くらし情報『データを集めて「発明」するコンピュータ「ワトソン」とは』

2015年8月3日 15:06

データを集めて「発明」するコンピュータ「ワトソン」とは

また、現在は教育分野においてもコグニティブ・コンピューティングを役立てようと開発が進められているという。特定の問題をかかえる生徒に対し、教師が対応するためのアシスタント的な役割を果たすという。

米国ではワトソンを使った「CogniToys」というおもちゃが登場している。このワニのおもちゃに話しかけると、無線経由でインターネットに接続し、ワトソンがバックボーンで処理をして子供からの質問に答える。子供の年齢や好みを理解して会話のレベルを変えることもできる。

また、ワトソンをソフトバンクの「Pepper」のバックボーンとして動作させるデモでは、ヤマダ電機の店員として、客と4Kテレビの商談を自然な日本語で行う様子が公開された。ロボット店員というのもまるでSFのような話だが、すでに実現まであと一歩というところまで来ているようだ。

●1年間で4年間分の進化をするワトソン
○Watson Yearの1年は実世界の4年分

ワトソンのロードマップについての質問があったときに、IBM Watson事業シニア・バイス・プレジデントのマイク・ローディン氏の口から、興味深い言葉がでた。
ワトソンの開発チーム内では1四半期で通常の1年分の進歩があるという。

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