くらし情報『うちがモバイル活用を進める理由 (4) DNPがオリジナルのAndroidタブレットを出したって知ってました?』

2015年6月3日 11:46

うちがモバイル活用を進める理由 (4) DNPがオリジナルのAndroidタブレットを出したって知ってました?

こうした色のばらつき(色差)は、通常「ΔE」という指標で表される。同社が開発したIROMIエンジンは、このズレを補正することができるのが特徴となる。日本マイクロソフトはΔE10以内(数字は少ないほど色差が少ない)という基準軸を設けているというが、IROMIエンジンはΔ4以内に収めることができるという。同社の独自調査では、現状の市販のタブレットの多くがΔEは6.5~8台だったとのことで、こうした製品に比べて色差が少ないのが特徴としている。

これは、複数のディスプレイメーカーが混在している製品でも、その違いを吸収して色差を抑えられるということで、実物との色差、そして同じ製品間での色差が極力抑えられるという。

閑氏は「DNP139年の歴史の中で、印刷したときに実物と色をそろえるようにしてきた。デバイスが変わっても、それを追求していくのが使命」と話す。閑氏は教育現場を例に取り、「リトマス試験紙の色を表現するのに、隣の席の人と色が違ったら意味がない」と話す。
また、商品の説明やコーポレートカラーの表示でも実物と色が異なっては意味がないため、こうした「正しい色に補正する」技術が重要だと説明する。

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