堂本光一、コロナ禍だからこそ新たな発想 ジャニーさんには「ゆっくり休んで」
映像的に嘘をついてる部分も結構あるんですけど、それができるのがいいですよね。ただやっぱり映画館で上映するつもりで撮影していたわけではないので、心残りもたくさんあります。編集中も「あ~、別のカットないかなあ」と思っても、「ないなあ!」ということが多々ありました(笑)。
——最後に、映画を待ち望んでいる人にメッセージをいただければ。映画館で上映されることで、今まで見てなかった方も気軽に観られる機会になるのかなとも思います。
そもそもミュージカルというもの自体が、まだまだ世の中的には敷居が高くて、言ってみればいい値段ですし、「敷居の高い感じがなくなるといいよね」なんて、井上芳雄くんと話してたりもします。『SHOCK』本編で言えば、劇場の構造的にも東京・大阪・博多でしか上演は不可能なので、そういった意味では映画という形で、舞台を観に行くよりも値段は安く、敷居の高さを感じないで観にきていただけるのは、とても良いことです。このコロナ禍で、「映画館に行ってね」と言いにくいという感覚はありますが、同時期に帝国劇場ではスピンオフを上演していますので、今までご覧になったことがない方も、この映画を見て、ストーリーの先がどうなっているんだろうと気になってもらえたら嬉しいです。