2015年8月10日 10:05
胸が垂れ、シワやセルライト増加…30代後半から始まる"惨劇"を防止する方法
女性ホルモンは「エストロゲン」(卵胞ホルモン)と「プロゲステロン」(黄体ホルモン)に大別できるが、それぞれのホルモンが体におよぼす影響は異なっている。それぞれのホルモンが欠乏すると、体形の変化以外に以下のような症状が引き起こされる。
プロゲステロン欠乏によって起こる症状
乳房痛 / 腹部膨満感 / むくみなど
エストロゲン欠乏によって起こる症状
肉体疲労の回復悪化 / 骨粗しょう症 / 顔の血色悪化 / 瞳の乾燥 / 髪の乾燥 / 頭頂部の薄毛 / はりのない頬など
○体形に訪れる変化
では、この2つの女性ホルモンが減ることによって、体形にはどのような変化が訪れるのだろうか。
「まず、エストロゲンが減るとバストが垂れて見た目が悪くなりますね。さらに顔が乾燥してきて、唇や目の下の細かい小じわが増えます。そしてプロゲステロンが減ると、セルライトが増えます。おなかやおへその下から太ももにかけた部分、いわゆる『お肉がいらない場所』への脂肪が定着しやすくなります。体形も、上半身から下半身にかけて膨らんでいく『洋ナシ型』になってきますね」。
この見た目の変化は、女性ホルモンの分泌量が低下し始め、かつ基礎代謝量も落ち込んでくる30代後半ごろに起きることが多いという。