2015年1月28日 13:03
人型ロボットをウェアラブルに続く"次世代のデバイス"に - 「DMM.make ROBOTS」が目指すロボットの未来とは
いずれの企業も人型のスマートロボットを開発している。さらに、"ロビ"の企画・販売を行ったデアゴスティーニ・ジャパンも特別タイアップで参加し、DMM.make ROBOTSを通じ、組み立て完成品としてのロビの販売を5月から予定している。
●次世代のデバイスとしての人間型ロボット
発表会には、人型コミュニケーションロボット"ロビ"の開発を担当したロボットクリエイターの高橋智隆氏がエンドーサーも出席。現在の産業界から見たロボット業界の位置づけや、今回の新規事業の立ち上げの意義を次のように語った。
「iPhoneの躍進にも言えるように、ロボットもベンチャーが活躍できると思われながら、なかなかその先に進まなかった。というのは、ハードウェアの開発にはそれなりの投資とリスクが必要。そこで『どこかがリスクを背負ってくれないかな』と思いつつも、お見合いをしていたのがロボット業界の状況だった。しかし、世界ではシリコンバレーを筆頭にビジネスマインドを持った人たちがロボットの開発をし始めている。
そうした中で日本のロボット業界が危機感を持っている中で、DMMが参入してくれた」
さらに、「世の中の流れとして重要なのは、スマートフォンの伸びが鈍化してきた点。