「夜の人脈づくりなんて意味ないよ」30歳になった菜乃花がグラドルの後輩たちに伝えたいこと
「OLやるより週3回撮影会をやる方が儲かるからという感覚の子もいて、どれだけの子がこの仕事で食べていこうと思っているのか。グラビアの仕事をしていると小金持ちの社長くらいは寄ってくる。だからどこか良いところで結婚しようって思ってるのかも」
以前とは違い、撮影会やSNSで水着になるだけで誰でもグラビアアイドルと名乗れてしまう。グラビアに誇りをもっている菜乃花だけに、現在の状況には納得いってない様子だった。菜乃花自身は日テレジェニックに選ばれたときも、ワインバーのアルバイトをしながら芸能の仕事を続けた。派手な生活を想像されがちだが、普通と変わらない感覚の持ち主だ。
「正直いうとモテないわけない。寄ってくる人にお金持ちもいますけど、人に家賃を払ってもらうのも、人のお金で旅行に行くのも性格的に嫌なんです」
「芸能界の女の子って、デビュー当初は夜に飲みに行って人脈を作ろうと思うことが多いんです。
でもそれは仕事にはつながらない。せいぜい旅行に連れて行ってくれるくらい。だいたい自分の身分をひけらかして飲んでいるやつにロクなやつはいない。人脈を作るのが近道に見えてしまうかもしれないけれど、地道にファンを作っていくのが本当の近道なんです」