くらし情報『短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第11回) - 日本語対応が期待大のCortanaと開発途上の新スタートメニュー』

2015年1月28日 09:00

短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第11回) - 日本語対応が期待大のCortanaと開発途上の新スタートメニュー

そこでビルド9926をISO形式ファイルから新規インストールした環境を用意したところ、一連の設定(Cortanaのライセンス確認やユーザー名の登録)を経てCortanaが使用可能になった。もっとも筆者の稚拙な発音では正しく認識されず、音声ナビゲーションを享受できなかったのは残念である。

だが、検索ボックスのウィンドウ自体は単なる検索結果を提示する場所ではなく、学習機能を備えたスマートインフォメーションツールという側面も持つ。ユーザーの検索結果から好みを学習し、推奨すべきニュースや天気といった情報をBing経由で取得し、提案する「Notebook」や、あらかじめ日時や場所を登録してユーザーに行動をうながす「Reminders」、任意の場所を登録して簡単に地図を表示する「Places」と3つの機能を用意している。ただし、いずれも日本語環境では動作しなかった。

今後日本語への対応が期待されるCortanaだが、前述した各種機能を踏まえるとMicrosoftの開発者は、従来の検索チャームを始めとする検索系機能を1箇所に集約させる意図があるのだろう。その証(あか)しではないが、テキストによる検索を実行すると、アプリケーションや設定項目、Webの検索結果などが現れる。

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