2015年6月9日 12:37
女性は男性の顔のどこを見ているか--結婚には「外見の魅力が劣る人」を好む
二つ目は性的成熟の特徴であり、高い頬骨、狭い頬など。三つ目は、表現力の特徴で、眉毛の位置の高さ、大きな瞳、微笑などです。つまり、ここでも共通して言えることは、目やあごなどが魅力に影響しているということです。
つまり男性だけに止まらず、人は相手の顔を見る上で、漠然と見ているようで、実は目やあごといった顔の部位に無意識のうちに注目し、そういった魅力を判断していたんですね。
※写真と本文は関係ありません
○著者プロフィール
平松隆円
化粧心理学者 / 大学教員
1980年滋賀県生まれ。2008年世界でも類をみない化粧研究で博士(教育学)の学位を取得。京都大学研究員、国際日本文化研究センター講師、チュラロンコーン大学講師などを歴任。専門は、化粧心理学や化粧文化論など。
魅力や男女の恋ゴコロに関する心理にも詳しい。現在は、生活の拠点をバンコクに移し、日本と往復しながら、大学の講義のみならず、テレビ、雑誌、講演会などの仕事を行う。主著は『化粧にみる日本文化』『黒髪と美女の日本史』『邪推するよそおい』など。
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