年末のこの時期、同窓会のお誘いが多いのではないでしょうか。初恋のあの人に会えるかも……なんていう甘酸っぱい青春の香りにときめく人もいるかもしれません。過去の自分の恋愛を思い出してみたりもするかもしれません。
私自身振り返ってみても、昔の恋愛って輝いて見えてしまう不思議があります。それにしても、なぜ昔の恋はこうも輝いて見えてしまうのでしょうか。
○思い出は補正されていく
例えば、現実的に言えば「今付き合っている彼氏がいる」「結婚して子どももいる」なんて人でも、誰も傷つけずに恋心に浸れる瞬間……それが過去の恋愛ではないでしょうか。
過去のため、あなたにとって現実の思い出ではありますが、逆に言えば今の恋愛ではないため、甘い恋心やキュンとする瞬間だけを切り取ることができます。そうなんです、思い出の多くは補正されてしまうのです。
ある程度の恋愛経験をすれば、透けて見えてくる「甘いだけじゃない」恋愛も、過去だけは「甘い」だけにとどめることができるものです。
それに何よりも、人は都合よくできているもので、どんなに嫌な別れ方をしても楽しかった思い出のほうが頭に残りやすいです。私自身、あのときは毎日のように「絶対に許さない!!! 」