2020年11月6日 12:00
神南里奈、恩人・玉城ティナの金言「私は私しかいない」と悔し涙を胸に
「私もそうなりたい」と思い始めて。親にも友達にも言わず、Twitterで事務所のオーディションがあることを知って一度は勇気がなくてスルー。次に目にしたら応募しようと心に決めて、もう一度Twitterで目に留まったので思い切って応募しました。
――ほとんどの人は憧れのまま終わる職業。ずっと胸に秘めていたんですかね?
どうなんでしょうね……マンガや本はその主人公にひたすらなりきって読み上げたりしていたので、小さい時から興味はあったのかもしれません。でも、そういうことも恥ずかしくて、誰にも言えませんでした。
――高校生になると、周りは将来の夢や進路が徐々に明確になっていきますよね。
大学や就職とか現実的な進むべき道をみんなが考え始める中で、私は夜中に観たアイドルのライブが忘れられず、モヤモヤしていて……でも、何の仕事を目指せばいいのかも分からない。
「どうしよう」「どうしたらいいんだろう」という焦りがありました。大学に行く選択肢はなくて、なんとなくどこかに就職するのかな……と。小さい子の相手をするのが好きだったので、母からは「保育士の資格を取ったら?」と勧められたこともありました。今まで何かを強制されたこともなくて、末っ子ですごく自由に育ててもらって感謝しています。