くらし情報『日本サッカー界を揺るがすアギーレ監督の八百長騒動で浮上する3つの疑問』

日本サッカー界を揺るがすアギーレ監督の八百長騒動で浮上する3つの疑問

とした態度を取るでしょう」。

村井チェアマンの言う「そこ」とは「八百長」であり、「毅然(きぜん)とした態度」とは「契約解除」となる。しかし、裁判の判決が下される前に解任されれば、アギーレ氏が名誉毀損(きそん)でJFAを訴える可能性も出てくる。「イメージが悪いから」という理由で"シロ"の指揮官を更迭したとなれば、海外のサッカー界から日本へ批判的な視線が向けられることになる。

自ら八百長を認める形になるため、アギーレ監督もJFAからの辞任勧告などを受け入れないはずだ。JFAの対応が鈍く映る理由は、小倉純二名誉会長が発したこの言葉に集約されている。

「手の打ちようがない」。

○腑に落ちない原専務理事の反論

■疑問(2) 契約前に十分に素性を洗ったか

アギーレ監督招聘(しょうへい)の中心的な役割を担ったJFAの原博実専務理事が、告発後で初めて記者会見に応じた18日にはこんな質問が飛んでいる。


「アギーレ監督の身体検査が疎(おろそ)かだったのではないか。世界中に恥をさらしている」。4年越しのラブコールを実らせてアギーレ監督との契約を結んだ原専務理事は、やや色をなして反論している。

「この疑惑がスペインの新聞で報じられたのが(アギーレ監督就任後の)

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