大学デビューの落とし穴 (9) 8月:自由すぎる夏休みの理想的な過ごし方とは?
ことを習慣化してください。本は、難しければ難しいほどイイです。全く意味がわからなくても、数行読んで寝ちゃってもいいので、とにかく拾い読みをしつつ通読してみてください。
「一体なんの意味があるのか?」とお思いでしょうが、これは大変意味のあることなんです。というのも、ひとは大人になるにつれ「仕事などで必要な情報をコンパクトにまとめた本を必要に迫られ急いで読む」ことに時間を取られるようになっていきます。それは「情報収集」ではあっても「読書」ではない。
○社会人になると本を読むのがしんどい
つまり、情報を受け取るだけで終わってしまって、自分なりに本の内容を解釈したり、そこから新しいアイデアを生み出したりといったことがどんどんできなくなっていく。「そんなこと言ってないで、大人になってからも「読書」を頑張ればいいじゃないか」と思うでしょう? でもね、なんかもうダルさに負けるんですよ。
仕事で必要な本を読んだら、あとの時間は寝たりとかゲームしたりとかしたいの。わたしの周りの真面目なサラリーマンたちもそう言ってますので間違いありません。
難解な哲学書や、一生かかっても読み終わらなさそうな本(『失われた時を求めて』とか)