“美少年”藤原大祐の素顔 歌やピアノを武器に「世界的なアーティストになれたら」
入るものというか、見るものというイメージだったので。映画など好きでたくさん観ていましたが、入ると思ったことはなかったです。
――まさに、オーディションでお芝居が楽しいと思ったのがきっかけなんですね。
そうです。たくさんスカウトをいただいていたので、もしかしたら向いているのかもと思ったことはありましたが、実際に芝居をしたことが一番のきっかけです。
――竹下通りの片道で4回スカウトされたという噂は本当ですか? 片道ということは、数分歩いている間に、ということですよね?
本当です(笑)。中学3年生のときに一気にスカウトしていただくようになって、自分でも驚いていました。
――アミューズに入ってから特に印象に残っているお仕事を教えてください。
『中3、冬、逃亡中。』というネットドラマは印象的でした。両親が離婚し、新しいお母さんから性的な虐待を受けていて、それが嫌になってお母さんを殺して、帰ってきたお父さんも殺して、全国指名手配犯になって逃げていくというお話で、かなり陰な役でした。そのときはずっと笑わない役でしたが、『おじカワ』は“天使のような笑み”とト書きに書かれているほどの振り幅で、まだ経験は少ないですが、それくらいの振り幅がある役がやれているのはすごくうれしいです。