くらし情報『日本人は感情表現がフランス人と全く違う! - 語学学校を営むマルチリンガルなフランス人の働き方』

2015年7月14日 11:30

日本人は感情表現がフランス人と全く違う! - 語学学校を営むマルチリンガルなフランス人の働き方

しかし2010年に父が急死し、ショックで長い間ふさぎ込むことに。どうにかして気分を変えなければと思っていたある朝、目覚めた途端に「そうだ、ベトナムへ行こう!」と直観的にひらめいたんです。自分の感性を信じて、今の夫と一緒に仕事を辞めてホーチミンへ旅立ちました。

ホーチミンではベトナム語を学びながら、現地のインターナショナルスクールで英語とスペイン語を教えました。学校で語学を教えたのはこれが初めてでしたが、とても楽しく自分に合っていると感じました。

ベトナムから故郷に戻ってからは、地元近くの高校・大学で、英語・フランス語・スペイン語を教えてきましたが、フランスでは古いカリキュラム通りの授業を強要され、学校側と衝突することもありました。もっと自由に語学の楽しさを知って欲しいという願いが強くなり、思い切って自分で語学学校をスタートさせることに。現在は少人数制で英語とスペイン語を教えています。


■お住まいの地域では外国語を学ぶ人が多いのですか?

私の故郷であるミュルーズは、ドイツ、スイスの国境までそれぞれ車で30分程度の場所に位置しており、周辺で石炭が取れたことから17世紀以降フランスとドイツとの間で土地争奪戦が何度も起こった地域でもあります。

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