昔買ってあったキャンバスを引きずり出してきて。そこには別の絵が描いてあったんですが、上から塗りつぶしちゃいました。リビングに飾るにはあまりにも稚拙な絵だったので(笑)。やっぱり自分のリビングに飾ると思うと、自然とハードルは上がりますよね。それで2枚、3枚と描くうちに、まとめて個展をやるのはどうだ? みたいな話になったんです。松尾さんがコロナ禍に最初に描いたという作品――絵の題材はどんなものが多いですか?描きたいのは一貫して“キャラクター”です。背景とか風景にはまったく興味がなくて、自分が書いた物語にまだ登場していないキャラクター、というイメージで描いています。日ごろ俳優を相手にしながら、どういうキャラクターを演じてもらったら面白くなるかってことばかり考えていますからね。もともと漫画家をめざしていたこともあり、僕の書く物語や演劇というのも、キャラクター重視なのだと思います。――1枚描くのにどれくらい時間がかかるものですか?それは作品の複雑さによるとしか言えませんが、最初のころに比べると、だいぶ時間をかけられなくなってきちゃいました。でもこの間、「横尾忠則 寒山百得」展を見に行ったら、横尾さん、2年で102枚描いたそうなんです。しかも100号。87歳でですよ。あれを見ると、僕がこんなことで音を上げている場合じゃないなと思います(苦笑)。濾(こ)しても濾しても残ってしまう部分に、“アート”はある――これまで描いてこられた漫画やイラストと、今回のような“アート”との違いはどんなところにあると思われますか?違いというか、自分が考えるアート的なものと、今まで自分が描いてきた漫画なり、イラストなり、エンターテインメント色の強いもの。その中間くらいにフワッとあるようなものにしたくて、今回『芸術ぽぽぽい』というタイトルをつけました。芸術“っぽい”だけだとちょっと寂しいので、もうふたつ「ぽ」をつけて(笑)。まぁ自分が今まで書いてきた芝居なり、小説なりというのも、完全にエンターテインメントになりきっていない部分があると思うんです。濾(こ)しても濾してもなんか残ってしまう部分に、“アート”っていうのはあるんじゃないかと。だから自分の芝居って、いわゆる明治座とかで観るような芝居に比べたら、分からない分アート系なんじゃないかと思ったりもするんです。それこそギャグはいっぱい入っていますけど。だから小説もギャグを抜いていたら芥川賞もとれたんじゃないか、ギャグが自分の行く手を邪魔しているんじゃないか。そんな自家中毒的な部分もあります(笑)。――ただギャグを抜いてしまったら、松尾さん作品ではなくなってしまいます。そうなんですよね。取ればいいものを足さずにはいられない部分が、アートなのかなって。自分の絵にしたって、やっぱりどこか笑わせようとしていますよね。ただ横尾さんの絵を見ても、結構ふざけているなと思うところはあって、そこがやっぱり素晴らしいと思います。――そういうところに人は惹きつけられるのかもしれませんね。ええ。特に僕の場合、かわいいものも嫌いではないですが、なんかちょっとグロテスクな部分も欲しくて。きっと自分がそういうふうに世の中を見ているんでしょうね。だから技術的にはちょっと足りない部分もあるかもしれませんが、「どういう眼差しで物事を見ているか」というところでは勝負出来るんじゃないかと思っています。やれることに限りが出てくる、切実な年代に入って――会場の音声ガイドも松尾さん自ら担当されます。それは見る人を戸惑わせようと思っていて……。――音声ガイドで、見る人を戸惑わせる……?(笑)だって解説するようなことないですもん。見る人の邪魔をすることしか考えていないですし、なんの手助けにもならないと思います(笑)。――それはそれで楽しみですが……。他にも個展をより楽しめるイベントが盛りだくさんですね。初の個展という特別感に、“還暦”というのをつけ足してもいいかなと思って。トークセッションのゲストのおふたり(片桐はいり、ケラリーノ・サンドロヴィッチ※以下KERA)は、ともに還暦。同じ年代を生きている人たちなので、これまでやってきたことを振り返ったり、これからどうしたい?みたいなことを話せたらいいなと思っています。やれることに限りが出てくる、切実な年代だと思うので。昔みたいに作品を乱発することも出来ないし、自ずとやりたいことに限りが出てくる。つまり年を重ねるって、方向性がどんどん定まっていくってことなんじゃないかと思います。――KERAさんは同じ作・演出家でもあり、まさに同志のような存在でもあるのでしょうか?それはありますよね。ふたりとも“異端”って物腰で演劇界に入ってきたわけですから。――そんなKERAさんも、2018年には紫綬褒章まで授章されて……。紫綬褒章(笑)。僕がもらえていないってことは、まだ僕は異端なのかもしれません(笑)。――「告白、ハンパしちゃってごめん!」では、皆川猿時さんを司会、池津祥子さん、伊勢志摩さんを立会人に、「劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿」を発表されます。それも戦々恐々なんですよ。本当に空気を読まない人たちなんで(苦笑)。たぶんずーっと僕がフォローする側に回るんじゃないかと思います。若いころのこととかあまり僕は覚えていないんですが、あの人たちはものすごく覚えていて。……とにかく怖いです。――幅広く活躍されている松尾さんですが、還暦で迎えるこの個展を機に、「画家」という肩書が加わることになりそうですね。肩書が増えれば増えるほど、人間として薄まっていくような感じがしますけどね(笑)。でも僕の場合、このまま薄めていく方向でいいんじゃないかと思っています。取材・文:野上瑠美子撮影:You Ishii<公演情報>生誕60周年art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』2023年12月8日(金)〜12月15日(金)会場:東京・スパイラルホール(スパイラル3F)開催時間:11:00〜17:00※12月8日(金)は13:00〜20:00、12月9日(土)・10日(日)は11:00〜20:00※『松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜』同時開催。詳細は公式サイトにてご確認ください。チケット情報公式サイト
2023年10月06日12月8日(金) から15日(金) に東京・スパイラルホールで開催される松尾スズキの生誕60周年を記念した個展『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』の詳細が発表された。演劇、文筆、俳優業など、様々な分野で才能あふれる多くの作品を世に送り出してきた松尾。初の個展となる今回は、若いころに絵を学んでいた彼がそもそもの原点に立ち返り、“アート”という分野だからこそ見えてくるアクロバティックな世界を堪能することができる。また会場内の音声ガイドは、松尾自身がナビゲートする。さらに、個展に合わせたイベントの開催も決定。12月11日(月)、12日(火)には、10年前、50歳で挑戦した伝説のひとり芝居『生きちゃってどうすんだ』の上映とスペシャルトークを実施。日替わりトークゲストには、宮藤官九郎、江口のりこが参加する。12月13日(水) から15日(金)の3日間は、『松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜』と題して、松尾と同い年の片桐はいり(13日(水))、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(14日(木))を迎え、お互いの歴史について語るほか、歌唱を含むトークセッションを繰り広げる。そして15日(金) は、司会・皆川猿時、立会人・池津祥子、伊勢志摩とともに、劇団員が選ぶ今まで松尾の身にふりかかった10大事件を振り返る企画が実施される予定だ。■松尾スズキ コメントコロナ禍になって暇を持て余していたとき、20年ほど前にキャンバスに描いた中途半端な絵を部屋の隅に見つけ、暇つぶしにそれを完成させようと、ひさしぶりにアクリル絵の具を手にしたら、なぜだろう、止まらなくなって、次から次に絵を描き始めていました。まだ物語を持たない登場人物たちが、躍り出てはポーズを決めるのです。それを筆でなぞっている感覚です。最初は自宅に飾るつもりだったけど、もう、リビングに収まりきりません。だから、いっそ下手なりに、どこか小さなところで展示でもしようかなと思っていたら、なにかの拍子で気を失っている隙に、スパイラルホールでやることになっていました。びびりはしますが、せっかく作ったんだから見せたいという欲望。結局そこに立ち返っていくのだなと、痛感している松尾です。芸術と商売のはざまでのたうち回ってきた松尾の絵は、マンガと美術のはざまで謎のポーズを決めまくっています。<開催情報>個展『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』12月8日(金)~15日(金) 東京・スパイラルホール開催時間:11:00〜17:00※12月8日(金) は13:00〜20:00※12月9日(土)・10日(日) は11:00〜20:00前売チケット発売日:10月7日(土) 10:00~<イベント情報>松尾スズキ50歳、伝説のひとり芝居『生きちゃってどうすんだ』上映+スペシャルトーク12月11日(月)・12日(火) 東京・スパイラルホール開場18:30 / 開演19:00【トーク出演】松尾スズキ(両日共)【トークゲスト】12月11日(月):江口のりこ12月12日(火):宮藤官九郎【司会】上田智子前売チケット発売日:10月7日(土) 10:00~松尾スズキトークセッション〜生きちゃってどうしよう60〜12月13日(水)~15日(金) 東京・スパイラルホール開場18:30 / 開演19:00■12月13日(水) 『松尾✕はいり彼女はもぎり続けた。男はそれをただ見ていた』出演:松尾スズキ、片桐はいり司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(Gt)■12月14日(木) 『松尾✕KERA電気ロッカーは、スピーカーに足を乗せる夢を見る』出演:松尾スズキ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ司会:皆川猿時、猫背椿演奏:門司肇(Pf)、河村博司(Gt)■12月15日(金) 『「告白、ハンパしちゃってごめん!」劇団員が選ぶ、松尾スズキの10大事件簿』立会人:池津祥子、伊勢志摩出演:松尾スズキ、池津祥子、伊勢志摩 ほか司会:皆川猿時演奏:門司肇(Pf)、河村博司(Gt)前売チケット発売日:10月7日(土) 10:00~特設サイト:
2023年07月27日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(松尾駿、長田庄平)が15日、全国7都市をめぐる単独ライブ「CHOCOLATE PLANET LIVE TOUR 2023『PLANET TRAIN』」を、東京・博品館劇場からスタートさせた。本ライブは、人気劇団・ヨーロッパ企画の諏訪雅を演出に迎えたコント劇。満員の客席から大きな拍手が起こる中、サラリーマン姿で登場した長田。コント「開かずの踏切」が始まると、仙人のような格好の松尾が登場し「20年踏切が開くのを待っている」と発言する。そこから言葉と動きで魅せるテンポの良いやり取りに、会場は大いに沸く。コントが終わるとアニメーション映像に。「PLANET TRAIN」というツアータイトルにちなんで、未来都市を走る列車の座席に隣同士で座る長田と松尾が、漫才のような掛け合いで次の駅(コント)へと誘導する映像はとてもスタイリッシュだ。お次のコントは「偏食」。長田の家に遊びに来た松尾が「お腹が空いた」ということで、長田が料理を振る舞うことになるが……。続くコントは「ラスボス」。そして「爆弾処理」。どちらも一筋縄ではいかないストーリーラインと、長田、松尾の絶妙な掛け合いと間によって、会場は大盛り上がり。特に30秒で爆弾を処理しなければならないというシチュエーションのなか、タイムリミットをネタにしたストーリーに、大きな笑い声が響き渡った。また松尾が町中華の店主、長田がお笑い芸人の客となったコント「赤字覚悟でやってます」は、テンポの良い会話のやり取りが行われるなか、ラストはまさかの展開。客席からは悲鳴に近いような笑い声が上がっていた。コント「新曲」では、熱血ボーカリストの長田がステージ上でマイクパフォーマンスを見せ、会場を盛り上げる長田に松尾がツッコミ。客席もこの日一番の盛り上がりを見せていた。そして列車が最終駅に向かうなか、ラストはまさに人気劇団・ヨーロッパ企画とタッグを組んだことにふさわしいような、まったく予期せぬ、圧倒的な展開が待ち受ける。ストレートな笑いから、大いなる変化球の笑い、さらには「PLANET TRAIN」というツアータイトルにふさわしい壮大な世界観まで、さまざまなエンターテインメントが詰まったライブ。カーテンコールに登場した長田は「これはかなりしんどい」と苦笑いを浮かべ、松尾も「あっちにいったり、こっちにいったり、かなり大変ですね」と縦横無尽にステージを駆け巡る展開に充実感をにじませ、全国7都市、17公演に渡るツアーへの意気込みを語っていた。同ツアーは今後、8月5日に大阪、8月12日に宮城、8月16日に札幌、9月1日・2日に京都、9月23日に愛知、10月9日に福岡にて開催(京都公演はまだ余裕があり、札幌・宮城公演は残りわずか、ほか地方は完売)。
2023年07月17日松尾スズキが、生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』を12月8日(金) から15日(金) に東京・スパイラルホールで開催することが決定した。1988年に「大人計画」を旗揚げして以降、舞台をはじめ、映画、小説、エッセイ、コントドラマなど数多くのエンターテイメント作品を世に送り出し続ける松尾。少年期は赤塚不二夫の影響を受け漫画家を志し、ギャグ漫画を描き続けた日々。大学時代はデザインを専攻し、さまざまなポップアートに触れ、アート作品制作に没頭するなど、松尾の創作活動は演劇よりも先にアートがあったという。初の個展となる今回は、これまでに松尾が描きためた絵画やイラストのほか、自身が手がけた舞台美術作品を展示。また過去の舞台作品の上映や、ゲストを招いて歌とトークのイベントも開催される予定だ。<イベント情報>生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』12月8日(金)~15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』ビジュアルお問い合わせ:大人計画TEL:03-3327-4312(平日11:00〜19:00)
2023年03月30日松たか子、長澤まさみが出演する「松尾スズキと30分強の女優」の放送・配信日が3月25日(土)に決定、番組ビジュアルも公開された。本作は、松尾スズキが女優と組んで繰り広げる至極のコント番組の第3弾。「バラエティ番組のコントじゃない、作品としてのコントが作りたい」という思いから、松尾さんが脚本・演出・出演を務める、各話30分のオムニバスコントドラマ「松尾スズキと30分の女優」。今回は“強”となってさらにパワーアップ。「松たか子の乱」初回は「松たか子の乱」、続いて「長澤まさみの乱」を放送・配信。なお、吉田羊、多部未華子、松雪泰子、天海祐希らが出演する過去シリーズ(第1・2弾)は、WOWOWオンデマンドにて配信中だ。「長澤まさみの乱」「松尾スズキと30分強の女優」は3月25日(土)WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(「松たか子の乱」21時30分~/「長澤まさみの乱」22時15分~)。(cinemacafe.net)
2023年02月15日松尾スズキが女優と組んで繰り広げる至極のコントドラマ第3弾「松尾スズキと30分強の女優」の放送が決定。今回は、松たか子と長澤まさみが出演する。松尾さんが「バラエティ番組のコントじゃない、作品としてのコントが作りたい」という思いから、脚本・演出・出演を務める、各話30分のオムニバスコントドラマとしてこれまで、吉田羊、多部未華子、麻生久美子、黒木華、生田絵梨花、松本穂香、松雪泰子、天海祐希が出演し、第2弾まで放送してきた「松尾スズキと30分の女優」。今回の第3弾では、そんな「30分の女優」から「30分“強”の女優」と変え、これまでよりも各話を長めにスケールアップ。これまでと同様に、本作の脚本家として松尾さんのほかに、「バカドリル」の著者・天久聖一と、劇団「地蔵中毒」主宰の大谷皿屋敷が参加する。放送決定に松尾さんは「この歳でコントの番組をやらせてもらえるとは、そして、松たか子、長澤まさみという、旬の時間が止まらない、日本を代表する女優とタッグが組めるとは、幸せ以外のなんでもないので、がんばるという言葉は、あまり好きじゃありませんが、楽しくがんばる次第です」と心境を明かし、「今回も、見てる人みな頭が変になれ、と、祈りつつ台本製作中であります。乞うご期待!」とコメントしている。「松尾スズキと30分強の女優」は2023年3月、WOWOWにて放送・配信予定。(cinemacafe.net)
2022年11月23日シアターコクーン芸術監督の松尾スズキが、2年ぶりの新作『ツダマンの世界』を自身の演出で上演。昭和初期から戦後を舞台に、ひとりの小説家と、周囲の人々を巡る愛憎劇が展開される。そこで主人公のツダマンを演じるのが、松尾作品には欠かせない存在の阿部サダヲ。自身初となる小説家役、さらにはある新たな挑戦も控える阿部に、本作に寄せる想いを語ってもらった。あの時代の小説家を代表するような男――松尾スズキさんの2年ぶりの新作ですが、脚本を読まれた感想は?正直、まだ半分ぐらいはよくわかっていません。なぜここでこんなことを言うんだろう?とか、なぜここで奇声を発するんだろう?とか(笑)。でもやっぱりさすがだな、と毎回思います。松尾さんの台詞って、本当に面白いですもんね。詩的な感じもありますし、人間の嫌な部分とか、弱い部分がどんどん露わになっていく。しかもそれを笑いに変換しているのが、松尾さんのすごいところで。いわゆるわかりやすい「あるある」ではない、すごく小っちゃいところの「あるある」を突いてくる。その視点が僕は好きですし、面白いなと思います。――昭和の初期を舞台に、今回阿部さんは小説家の“ツダマン”こと津田万治を演じられます。昔の小説家ってちょっと変わっているイメージがあるんですけど、ツダマンはその代表、みたいな人物だと思います。弱くて、女々しくて、すぐに心中をしたがって、あとは愛人がいる。しかもそれがツダマンだけではなく、周りの人たちも大体そんな感じなんですよね。人間関係が今よりもすごく密というか。中でもツダマンにとってキーになる、振り回されることになるのが、間宮(祥太朗)さん演じる葉蔵。で、この人がまた面倒くさいんですよ(笑)。弟子であるにも関わらず、自分の育ちの良さと、文学賞の受賞歴のないことから、ツダマンのことを下に見ている。で、この人にも小説家に対する偏見があるせいか、すぐ死にたがるし、でも死なないし。現代だったらコンプライアンス的にNGなこういう人たちを今やるっていうのが、また面白いなと思います。演劇人・松尾スズキはどんどん面白く――松尾さんはツダマンについて、“不気味な空洞のような人物”と言い表していらっしゃいますね。ちょっと変わった育ちをしていることもあり、なにを考えているのかわからない人だから、かもしれないですね。それで言うと、吉田羊さん演じる数との関係性も空洞な気がして。ツダマンと結婚することになるんですけど、繋がってそうで繋がってない、みたいな印象がありますし、愛情があるのか、ないのか、ちょっと微妙なところ。かといってツダマンって、愛人に対しても愛情があるようには思えなくて。なんか愛情のかたちが見えにくい人というか……。そういうところも空洞っぽいなと感じます。――今年は再々演となった『ドライブイン カリフォルニア』に続き、二度目の松尾さん作品への参加となります。改めて松尾さんとのモノ作りの魅力とは?松尾さんご自身は出演せず、演出に徹することが増えてきたので、舞台を作る、ということに重点を置かれているのかなと思います。『ドライブイン~』の時も、3度目にしてまたいろいろと演出を変えていらっしゃいましたし、キャストも大人計画じゃない役者も増えていましたし、すごく面白いなって。僕が言うのもあれですけど、松尾さん、より演劇が好きになっているんじゃないのかなと思います。昔はそんな、演劇用語とか全然使ってなかったですから(笑)。――シアターコクーンの芸術監督ですからね。そっか、そうですよね!芸術監督だ……。もちろん昔からそうなんですけど、より最近、松尾さんって演劇の人なんだなって感じるんです。もともと美術的には長けた方でしたけど、近年特に舞台空間の使い方とか、すごくいろいろ考えていらっしゃるんだなって。今回も、これ劇場3つぐらい使うつもりなのかな?っていうぐらい(笑)、舞台をどう使おうとしているのか、今のところまったく見えてこない。これから稽古が始まって、その謎が解けていくのが楽しみだなと。演出に関しても、年を重ねる中でどんどん面白くなっているなと感じます。僕自身、ある挑戦をする予定なのですが、今までに開けたことのない扉を開けることになるのではないかと。そこでもきっと新しい見せ方をされると思うので、本番がどうなるのか今から楽しみです。いつかは空を飛べるようになりたい――松尾さんも新たな挑戦として、初めて全編の作曲を手がけられますね。松尾さんが!?すごい、それは初めて知りました。ほら、やっぱりどんどんすごくなっているんですよ!えっ、でも松尾さんって楽器出来るんでしたっけ?どうやって作曲するんだろう……。――鼻歌で音楽家に伝えるようですね。(DREAMS COME TRUEの)吉田美和さんみたいじゃないですか!(笑)すごいな、カッコいい。松尾さん独特の音階ってあるので、きっとすごく面白いことになると思います。――これから稽古に臨むに当たり、心がけていきたいこと、意識したいことはありますか?松尾さんの理想に近づけるよう、努力するってことでしょうか。僕、いつか空を飛べるようになりたいと思っていて。というのも松尾さん、「そこで飛んで」とか当たり前のように言うんですよね(笑)。「天井駆け上がってみて」とか、「下からまぶた閉じて」とか。もちろん無理なんですよ。でもそうなれたらいいなと思いますし、その時自分はもっと面白くなれるんじゃないかなと思うんです。取材・文:野上瑠美子撮影:藤田亜弓ヘアメイク:中山知美スタイリスト:チヨ(コラソン)
2022年10月22日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が17日、日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23 OSAKA」(大阪城ホール、COOL JAPAN PARK OSAKA)に出演し、報道陣の取材に応じた。大阪公演の初日、大阪城ホールのオープニングステージ「LIVE STAND ネタ OSAKA DAY-ONE」でオープニングアクトを務めたチョコプラ。長田は氷室京介に扮して「ライブハウス大阪城ホールへようこそ! 今日は盛り上がっていこうぜ!」と声を張り上げ、松尾はIKKOに扮して「どんだけ~」「まぼろし~」「背負い投げ~」とモノマネを連発した。囲み取材で、長田は「大阪城ホールはレッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)とかがやっている。レッチリと同じ景色を眺めているって感慨深いですよね」と述べ、「オープニングアクトをやらせてもらったので、氷室さんで『大阪城ホールへようこそ!』っていうのは、気持ちよかったです」と嬉しそうに話した。松尾は「最初の一発目の『どんだけ~』って言ったときに、今まで体験したことないんですけど、喉がキュッとなって、今日しゃべれなくなるんじゃないかなって、めっちゃ怖かったです」とヒヤッとしたと明かしつつ、「気持ちよかったです」と話した。2007年から2010年まで行われた大型お笑いフェス「LIVE STAND」が、今年12年ぶりに開催。8月19日~21日に幕張メッセで東京公演が行われ、9月17日・18日に大阪、来年1月14日・15日には福岡で開催し、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定となっている。
2022年09月17日お笑いコンビ・チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)が19日、千葉・幕張メッセで開催中の日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND 22-23 TOKYO」に出演後、報道陣の取材に応じた。テレビ東京presents「ネクストブレイク芸人ガチャ LIVE STAND SP」で、ニューヨークとともにMCを務めたチョコプラ。長田は「12年ぶりの『LIVE STAND』ということで、大きい会場でやるというのはお客さんの圧も普段の劇場とは全然違いますから、芸人のテンションも上がりますよね。やっぱり楽しいです、フェス的なものは」と話し、「一番デカいステージでネタをやらせてもらうというのはめちゃくちゃうれしいですね」と喜んだ。松尾は「MCをやらせてもらえるなんて、12年前は全然そんなのもなかったですし、明日はメインステージに出られるのでやったなと思っていたんですけど、さっきパスつけるのを忘れて1回外に出ちゃったらめちゃくちゃ止められました。顔パス無理でした」と告白。「マスクも何もしてないで普通に『すみません』って言ったら、『パスは? ちょっとないと……』って。立ち合いの人が『出演者です』と言って入れた。警備の仕事もしているし、ちょっとまだまだだなと思いました」と話して笑いを誘った。「LIVE STAND」は2007年から2010年まで行われた大型お笑いフェスで、今年12年ぶりに開催。8月19日~21日の幕張メッセでの東京公演を皮切りに、9月は大阪、来年1月には福岡で開催し、総勢1000人を超える吉本芸人が出演予定となっている。
2022年08月19日