くらし情報『歌舞伎フェイスパックが挑む! 中国巨大市場 - 一心堂本舗の越境EC戦略』

2015年7月9日 12:00

歌舞伎フェイスパックが挑む! 中国巨大市場 - 一心堂本舗の越境EC戦略

歌舞伎フェイスパックが挑む! 中国巨大市場 - 一心堂本舗の越境EC戦略
ネット上では情報だけでなく、BtoCのビジネスもボーダーレス化している。とは言っても、海外向けのECサイトを作れば済むという話ではない。

当初は調剤薬局向けの食品メーカーであった 一心堂本舗が、思いがけない市場の反応をキッカケに、アリババグループの運営する中国最大級のショッピングモール「天猫(Tmall)」の国際版「天猫国際(Tmall Global)」への出店に乗り出した。

その理由と目的、そして越境ECの難しさを、同社代表取締役社長 戸村憲人氏に伺った。

○ネット上のブームだけならよかったが……

戸村氏は2011年9月、一心堂本舗を設立。「江戸時代に貝原益軒が著した養生訓を現代に用いる」をコンセプトに、健康感のある菓子などを調剤薬局へ卸売する事業を始めた。

転機が訪れたのは2013年4月。銀座の歌舞伎座リニューアルの際に商品の提案に出向いた際に、同施設内に販売ブースを持つこととなり、土産物向けに歌舞伎をモチーフとした商品の開発を始めた。
その中の1つが、のちのヒット商品となる「歌舞伎フェイスパック」だ。

「パッケージの内側には歌舞伎の説明を日本語と英語で入れるなど、ただ楽しいだけでなく、文化を知ってもらう商品にしたいと考えました。

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