2020年11月6日 12:00
神南里奈、恩人・玉城ティナの金言「私は私しかいない」と悔し涙を胸に
とビックリして、そこでやっと理解できました(笑)。
レッスンを受けながら演技のお仕事を頂いてから、演技をすることの楽しさも少しずつ感じるようになりました。初めての映画『惡の華』では、有名な役者さんがたくさん出演されていて、現場では圧倒されてしまって。迷惑を掛けられないので冷静になることを心掛けていましたが、内心では「わーっ!」とパニック状態でした(笑)。
――昨年10月16日にインスタグラムに投稿した、「結局なにをするにも自分次第なんだよね」「自信をなくして羨んで悔しくて泣いたりするけどそこで終わりたくなくってそのモヤモヤたちがガソリンに変わってよしやってやるってわたしを動かしてくれるからたまには悩んだりするのもいいのかもしれない」。悔しさや悩みが原動力になると実感したのは、いつ頃ですか?
上京してすぐの頃です。孤独でどうしていいのか分からなかった。自分ではしっかりと準備していったはずなのに、あるオーディションで何もできなかったことがすごく悔しくて。
台本を読んでの審査でしたが、相手との方とも全く合わなかったんです。その日、マネージャーさんとお別れしたあと、そのまま家には帰れなくて、しばらく歩いていたら悲しくなって、涙が出てしまいました。