愛知県名古屋市で開催! 「いつだって猫展」で江戸時代の猫達に会ってきた
ちなみに、現在ねこフォントなんていうウェブサービスも人気です。ためしに「化け猫」とサイトに文字を打ってみると、「bakeneko」と、猫の体を使ったアルファベットが生成されます。なんとなく国芳の当字に通じるところがあって素敵なサービスだなと思います。
○猫が合体して巨大猫に!
天保末期に始まった猫ブームですが、その後も猫の戯画は描き継がれたそうです。国芳の弟子である芳藤の作品がこちら。師匠の戯画精神をしっかりと継承していますね。
何となくですが、こうしたおどろおどろしい猫の顔は、実際の猫がアクビした瞬間にも似ているなと筆者は思いました。アクビをする猫は可愛いですが、大きく裂けた口、鋭い牙、そうした猫の野生味が出る瞬間でもあります。
○写真コーナーも!
そして最後には、来場者参加型のコーナーも! 愛猫の写真を貼るコーナーや、「どの猫が好き? 」と題して展示されていた猫の人気をランキングにするコーナーがありました。
なお、愛猫の写真をプリントして会場に持参すると、観覧料が100円割引されるそうです(返却不可)。愛猫家の皆さん、是非持ち寄ってみてはいかがでしょうか。
○会場詳細
会場は愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1名古屋市博物館。