中華人民共和国の指導者たちには喫煙者が多い。ドラマの中の毛沢東氏は頻繁にタバコを手にしているし、鄧小平氏はチェーンスモーカーとして有名だった。
鄧小平氏の愛したタバコ「熊猫」は1箱120元(約2,280円)もする。100元(約1,900円)を越えるタバコは数種類販売されている。こうした高級タバコを宴会の時に客人に勧めることで、その人が高いステータスを持っていることを示すことができるのだという。
上述した「公共エリアでの喫煙規制条例(審議稿)」では映画、ドラマなどでタバコのブランド名や未成年の喫煙、禁煙エリアでの喫煙シーンなどを用いてはならないというものもあり、禁煙の流れは確実に大きくなっている。
日本や米国同様、中国でも喫煙の習慣は今後減っていくのだろうか。
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