ソニー新「4Kブラビア」はテレビのユーザー体験とライフスタイルを変えるか - 輝きを放っていた体験会&発表会
「画質と音質の評価が高い」と自負する。
そこで新4Kブラビアだが、大きなトピックの1つは新しい映像エンジンの「4K高画質プロセッサー X1」だ。2011年から開発を始め、今回の新4Kブラビアで満を持して投入したという。X1プロセッサーの役割を簡単にまとめると、入力映像をリアルタイム分析したうえで、X1以降の機能ブロックに対して最適な画像処理の指示を行う。機能ブロックは大きく3つあり、高精細化の「X-Reality PRO」、広色域化の「TRILUMINOS DISPLAY」、高輝度化の「X-Tended Dynamic Range」だ。
もっとも分かりやすかったのは、2K(フルHD)映像を4K映像に補間するアップコンバートで、従来との違いをはっきり見て取れた。フルHD映像をフルHDテレビで見るより、新4Kブラビアのアップコンバートで見たほうが明らかに美しい。これはぜひ店頭で体験してほしい機能だ。
なお、X1プロセッサーを搭載する新4Kブラビアは、75V型「X9400C」、65V型と55V型「X9300C」、65V型「X8500C」となる。
もう1つのポイントは、サウンド面でのハイレゾ対応だ。