くらし情報『「ビタミンD」の摂取が"冬季うつ"に効果 - インフルエンザや花粉症にも有効』

2014年1月31日 18:44

「ビタミンD」の摂取が"冬季うつ"に効果 - インフルエンザや花粉症にも有効

「ビタミンD」の摂取が"冬季うつ"に効果 - インフルエンザや花粉症にも有効
日本でも年々うつ病の患者が増加。2011年には、厚生労働省の定める「5大疾病」の中にうつ病を含む精神疾患が加わり、患者数は約323万人と「5大疾病」のなかで一番多くなっているという(平成20年現在)。

うつ病など精神疾患には、季節によって発病する疾患が存在。その中でも、日照時間の短くなる冬には「冬季うつ(冬型SAD)」になる危険性が高まる。この病気の原因は、日照時間が短くなることで起こる「ビタミンD不足」。日本でも北海道や東北、北陸地方のような日本海側で、緯度が高く、日照時間が少ない地域に多く見られる。

「冬季うつ」は通常のうつとは少し違った症状が現れ、生活のリズムの変調などが見られる疾患。特に顕著なものが、冬になると眠くてたまらない、甘いものが欲しくなるという症状で、うつと自覚しにくいが、10月~11月頃から始まり3月ごろには快方に向かうようなパターンが見られる場合、冬季うつの可能性が高いといわれている。


冬季うつを解消するためには、照明器具による治療よりも「ビタミンD」の摂取のほうが効果的という結果が出ている。冬季うつの患者15人のうち8人には「ビタミンD」のサプリメントを投与、7人には光線療法を実施したところ、両群ともにうつ病は改善に向かったが、光線療法(36%)

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.