くらし情報『「攻殻機動隊の世界はどこまで実現できるか?」- 神山健治と冲方丁が慶大教授らと公開ブレスト』

2015年6月15日 11:46

「攻殻機動隊の世界はどこまで実現できるか?」- 神山健治と冲方丁が慶大教授らと公開ブレスト

「攻殻機動隊の世界はどこまで実現できるか?」- 神山健治と冲方丁が慶大教授らと公開ブレスト
●「ロボットの恐ろしさは姿かたちではなく年をとらないこと」

2015年6月12日、「攻殻機動隊REALIZEPROJECT」の説明会が東京・六本木で行われた。記者説明会の第1部に続いて行われた第2部のレポートをお送りする。第2部では「攻殻機動隊S.A.C. 」シリーズ監督・脚本を手がけた神山健治氏や、小説家で「攻殻機動隊ARISE」シリーズ構成・脚本、「攻殻機動隊新劇場版」脚本の冲方丁氏らアニメ作品関係者のほか、慶應義塾大学大学院の稲見昌彦 教授、南澤孝太 准教授を迎えて、REALIZE公開ブレスト「攻殻機動隊の世界はどこまで実現できるか?」と題したトークセッションが行われた。

○まずはロボットや義体 - 「どこまでが自分の身体なのか」

トークはまずロボットや義体の話から始まった。神山健治氏は「攻殻機動隊 S.A.C.」時代を振り返り、当時は既にある技術とまだ存在しない技術間の差異を描くために「現実と未来のテクノロジーをなるべく接近させるように描いた」と語った。義体は身体に物理的に繋がったかたちで身体拡張を起こすもの、ロボットは自分の身体から離れた遠隔操作をする対象で自分の分身、あるいはAIが搭載されて自律的に動くものという捉え方だったという。

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