大手企業に勤める既婚者の瞳子さん(仮名・34歳)は、同僚のユリコさん(仮名)から気になる上司の存在を告げられ、不倫をそそのかしたそう。やがてユリコさんは実際に上司と関係を持ってしまいました。そこで、自分も触発されてしまい、同じく同僚の湯沢さん(仮名)とW不倫の関係に。不倫やセクハラに厳しい職場であることを理解したうえで、つい始めてしまったという社内不倫。いったいどんな結末を迎えたのでしょうか…。職場内の不倫事情「同僚の湯沢くんと不倫関係になり、3か月が経とうとしていたころ。同じく上司と不倫をしていたユリコからある報告を受けました。なんでも上司が、“職場にはほかにも不倫をしている奴がいる”と言っていたそう。しかし職場で課されるペナルティを恐れ、とにかく秘密裏に行動しているとのこと。さらに男性社員が少ない職場であることをいいことに、“複数の女性社員と付き合っている奴もいる”と言っていたと聞かされました。ただ、それが誰なのかまでは、教えてくれなかったと…。それを聞いて、私はどこかで湯沢くんに対し、疑いの目を向けるようになったのです」不倫相手からの裏切り「湯沢くんとは頻繁に密会していたわけではなく、月に1~2回程度。食事をしたあと、2時間ほどホテルで過ごすような関係でした。あるとき、ユリコからの報告が気になっていたこともあり、隙を見て湯沢くんのスマホを覗いてしまったんです。LINEを開いてみると、なんとほかの女性社員とのやり取りが…。僅かな時間しかなく詳しくは確認できませんでしたが、相手は後輩の女性社員でずいぶんと親密そうでした。彼に本気だったつもりはなかったのに、実際に親しげなやり取りを見ると嫉妬心が膨れ上がって、腹が立ちましたね。とはいえ、私も不倫中です。派手に行動すれば、自分の関係についても発覚しかねません。そのときから、何か湯沢くんを懲らしめるいい方法はないかと考えるようになりました」匿名で密告メールを送ることに「私が思いついたのが、会社に密告メールを送ることでした。彼と後輩の二人の関係だけを報告しようと思ったのです。自分のパソコンは使わずネットカフェのパソコンから、もちろん匿名で会社のホームページに送信。“支社の、とが不倫関係にある”といった内容のメールを送りました。すると、すぐに上司から湯沢くんへ呼び出しが入ったようでした。後になって“なんの話だったの?”とLINEで尋ねると、やはり密告メールについての確認だったようです。湯沢くんは“ありえない”と否定しましたが、私は後輩社員とのやり取りをこの目で見ています。なので、とぼける湯沢くんを冷ややかに見つめていましたね」見せしめの異動「これで湯沢くんと後輩社員との関係も、区切りがつくだろうと思いました。ですが、一件落着…とはならず。一度向けられた疑惑は晴らすのが難しいようで、なんと湯沢くんは別支社に異動となってしまったのです。さらに湯沢くんから、“メール送ったの瞳子でしょう?”とLINEで送られてきました。私は必死でとぼけましたが、湯沢くんは密告者が私だと確信しているようでした。そしてこの一件について、不倫関係にあった後輩社員、もしくは同僚の誰かに伝えたのでしょう。私が密告者であるという噂が、職場内に広まってしまったんです。表立って職場の状況は変わりませんが、みんなからの私への対応が、どこか素っ気なくなりました。完全に敬遠され、孤立する状況になってしまって…。おそらく、職場内には隠れて不倫をしている人が何人もいるのでしょう。事を荒立てれば、自分たちの関係も発覚しかねないと、波風立てないようにしているに違いありません。現に同僚のユリコは、現在も上司との不倫を続けています。湯沢くんとの関係は終わりましたが、私自身も既婚者ですから、当時のことがバレたら無事ではいられません。夫はまだ、私の不倫や密告の件は知りませんが、いつ伝わってもおかしくない状況であり、正直覚悟はしています」“大手企業で不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。彼女は職場内において、危険人物扱いされるようになってしまったよう。今の職場に身を置く限り、心が休まることはなさそうです。©smile/Adobe Stock ©koumaru/Adobe Stock文・塚田牧夫
2023年10月27日2018年、玉城ティナを輩出した芸能事務所・ディネアンドインディーが、次世代のモデル・タレントを発掘する「第2のたましろオーディション」を開催。対象は12歳から20歳までの女性、「未経験者も歓迎」という間口の広さで、宮城県在住の当時18歳・神南里奈は運命的な出来事が重なって見事グランプリを射止める。それから2年。11月6日で20歳を迎え、芸能界でのやりがいや厳しさも日々実感している神南。悔し涙を流したあの日、そして恩人とも言える玉城ティナからの金言を胸に、今まさに女優として急成長を遂げようとしていた。○■一度は諦めかけたオーディション――デビューして2年が経ちましたね。あっという間でした。事務所に入ってから半年ぐらいは地元の宮城で過ごしていて、オーディションがある時には東京に通っていました。高校卒業したタイミングで上京すると、一気に時間が過ぎたというか。仲の良い友だちはほとんど地元に残って、卒業して県外に行くのは私ぐらい。上京の前日、みんなで焼肉に行ったりしましたが、上京する日に仕事が入っていて時間もギリギリで急いでいたので、駅のホームで涙のお別れ……みたいなことにはならなくて(笑)。最初は事務所の先輩と社宅で暮らしていました。もともと家事や自炊は実家でもやっていたので大丈夫なんですけど、やっぱり寂しいですね(笑)。3人きょうだいで私が末っ子。長女の姉、長男の兄はすでに自立していて、私も上京したので、今の実家には猫しかいないんです(笑)。――親御さんは寂しさを感じつつも、送り出されたわけですね。最初、オーディションを受けることは伝えていなくて、審査が進んで東京に行くタイミングで母には言いました。芸能の仕事に興味があることも一切見せてなかったのでビックリしていて(笑)。私が何かを「やりたい」と言ったのはその時が初めてだったので、すごく応援してくれました。オーディションを受けるために夜行バスを予約したんですが、次の日と間違ってしまって……。気づいたのがバス停で、母に電話したら「明日の新幹線で行って来なさい」と。「ご縁がなかったのかな」とも思っていたんですが、母の言葉で諦めずに受けることができました。○■面接で確信「私は絶対に勝てない」――高校の進路相談でも、「芸能の世界に進みたい」と伝えたそうですね。ドラマや映画、ライブ映像などを観ていると、「みんな輝いていて羨ましいな……」「私もそうなりたい」と思い始めて。親にも友達にも言わず、Twitterで事務所のオーディションがあることを知って一度は勇気がなくてスルー。次に目にしたら応募しようと心に決めて、もう一度Twitterで目に留まったので思い切って応募しました。――ほとんどの人は憧れのまま終わる職業。ずっと胸に秘めていたんですかね?どうなんでしょうね……マンガや本はその主人公にひたすらなりきって読み上げたりしていたので、小さい時から興味はあったのかもしれません。でも、そういうことも恥ずかしくて、誰にも言えませんでした。――高校生になると、周りは将来の夢や進路が徐々に明確になっていきますよね。大学や就職とか現実的な進むべき道をみんなが考え始める中で、私は夜中に観たアイドルのライブが忘れられず、モヤモヤしていて……でも、何の仕事を目指せばいいのかも分からない。「どうしよう」「どうしたらいいんだろう」という焦りがありました。大学に行く選択肢はなくて、なんとなくどこかに就職するのかな……と。小さい子の相手をするのが好きだったので、母からは「保育士の資格を取ったら?」と勧められたこともありました。今まで何かを強制されたこともなくて、末っ子ですごく自由に育ててもらって感謝しています。――そんな思いを抱えながらの事務所オーディション。手応えはありましたか?3人ずつの面接で、みんなすごい特技を披露していました。歌がうまい人や5カ国語で自己紹介している人に、「私は絶対に勝てない……」と諦めかけていた中で、いよいよ自分の番。仏教高校に通っていて、私にしかできない「仏の顔マネ」をやったら、緊張が解けて吹っ切れたような感覚になって、「これはいけるかも!」と。ここにいる人たちとはもう二度と会わないだろうから、思い切ってやろうと決心できたんだと思います。○■あの日の涙が今の「ガソリン」――初めてのオーディションでそこまで冷静なのもすごい!もちろん心臓はドキドキです。でも、自分の出番になって椅子に座った瞬間にスッと冷静になることができて。半分諦めもあって、思い切ってやれたのかもしれません。周りの反応は覚えてないんですが、唯一社長が笑ってくれたのは覚えています(笑)。数週間後、電話で「グランプリです」と言われて。突然言われたから意味がよく分からず、特別賞的なものなのかなと思って、「はい。分かりました」と電話を切りました。「グランプリだったみたい」と伝えると、母が「えー!?」とビックリして、そこでやっと理解できました(笑)。レッスンを受けながら演技のお仕事を頂いてから、演技をすることの楽しさも少しずつ感じるようになりました。初めての映画『惡の華』では、有名な役者さんがたくさん出演されていて、現場では圧倒されてしまって。迷惑を掛けられないので冷静になることを心掛けていましたが、内心では「わーっ!」とパニック状態でした(笑)。――昨年10月16日にインスタグラムに投稿した、「結局なにをするにも自分次第なんだよね」「自信をなくして羨んで悔しくて泣いたりするけどそこで終わりたくなくってそのモヤモヤたちがガソリンに変わってよしやってやるってわたしを動かしてくれるからたまには悩んだりするのもいいのかもしれない」。悔しさや悩みが原動力になると実感したのは、いつ頃ですか?上京してすぐの頃です。孤独でどうしていいのか分からなかった。自分ではしっかりと準備していったはずなのに、あるオーディションで何もできなかったことがすごく悔しくて。台本を読んでの審査でしたが、相手との方とも全く合わなかったんです。その日、マネージャーさんとお別れしたあと、そのまま家には帰れなくて、しばらく歩いていたら悲しくなって、涙が出てしまいました。でも、いつまでも落ち込んでもいられないので、切り替えるしかなかった。落ち込むけど、そこでしっかりと次のことを考える。それが今の私の原動力だと思います。――デビューするきっかけにもなった玉城ティナさんは、どのような方ですか?容姿はもちろんですが、その内面もすばらしくて。ご飯に連れて行ってくださった時に、「かっこいいところだけ見せるべきなんだろうけど、今日は自分の失敗した話をするね」と言ってくださって。「同じタイプの人はいっぱいいると思う。その中でいかに目立てるかが大切」だと教えてくださいました。いつも言ってくださるのは、「私は私しかいないから」。「私には誰もなれないし、私自身もほかの人にはなれない」という言葉はすごく心に残っています。――神南さんにとっては、救いになるような言葉ですね。そうですね。いつも励ましてくださいます。最初は、事務所の先輩の玉城さんにも失礼なことがあっちゃいけないと考えていたんですが、殻に閉じこもっていると自分自身のアピールもできない。そんな悩みもあったので、玉城さんの言葉で吹っ切ることができました。――今後の目標は?これから、もっとお芝居のお仕事に挑戦していきたいです。そして、観てくださる方の心を温められるような、そんな人になれればいいなと思います。■プロフィール神南里奈(かんなみ・りな)2000年11月6日生まれ。宮城県塩釜市出身。2018年に「第2のたましろオーディション」でグランプリを受賞し、芸能界入り。これまで、映画『惡の華』(19)、ドラマ『そして、ユリコは一人になった』(20)などに出演。
2020年11月06日北川景子、新木優子、小松菜奈、窪田正孝、北村匠海、中川大志らが所属するスターダストプロモーション制作3部が27日、ドラマプロジェクト『SSS ~Special Short Story~』を発表した。同プロジェクトには、昨年までファッション誌『Seventeen』の専属モデルを務め、『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(18)、『うちの執事が言うことには』(19)など近年多数の話題作に出演している田辺桃子をはじめ、ボーカル&ダンスユニット・M!LKの吉田仁人、ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGON・松村和哉、デビュー次世代ユニット「原因は自分にある。」小泉光咲、『FAKE MOTION』に出演の吉澤要人、「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」グランプリ受賞の松本大輝、『インハンド』(TBS)などに出演の高橋春織、『そして、ユリコは一人になった』(カンテレ)、『いいね!光源氏くん』(NHK)、『小説の神様』(公開日未定)に出演の柴田杏花ら若手俳優陣が集結。今回の『SSS ~Special Short Story~』はタレント自らが撮影。オリジナルショートストーリーを制作し、スターダストプロモーション制作3部の公式YouTubeチャンネルで順次配信していく。現在、第1弾から第4弾までの配信が決定しており、小泉光咲、松村和哉、高岡凜花が出演する第1弾「フィフティー・フィフティー」は、27日正午から配信を開始した。各作品の企画・監督は、三木孝浩氏、八重樫風雅氏、東かほり氏、渡邉安悟氏、吉野主氏といった注目の若手クリエイターが務める。テーマソングは、「原因は自分にある。」の「嘘から始まる自称系」。同プロジェクトでは、第4弾以降の制作も予定している。■第1弾「フィフティー・フィフティー」出演:小泉光咲(原因は自分にある。)、松村和哉(SUPER★DRAGON)、高岡凜花脚本・監督:八重樫風雅ストーリー:高校生のシンゴ(小泉)は、親友・レイジ(松村)に相談を持ちかける。その内容は、同じクラスの朝比奈(高岡)へのリモート告白。それぞれの思いが交錯し、思いもよらぬ事実も発覚していく。■第二弾「男子を飼う」出演:田辺桃子、小野寺晃良、柴田杏花、永井彩加、吉倉あおい、関めぐみ脚本・監督:東かほり配信開始時期:6月下旬ストーリー:山下拓真(小野寺)が、江藤リカ(田辺)の呼び出しのもと、柴田、永井、吉倉、関演じる女性5人に監視される。なぜ監視されているのか。5人に隠された共通点とは何か。女性同士が様々な議論を展開し、真相に迫っていく。 最後に明かされる衝撃の事実とは……。■第三弾「駆ける帰宅部に明日はあるのか」出演:松村和哉(SUPER★DRAGON)、松本大輝、高橋春織、冬野心央、吉田仁人(M!LK)、宇野愛海、永井彩加、吉澤要人(原因は自分にある。)脚本:渡邉安悟・深井眠監督:渡邉安悟配信開始時期:7月上旬ストーリー:野田ケイジ(松村)、吉村コウタ(松村)、川崎スズカ(高橋)、畑中トオル(冬野)の帰宅部4人が部員募集に奔走するコミカルな物語。個性豊かな帰宅部候補生の入部オーディション、伝説の帰宅部OBのアドバイス、部活クラッシャーとの最終決着…!果たして、帰宅部は存続できるのか。■第四弾「タイトル未定」脚本・監督:吉野主配信開始時期:7月中旬ストーリー:休校期間が間も無く終わろうとしている中、手探りのまま始まる学校生活に疑問を感じる高校生たち。Twitterのタイムラインに流れてきたあるハッシュタグから、男女6人の青春群像劇が始まる。
2020年06月27日