2015年7月6日 21:56
Googleストリートビュー、松下村塾など「明治日本の産業革命遺産」を追加
グーグルは5日、「明治日本の産業革命遺産」がユネスコの世界遺産に登録されたことを受け、松下村塾など28施設をGoogleマップのストリートビューで公開した。
「明治日本の産業革命遺産」は、19世紀末から20世紀初頭に、日本の近代化を牽引した製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業に関連する遺産で、現在も稼働する工場を含む23の構成資産からなっている。
今回のプロジェクトは、「明治日本の産業革命遺産」(23構成資産)のうち17構成資産から、新たに23施設を撮影した。既に公開済みだった5施設とあわせ、計28施設をストリートビューで閲覧できる。
新たに公開した「松下村塾」では、通常は立ち入りが禁じられている室内も許可を得て撮影。吉田松陰が授業を行っていた部屋や寝泊まりしていたといわれる屋根裏部屋の写真を公開した。
○公開された「明治日本の産業革命遺産」(全28施設)
※は以前から公開済みの施設
1.端島炭坑※
2.松下村塾
3.松下村塾(吉田松陰幽因ノ旧宅)
4.三池炭鉱専用鉄道敷跡
5.三池港
6.三池炭鉱 宮原坑
7.三池炭鉱 万田坑 ※
8.小菅修船場跡
9.旧グラバー住宅 ※
10.高島炭坑
11.三重津海軍所跡
12.三角西(旧)