丘山晴己×小野塚勇人×山口乃々華「自分たちにしかできない作品に」 韓国発ミュージカルへの挑戦
小野塚:一人ひとりの人格を人間として観てもらえるように掘り下げることが、この作品をよくするにあたっての必要なことだと思いました。自分にとっては、それプラス歌の表現。1人の人間がずっと歌う感じではないので、人格が変わった中での歌には、その人のストーリーもあるので、そこはしっかり集中して掘り下げて、いいものが作れたらいいなと思っています。
山口:ジョアンはマットほどではないのですが、年齢が変わっていくので、その違いを面白く出せたらいいなと思っています。ジョアンとマットは、いろいろなものと戦いながら頑張って生きていくなかで多重人格が芽生えてきてしまう。背景がとても過酷なので、そこをしっかり理解したいと思います。
――最後にファンの方へ本番への意気込みをお願いします!
丘山:今まで演じたことのない役で、それはたぶん3人とも同じ。それぞれのファンの方たちを驚かせたいなと思います。
今まで見せたことがなかった自分もどんどん見せていくチャレンジだなとも思っているので、まだ出していない、隠しているものを全部出していきたい。僕自身まだ見たことない自分がいるかもしれないので、それをお客さんにも観てもらいたいと思っています。