黒羽麻璃央&立石俊樹、名作『ロミジュリ』への挑戦「自分が演じる意味を見つけたい」
○■「柔軟に」というアドバイス
——黒羽さんから立石さんに、小池先生の稽古に挑むにあたってのアドバイスはありますか?
黒羽:昨日ついた稽古がころっと変わったりもするけど、そこは柔軟に(笑)。柔軟にしないと、「この感情で動くはずだったのに」と、パニックになっちゃう。
立石:なるほど、柔軟に……。
黒羽:でも間違いなく良い方向に運んでくださるので! 2年前はWキャスト自体が初めてだったし、「こんなに演出が細かいんだ」と驚いたんです。手の角度や倒れ込んだ時のポーズまで演出がついていてびっくりしたんですけど、いざ劇場で自分が出ていない時の場当たりやゲネプロを観ると、やっぱりすごくきれいで。「こんなに計算して作られてるんだ、すごいな」と気付くことが出来ました。
——それはWキャストならではですね。では、最後に改めてメッセージをいただければ。
黒羽:僕は『ロミジュリ』という作品に出会って、「もっと上手くなりたい」「これからもミュージカルをやっていける人間になりたい」と思うようになりました。色々な出会いをくれた作品ですので、今回も新たな出会いが楽しみだし、また面白いことが始まっていく予感がするので、ぜひお楽しみに!
立石:僕はとにかくワクワクしています。