LTEモデルを日本で先行発売する史上最薄・最軽量のSurface 3 - 日本マイクロソフト「New Surface Press Conference」
Surface Proの国内発売は2013年6月7日だが、当時のドル円レートは約98円。Surface Pro 2は同年10月25日発売だが、レートは約97円と100円を切っている。そして現在は1ドル約120円だ(2015年5月19日時点)。
このレート差はワールドワイド企業であるMicrosoft/日本マイクロソフトに大きく影響し、Surface Pro 3も2015年6月1日から事実上値上げする。Surface 3はこのレート設定を反映させたため、やや高額な値付けがなされたのだろう。
囲み取材で樋口氏も「各社(為替レートという)同じ条件のため、その土壌で勝負したい」と語っていた。現時点では、Microsoftが行っているようなSurface RTなどの下取りキャンペーンも予定していないため、いかんせんSurface 3は高額なデバイスとなってしまう。
割高感のあるSurface 3だが、デバイスサイズや622g(4G LTEモデルは約641g)の軽量ボディ、Intel Atomが実現する長時間のバッテリ駆動(最大約10時間の動画再生)など利点は多い。
Surface Proシリーズと比べるとスペック面の魅力は足りないものの、ブライアン・ホール氏の言葉を借りれば、Surface 3は「過去の経験をすべて投入した最高のデバイスを目指した」