くらし情報『ありがとう「トワイライトエクスプレス」思い出は永遠に! そして手元に!?』

ありがとう「トワイライトエクスプレス」思い出は永遠に! そして手元に!?

上野 - 札幌間の「北斗星」「カシオペア」と並び「豪華寝台特急」とも呼ばれた。個室が魅力の豪華列車だけど、「トワイライトエクスプレス」と「北斗星」は、昔ながらの開放二段式B寝台も連結し、手頃な料金で乗れた。旅客の目的や予算に対応した、長距離列車らしい懐の深さだった。

○編成美、食堂車、移りゆく景色 - トワイライトエクスプレスの魅力

トワイライトエクスプレスは特別な列車だ。客車は1970年代のブルートレインを改造しているけれど、当時の青ではなく、深緑に金帯の専用色が与えられた。そして本州内を担当する機関車「EF81」も同色の専用車が用意されていた。この機関車は、ただ色を塗り替えただけではない。乗り心地をよくするために、連結器が「密着自動連結器」に交換されていたという。
ほかの同型機は貨物用途が多いため、やや簡素な自動連結器が用いられている。

トワイライトエクスプレスは青函トンネル区間では赤い電気機関車「ED79」に、北海道内では青いディーゼル機関車「DD51」になる。しかし本州内は先頭の機関車から最後尾の客車まで深緑色で統一されていた。その編成の統一感は、日本を代表する列車として世界に誇れる美しさだった。

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