くらし情報『鳥越裕貴、“2.5次元”で「表現の楽しみ増えた」『文ステ』あるあるも明かす』

2021年4月15日 20:00

鳥越裕貴、“2.5次元”で「表現の楽しみ増えた」『文ステ』あるあるも明かす

と思うようになりました。逆に僕自身も(舞台を観て)原作のファンになったりもしているので、架け橋にもなるんだな、と。

役者としても、原作をリスペクトして「この絵が欲しいからこの動きをしたい」とか、「でもここは舞台だからこう表現をしよう」とか、演劇を表現することに対しての楽しみが増えましたし、それも面白さなのかなと思います。

——ファンの方も「ここは原作でこう描かれてるから、舞台でこう表現されてるんじゃないか」といろいろ考察をされたりもしていますよね。

2.5次元作品のファンの方も、原作ファンの方も、考えが深いですよね。だからより演劇を好きになったり面白がれたり、豊かになる気がしていて。どんな舞台でも「これはこうやったな」という観劇終わりの感想戦が1番楽しかったりもするので、そういう楽しみを知っていただけたら嬉しいです。

——ちなみに、鳥越さんの思う“『文ステ』あるある”はありますか?

絶対に、5日以内に通す。
大体、台本持たずに通す。今回も4日目くらいで覚えたりしたんですけど、こんな現場なかなかないです。初演の時には「早いなあ」と思うくらいだったんですが、その次の『黒の時代』で谷口賢志さんが「おい鳥、あの現場どうなってるんだ! 台本もらって2日で通すとは!」

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