くらし情報『我々はユーザーのために立ち上がる - 冨田COOに聞くVivaldiブラウザ(前編)』

2015年3月23日 06:00

我々はユーザーのために立ち上がる - 冨田COOに聞くVivaldiブラウザ(前編)

しかしTetzchner氏は2010年1月、同社CEOのポストを後任に譲って経営の第一線から退き、さらに翌2011年6月には同社を去る。Tetzchner氏がOperaを辞めた理由は公式には説明されていないが、その後の報道などを見る限り、長期的な視点に立ってブラウザの開発を進めていきたい同氏と、四半期ごとの業績最大化を重視する他の経営陣やステークホルダーとの間には、埋められない溝ができていた模様だ。

その後の2013年、Operaはバージョン12を最後に独自開発していたレンダリングエンジンの採用を終了し(セキュリティアップデートのみ継続)、以後のバージョンはGoogleのChromiumプロジェクトをベースとしたブラウザとして提供する方針を発表。

新生OperaはChromiumの開発成果を活用したシンプルなブラウザとして再出発したが、名称こそ同じOperaであるものの実装された機能は大きく異なっており、従来のOperaユーザーからはOpera 12以前とOpera 15以降(バージョン13と14は欠番)は別物のソフトウェアとして認識されている。ChromiumベースとなってからのOperaにも継続して機能は追加されている(Opera SoftwareはChromiumプロジェクト内でエンジン開発の主要コントリビューターの1社となっている)

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