くらし情報『「どの業界でも顧客が何を求めているかは変わらない」 - 横浜DeNAベイスターズ 池田球団社長が語る「経営論」』

2015年1月21日 13:48

「どの業界でも顧客が何を求めているかは変わらない」 - 横浜DeNAベイスターズ 池田球団社長が語る「経営論」

だからといって、ファンとして接してきた横浜DeNAベイスターズという目線ではなく、一線を画して「ファンは経営者になってはいけない」という考えのもとに、別軸で球団を見ているようだ。

○3年間を振り返って

2014年はクライマックス・シリーズ争いだけではなく、観客動員数でも飛躍を遂げた年だった。もちろん、プロ野球の性格上、チーム成績が向上すれば勝ち試合が見られる確率が上がり、球団のファンが球場へ足を運ぶ可能性が上がる。

ただ、順位は前年と同じ5位であったし、その中で前年比110%の156万4528人(前年は142万5728人)はチーム経営の勝利と言っても過言ではないだろう。

「経営者として、球団運営の一番のKPIは『お客さんがどれくらい来てくれているか』です。それが3年連続で成長できているわけですし、実数発表以降で過去最多まで成長してきたことは大きな結果でしょう」

1試合平均動員数は2万1730人で、前年の1万9802人から2000人近い増加を記録。12球団中8番目まで増加したと書くと物足りないかもしれないが、横浜DeNAベイスターズのホームグラウンドである横浜スタジアムは収容可能な観客数が3万人と少なく、4万人前後を動員できるドーム球場などと比較すると見劣りする。

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